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実は使いまわし!?コンサルティングファームのケース面接のお題
最終更新日:2022年06月04日
始めまして、16卒外資系コンサルティングファーム内定者です。
コンサルティングファームの選考対策となると、真っ先に出てくるのはやはりケース面接だと思います。しかしそのケースのお題というのは実は使いまわされていることが多々あります。グループディスカッションのお題なども同様のことがありました。
ケース面接
一応簡単に説明しておくと、ケース面接とは抽象的なお題や実際のビジネスの問題を面接官から出題され、それに回答していくという形式のコンサルティングファームではおなじみの面接です。
これがコンサルティングファームで課されるのは、論理的思考力、プレゼンテーション能力、ディスカッション能力など、コンサルタントに必要な素養をはかることができるからです。
フェルミ推定という、「世界で消費される一日のトイレットペーパーの面積は?」などといった到底答えのわからない数字を筋道立てて答えを導くというタイプの問題が出題されることもあります。
あくまでその場で考える前提があっての選考なのですが、もし事前にケースのお題がわかっていたら…
友人と問題がかぶった!?
私がある外資系コンサルティングファームの選考を受けた時のことです。
私のゼミの友人が、私の一つ前の選考プロセスでその会社の選考を受けていたので、一応どんな感じの面接だったのかを尋ねました。友人は「紙に書いて先に考えるタイプで、お題は○○だったよ」と教えてくれました。
翌日、私の面接の時、紙を見たときにびっくりしました。全く彼と同じお題だったのです。同じお題なんて出ないと思い込んでいたので、まったくそのケースについては考えていませんでした。結局私はその場で考えることになりました。
さらに、今度は私が先に選考を受けていた会社があったので、その会社のケースのお題を彼に教えてあげました。友人は一応練習がてらそのケースを解いて、私とディスカッションし、後日その会社の面接に向かいました。
するとなんと、またも全く同じケースが出題されたのです!当然私と彼の二人で出した答えを書き、残り時間たっぷり残しての解答終了。面接官もたった30分での答えとは思えないとびっくりしていたそうです。
また、私が現在長期インターンシップをしている会社には、結構コンサル内定者が多いのですが、このことを話した時に、自分のところでもあったという話を結構聞きました。
最後に
ケース面接の練習はもちろん積んだ方がいいですし、それは必ず自分の力となると思います。
しかし、「選考対策」という意味では、あらかじめお題がわかっていて、それの答えをゆっくり考えておくことができるならばそれが最高の対策となります。
コンサルティングファーム志望者は大体同じ会社の選考を受けるので、できるだけケース、グループディスカッションのお題について情報交換をしておきましょう。もし同じものでなかったとしても、コンサルティングファームが実際に選考で使用するような問題ですので、解いておくことはいい練習になるはずです。
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