なりたくない自分を考えることは就活のスタートにちょうどいいかも

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最終更新日:2023年10月27日

なりたくない自分を考えることは就活のスタートにちょうどいいかも

自己分析

「将来やりたい」や、「5年後・10年後のなりたい姿を考えましょう」というのは就職活動していると多くの人にアドバイスをもらうと思います。unistyleでも基本的には将来やりたいことを考えながら、就職活動してみるとよいかもとアドバイスしています。

参考:複数内定で迷った場合に何を基準に就職先を選ぶべきか

一方で将来やりたいことも5年後のなりたい姿もイメージできないという人は多いかもしれません。そういう人は「なりたくない自分」というものを考えるのは最初のきっかけとしてよいかもしれません。

本選考とインターンの締め切り情報

なりたくない自分を列挙する

5年後、10年後にどんな大人にはなりたくないですか?人それぞれ様々ななりたくない像があると思います。「電車の中で疲れきっている大人にはなりたくない」、「二言目には仕事の愚痴が出るような大人は嫌だ」、「仕事を楽しんでいない大人になりたくない」といった仕事に対してポジティブな人もいれば、「プライベートや家庭を顧みない仕事人間は嫌だ」といった仕事と距離を置いた大人になりたい人もいるでしょう。「常に夢を抱いていない大人になりたくない」という人もいれば、「大きなことを語るばかりで実績が伴わない大人は嫌だ」と思う人もいるでしょう。「会社に縛られるような人生は嫌だ」と思う人もいれば、「組織に所属せずフリーでプラプラするような大人は嫌だ」と考える人もいるでしょう。仕事面において素直になりたくない自分を考えることは、自分が人生や仕事において何を大事にしているか考えることに繋がります。なりたい大人を話し合うのは恥ずかしくてもこんな大人は嫌だというのは友人同士でも話しやすいと思うので、就活のスタートに考えてみてほしいと思います。


実際に働く人や内定者からなりたくない像を探る

参考:拝金主義?40代で墓がたつ?!キーエンス内定者が内定者懇親会に行って感じたこと

上記で紹介した記事では、キーエンスで働く人は「お金が大きなモチベーション」で「目の前の仕事で成果をあげて成長していくこと」が大事だと考えている人のようです。一方で就活生の中には「お金以上に面白い仕事をしたい、お金が仕事のやりがいと言い放つような大人はイマイチ」だと考える人もいるでしょう。リクルートとキーエンスを併願してどちらにも内定をもらう人は多いようですが、リクルートの人は「将来成し遂げたいことがある、そのための必要スキルを得たい」といった給与以上に志を取る人が多いようです。

また発展途上国に貢献したいと考えて、総合商社やJICAなどの国際機関を受ける人も多くいますが、JICAに内定するような人の多くは「総合商社の人は一言目には採算やビジネスとしての儲けを協調するのでそういう人になりたいと思わない」と考えて志望度を下げるケースが多く見られます。

参考:「途上国の発展に貢献したい」という軸の学生が絶対に受けるべき四つの業界
参考:JICA内定者インタビュー

OB訪問や内定者の話を聞く目的の一つは、上記のように様々な人の話を聞いてなりたい自分を模索するだけでなく、なりたくない自分も一緒に考えることで合っている業界や企業を考えるということにあるともいえます。内定者や社会人の話を鵜呑みにしすぎてしまう人も多いので、このようになりたくない自分を探りながら話を聞くと鵜呑みにせず自分なりに考えながら聞いてみるとより有意義なOB訪問になるかもしれません。

最後に

就活をしていると、会社の都合のいい部分や先輩のかっこいい話ばかりを聞くことになりますが、そうした話に浮き足だつことなくしっかりと自分の考えを持つ上では、なりたくない自分・かっこわるい大人というものを考えておくことが大事かもしれません。自分の身近な大人はかっこいい人ばかりではないでしょう。なりたくない自分というものを考えることは、地に足のついたキャリアを考える上では非常に役立つかもしれません。ぜひ就職活動のスタートに仲のいい友人とともに考えてみてください。

photo by Martin Thomas

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「就活の進め方」大手メーカー内定者による質疑応答 「就活の進め方」大手メーカー内定者による質疑応答 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態度も単に記憶したものをなぞって言うのではなく、多少演技がかっても熱くいうことが大切ではないでしょうか!◆面接では元気よく、はっきりと話す。自分のキャラが伝わるように意識したまた、面接の際に気をつけていたり、心がけていたことがあれば教えていただきたいです。私は大学は部活動が活動がほぼ大半を占めていたので、その経験については面接官にイメージしやすく(重要)語れるようにしていました。マイナースポーツをしていたのでウィキなどで門外漢の面接官にも伝わるようちょっとしたテンプレートを作っていました。あとは元気よく、はっきり、自分のキャラが伝わるように努めていました。◆差別化をすることに意識しすぎる必要はない!話し方や態度から伝わるものであるESや面接では、他の学生と何か差別化するために行ったことはありましたか?差別化はそもそもマイナースポーツを行っていたので少しは変わったやつと思われていたと思います。これは人事の方に伺ったのですが、差別化は意識しなくてもその人の話し方や態度から見えてくるとおっしゃっていたので、少しでもキャラをしっかり確立させることが大切かとおもいます。◆質問に回答するときは常に自分に立ち返ること最終面接の質問内容や雰囲気を教えてください。いいお部屋で厳粛な雰囲気で行われました。雰囲気にのまれるひとが結構多いので負けないように頑張ってください。ポイントは繰り返しになりますが回答の際には常に自分に立ち返ることです。そうすれば発言に厚みが増します。◆将来的なキャリアパスを具体的に話した。それによって自分を見直すこともできた自分の志望動機やこれまでの経験を踏まえて、具体的にやりたい仕事などを面接では発言しましたか?やってみたい仕事内容はもちろん勤務地も何年目まではなにしたいまで話していました。熱意が伝わるのはもちろん、じぶんが本当にそうしたいのかを見直すいい機会になります◆逆質問では社員の勤続年数を聞き、それに沿った質問をした逆質問をする上でのポイントを教えてください。逆質問はあらかじめ考えていませんでしたが、よく尋ねていたのは、勤続何年かを尋ね、そこまで働き続けられるモチベーションの源泉や目移りすることはなかったかを質問していました。大手食品メーカーの内定者の学歴や、人間性について◆インターンシップが直接内定に関係するわけではないが、面接のクオリティをあげる上では非常に重要インターンシップに参加しないと大手食品メーカーから内定が出ないのでしょうか?内定者は30人前後ですが、インターン参加者は15人くらいです。インターンが直接内定に関係するかは、コネができるといった意味では関係しませんが、企業のことを深く知り面接での発言のクオリティを上げるといった意味ではとても有利だと思います。◆内定者の学歴は旧帝:早慶:GMARCH:それ以外=3:5:2:0文系、理系のそれぞれの内定者の学歴について、①旧帝大レベル、②早慶レベル、③GMARCHレベル、④それ以外で、それぞれの割合について教えて下さい。文系は旧帝レベル:早慶レベル:GMARCHレベル:それ以外=3:5:2:0理系は詳しくはわかりませんが、旧帝大と東工大でほぼ埋まっていた気がします。◆大手食品メーカーに学閥はない。しかし、高学歴のほうが内定が出やすいのは間違いない大手は学閥があるのでしょうか?私の内定先である食品メーカー2社は学閥は現在のとこを見受けられません。銀行などは早慶優遇などあるらしいですね。。。◆海外経験がなくても内定は取れる。しっかり自分の軸が面接官に分かるように伝えることが大事食品メーカーでは海外展開の話が多い印象なのですが志望理由はそのことに触れましたか?海外展開の話は確かに多く、説明会でも重点を置いて説明していました。しかし私の場合は海外経験がなかったので、海外行きたい話は(他の留学経験者志願者に比して)説得力がないと思い控えていました。あくまで自分の経験に基づいて回答し、自分のキャラクターが最終的にわかってもらうことが大切だと思います。部活動一色だったひとが海外大好きと言っても軸がぶれぶれですもんね。。。◆内定者は自分の経験を熱く語れる人が多い周りの内定者はどういった人が多いと感じますか?何か一つのものに打ち込んだひとしかいない感じがします。それは部活、ボランティア、海外留学などなど。。。自分の経験を熱く語れるひとが多く飲み会が盛り上がります。最後にいかがでしたでしょうか。今回の質問会では大手食品や消費財メーカーだけについての内定戦略だけでなく、本人の具体的な就職活動の軸や業界研究の仕方まで知ることが出来ました。きっと多くの就職活動生の参考になる回答があったのではないかと思います。特に、準体育会系の部長としてどのように強みをアピールしたのか、そしてその強みをどのようにして志望動機につなげたかについては貴重な情報であったと感じます。ぜひ多くの就職活動生に今回の質問会で得た極意を生かして欲しいと思います。photobyMartinThomas 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【大手ES例文6選】ガクチカで学業の差別化できる書き方を解説! 【大手ES例文6選】ガクチカで学業の差別化できる書き方を解説! 本記事では、ESや面接で必ず聞かれるガクチカで学業をアピールした例文を紹介し、ガクチカの書き方、企業がガクチカを聞く意図などを解説していきたいと思います。本記事の構成学業をアピールしたガクチカ例文・学業をアピールしたガクチカ例文①【研究活動】:味の素・学業をアピールしたガクチカ例文②【ゼミ活動】:明治安田生命・学業をアピールしたガクチカ例文③【授業】:TOPPANホールディングス・学業をアピールしたガクチカ例文④【文系】:野村総合研究所・学業をアピールしたガクチカ例文⑤【成績優秀者】:三井不動産・学業をアピールしたガクチカ例文⑥【GPA】:三井住友カード学業をエピソードとしたガクチカの書き方企業がガクチカを聞く意図ガクチカで学業の内容を書く際の悩み・疑問【unistyle独自調査】・そもそも学業をアピールするのはNGなのか【unistyle独自調査】・文系でも学業をアピールできるのか実際の体験談を基にしたガクチカで学業をアピールする際のアドバイス・実際の体験談を基にしたガクチカで学業をアピールする際のアドバイス①三井住友海上火災保険・実際の体験談を基にしたガクチカで学業をアピールする際のアドバイス②ENEOS最後に学業をアピールしたガクチカ例文まず最初に大手企業選考通過者から6つ厳選したESを掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。学業をアピールしたガクチカ例文①【研究活動】:味の素あなたが学生時代に最も⼒を入れて取り組んだテーマを記述してください。(50文字以内)研究室で初の研究内容に挑戦し、研究目標を達成するために毎日の実験計画を立てて着実に研究を進めたこと。上記のテーマの中で、発生した問題や設定した課題について具体的に記述してください。(250文字以下)分析機器の故障により実験が進められなくなったことがある。研究室の分析機器を他の研究室の方が使用中に、測定不能の故障が生じてしまった。当研究室の教授や使用者本人と相談しながら原因特定を試みたものの、一向に解決しない状況だった。また、研究室にその機械を使う人は私以外におらず、説明書の解読を通して機器の詳細を理解することに努めたが、自分の力だけで理解することに限界を感じた。様々な方法を試してもなかなか解決できない状況と、実験計画が崩れ、研究が思うように進められなくなったことに焦りと歯痒さを感じた。その課題を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(500文字以下)故障の原因が特定できない要因に、自身の知識不足があると考えた。当初は、教授の指示に従い、理解をしないまま分析機器の分解や洗浄などを行なってしまっていた。そこで、少しでも早く解決に導くため自ら専門知識をつけて解決方法を考案する必要性を強く感じ、以下の2点に取り組んだ。1点目は、セミナーに参加したことだ。自身の力だけで原理を理解することに限界を感じ、インターネットで分析機器に関するセミナーを探し、参加した。セミナーを通して測定原理の理解を深め、故障の原因とその対策を特定することを試みた。2点目は、セミナーの講師の方に質問表を送付したことだ。講師の方に分析機器の詳細について質問し、頂いた回答の内容から複数の対処法を考え、リストアップした。その後、教授と使用者の方に自ら対処法を提案し、協力しながら実行した。その結果、装置の測定機能を回復させることができた。さらに、自身の使用機器に対する理解が深まり、研究において分析結果の解析から以前よりも深く考察できるようになった。この経験から、問題に対して常に当事者意識を持ち、解決に向けて主体的に取り組むことの大切さを学んだ。選考通過者本選考ES:23卒味の素(研究開発)味の素(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら参考記事学業をアピールしたガクチカ例文②【ゼミ活動】:明治安田生命学生時代に力を入れたこと(400字)私は学生時代、3学部横断型ゼミナールの活動に最も注力しました。3学部横断型ゼミナールは研究分野や学年が異なる学生と共に担当企業様のCSR報告書を作成するものです。当初は、互いが「経済学部は数字に強いであろう」といった学部のイメージによって個人を見ていました。私は、先入観を抱いていると個々の力を最大限に発揮することができないと考え、先入観で分担した仕事を全く別のものに組み直すことを提案しました。この策は相手を理解するという意味で、相手の視点に立つということが有意義であること、そして仕事を別のものに組み直すことで、個性が見えると考えたからです。その後了承を得て実行すると、互いの先入観が打破され1人1人の長所を活かし、短所を補えるチームに変化しました。この経験は社会人になってからも、会社という組織に所属する一人一人が最大限の力を発揮できる環境を整える力として、活かすことが出来ると考えています。選考通過者本選考ES:21卒明治安田生命(営業事務職)明治安田生命(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら参考記事学業をアピールしたガクチカ例文③【授業】:TOPPANホールディングス学生時代特に力を入れたことは何ですか。2点あげてください。(400文字以下)私は、3年生での演習授業と資格取得に力を入れました。演習授業では、4年生と同級生を含めた8人で、千葉県にある干潟の生態系改善策について話し合いました。当初4年生が多かったことから、3年生の意見をあまり聞き入れてもらえない雰囲気がありました。そこで現地における生息生物調査の準備を行う際、生物特定が容易になるよう生物の見分け方と写真を一覧にしたシートを作成するなど、自発的に行動する姿勢を見せました。それにより学年間の壁がなくなり、会話が増えたことで結果的にA評価を取ることが出来ました。また、時間を有効に使うことで、TOEIC740点、統計検定2級、修習技術者(環境部門)を取得しました。今回はこの中でTOEICについて述べます。私がこの資格を受けたのは、英語を話せるようになり、言語の壁を越えて世界中に友達をつくりたいという夢のためです。大学では毎日課題に追われる生活で、英語学習に使える時間を充分にとることが出来ませんでした。そこで、通学中に英語のラジオを聴いたり、風呂場に長文ノートを持ち込んで音読したりと、毎日のルーティンに勉強を組み合わせることで効率的に学習しました。こうした地道な積み重ねで、目標点を達成することが出来ました。仕事においても、日々時間を見つけて努力することで、会社に貢献できる人材に成長していきたいと考えています。選考通過者本選考ES:21卒TOPPANホールディングス(専門コース)TOPPANホールディングス(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら学業をアピールしたガクチカ例文④【文系】:野村総合研究所あなたが面接時に最もアピールしたい内容をお答えください◆乗り越えた困難、挑戦したこと、大学での勉強(600文字以内)あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「最も力を入れた勉強(研究・ゼミ・授業など)」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。特に、目標達成に向けて課題・ハードルだと考えた点、その原因、及び自分なりに創意工夫した課題解決方法を重点的に教えてください。(600文字以内で簡潔に記入してください)私が最も力を入れた勉強は、学部4年次の卒業研究である。私は学部3年次に専門を歴史学に定め、卒業研究は近世イングランド社会の宗教をテーマに据えた。歴史学研究は、現存の史料をもとに客観的な時代像を提示することを一つの目的として掲げる学問である。そのためには、自らの歴史に対する先入観をできる限り留保し、史料を様々な観点から分析することによって過去の社会を記述することが求められる。私は、従来注目されてこなかった政治家の手記を用いることで、同時代についての旧来の認識を修正することを試みた。その政治家を思想史・社会史という2つの文脈から分析することにより、同時代の未だ明らかになっていない側面に光を当てることができると考えたからである。しかし、当該分野についての研究は国内では未開拓の領域であり、これは目的達成のための大きな課題であった。先行研究が少ないということは、分析における参照軸が得られないということであり、手探りで分析を進めなければならなかった。私は同時代を専門とする大学内外の教授からアドバイスを受けることで史料分析の道筋を立て、地道に史料を読み解くことによって研究を遂行した。こうして執筆した論文は大学の優秀卒論賞を受賞することができた。私はこの研究活動を通して、困難な課題に立ち向かうために、効率の追求だけではなく、時には愚直に、地道に取り組むことの重要性を学んだ。選考通過者本選考ES:22卒野村総合研究所(経営コンサルタント)野村総合研究所(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら学業をアピールしたガクチカ例文⑤【成績優秀者】:三井不動産今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競った事、失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。①大学入学までの経験の詳細と、その経験が今のあなたにどうつながっているのかをお書きください。(テーマ50字、時期50字、詳細内容350字以内【テーマ】交換留学中に語学力の大幅な向上と現地高校生ならではの体験への積極的参加の両立を目標に掲げ奮闘した経験【時期】高校2年生から3年生にかけて10か月間アメリカ〇州へ長期交換留学をした際。【詳細内容】留学当初は授業で私だけ別宿題を渡され、チアの入部試験を免除された。現地生と同等の扱いを受けてこそ真の目標達成だと考え、“留学生枠”として受ける特別扱いを取り払う努力を重ねた。語学力向上には現地校での勉学を徹底的に行うことが最善と考え、常にトップの成績を維持した。課外活動では何事にも先入観なく取り組むと決め、自分の興味関心に関わらず様々なことに挑戦し、コーラスではミシガン地区代表として合唱団に選出された。最終的には現地校の学業運動成績優秀者として表彰されたほか、帰国後受けたTOEICでは920点を獲得し留学前から大幅に伸ばし課題克服と目標達成を感じた。この経験から目標に向かい努力をする意義と努力した分得られる対価が大きいことを体感し、現在でも日々目標に向かって徹底的な努力をしている。選考通過者本選考ES:21卒三井不動産(総合職)三井不動産(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら学業をアピールしたガクチカ例文⑥【GPA】:三井住友カード学生生活で一番力を入れて取り組んだ経験を教えてください。また、なぜそれを一番頑張り、どのような行動をしてきたかも合わせて教えてください。(400文字以下)私は学業に一番力を入れました。なぜなら大学のために上京したことと、学業を通じて知識と応用力を身につけ、社会で活躍したいと考えたためです。目標としてGPA3.5の獲得を目指しました。そのために提出物の期限を守るなど当たり前の事をこなすことと、友人と共に学びアウトプットをすることの2つを意識しました。初めはアルバイトや習い事との両立に苦労をしましたが、優先順位をつけて計画し、すべきことを明確化することで効率をあげることができました。また友人と取り組むことで自習を習慣化できました。テスト期間には自ら質問を募り教えることでさらに能力を高められました。この結果GPA3.7を獲得し、上位1%の成績優秀者として表彰も受けました。また友人の単位取得に貢献したことでさらにやりがいを感じました。この経験から計画性を持って取り組むことの重要性と周囲を巻きこむことで取り組む環境を作ることの大切さを学びました。選考通過者本選考ES:22卒三井住友カード(基幹職)三井住友カード(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら学業をエピソードとしたガクチカの書き方続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。ガクチカは基本的に上記のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。このフレームワークを基に、「学業をエピソードにしたガクチカの書き方」を紹介していきます。今回は、下記のガクチカを具体例として解説していきます。※下記でそれぞれ解説しているフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。(1)結論考察力という長所を活かして「●●技術の開発」に取り組み、学会での発表を目指した。⇩(2)動機学部■年次に、自己成長の観点から従来とは異なる分野の研究室への配属を志望し、実験的なテーマを選択した。⇩(3)目標・困難学会での発表を目指して開発に取り組む中で難しかったのが、問題に直面した際にその真因の特定および解決が困難だったことである。マイナーなテーマであるがゆえに先行研究が少なく、論文による調査が難しかった。⇩(4)取組み・工夫とその結果そこで私は以下の2点において創意工夫を凝らした。1点目は「真因の特定に対して原因と考えられるものを洗い出し、検証実験によって真因を絞り込むことで効率を高めたこと」である。2点目は「真因の解決に対して、実験面だけでなく解析面からもアプローチを試み、多角的な視点から捉えることで実現可能性を高めた」ことである。この工夫により真因を特定して解決することができ、●●技術の開発に成功した。その結果、国内外の学会に参加して口頭発表を行う機会を得ることもできた。⇩(5)人柄失敗も多くあったが地道な作業を繰り返したことが開発の成功に繋がった。⇩(6)学び学生時代の研究内容、そして高い考察力という自身の長所を活かし、▲▲職として御社の成長に貢献していきたい。フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。【参考記事】→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。企業がガクチカを聞く意図冒頭でも少し触れましたが、多くの企業の選考(ES・面接など)でガクチカを問われます。そしてもちろん、それだけ多くの企業がこの質問をするということは、"この質問を通じて、選考の合否の判断"をしていると言えます。そこでまずは、「企業側がガクチカを質問する理由・意図」を紹介します。理由・意図に関しては、大きく分けて2つあると考えられています。経験自体のレベル・スペックを把握するため自社に合う・マッチする人材かを知るため経験自体のレベル・スペックの把握「経験自体のレベル・スペックの把握」は、簡単に言うと"どれだけすごい経験をしているか"、すなわち”経験そのもののレベルの高さ”を評価しています。つまり、学生時代から「並の学生では取り組めないような経験・輝かしい実績」を残していることは、当然それ自体が評価の対象となります。レベルの高い経験をしている学生は、「その背景にある努力・チャレンジしようとした気概」を感じ取ることができます。何となく過ごしていても、ともすれば卒業できてしまう学生生活を自ら意欲的に行動している時点で、"優秀である可能性が高い"と判断されやすいでしょう。自社に合う・マッチする人材か知るため1つ目の「経験自体のレベル・スペックの把握」に関しては、基本的に"優秀さ"という判断基準に基づいています。一方で、"自社に合う人材か・一緒に働きたいと思う人材か"という優秀さ以外の観点も、「重要な判断基準」になります。特に、「未だに終身雇用制度が根強い・勤続年数が長い」傾向の強い日系企業では、こういった観点が重要視されると言われています。経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました。「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、ガクチカでアピールしたい強みを伝えるようにしましょう。【参考】採用と大学改革への期待に関するアンケート結果:一般社団法人日本経済団体連合会企業が学生に求める人物像の傾向ガクチカで学業の内容を書く際の悩み・疑問【unistyle独自調査】ここまで、学業に関するエピソードを用いたガクチカの書き方・大手企業内定者のES例文を紹介してきました。これまで紹介してきた内容を踏まえ、就活生の皆さんからよく聞かれる悩み・疑問への回答を掲載していきたいと思います。本記事では下記の2点を取り上げていますので、参考にしてみてください。そもそも学業をアピールするのはNGなのか文系でもアピールできるのかそもそも学業をアピールするのはNGなのか【unistyle独自調査】結論として学業をアピールするのはNGではありません。ガクチカといえば、サークルやアルバイトが有名ですが学業をアピールしている就活生も多くいます。それを表したグラフが以下になります。このグラフはガクチカではどのエピソードが多く使われていて、どのエピソードが使われていないのか、unistyleに寄稿頂いた22卒、23卒の本選考ES200名分のガクチカ欄を調査し、ガクチカのエピソードの割合を掲載しています。ガクチカを考える際の参考にしてみてください。対象期間:22卒・23卒のES対象のES:unistyle上にある本選考ES(200人)のガクチカ欄対象業界:全業界(公務員を除く)分類方法:学業、サークル、留学、長期インターン、部活、アルバイト、学園祭実行委員、その他で分類このグラフからわかるように学業は4番目に多くガクチカとして利用されています。対象期間である22卒、23卒は大学在学期間中にコロナ禍となってしまったため、アルバイトの割合が高くなっているのではないかと思われます。学業(研究やゼミ活動)の割合が比較的多いのも、同様の理由が考えられます。また、ガクチカはエピソードそのものが評価されるのではなく、ガクチカの評価基準で評価されるので基本的にどんなエピソードでも良いと思います。そのエピソードの中で自分の人柄が一番表れていることや、強みが活かされているものをガクチカとしてアピールすることが重要です。ガクチカはエピソードよりも内容が重要になってきますので、上記のガクチカの書き方を参考に内容を深めていきましょう。ガクチカの評価基準について解説してる記事がありますので参考にしてみてください。参考記事文系でも学業をアピールできるのか基本的には影響はないです。文系学生でもゼミ活動を中心に学業をアピールしている就活生は多いと思います。ゼミ活動は個人ではなくチームで取り組む場合が多いと思うので、組織の中でどのような立場でどんな行動をしてきたのかをアピールすることができます。以下はガクチカでゼミ活動をアピールしたい人に向けて書いた記事になりますので参考にしてみてください。【参考記事】実際の体験談を基にしたガクチカで学業をアピールする際のアドバイス以下では本選考通過者から実際の体験談を基にした学業のガクチカをアピールする際のアドバイスを掲載します。ユニスタイル上に掲載されている選考レポートから厳選していますので参考にしてみてください。実際の体験談を基にしたガクチカで学業をアピールする際のアドバイス①三井住友海上火災保険本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。(100文字以上)ガクチカや高校時代の話、学業の話をする際に毎回目標を持って取り組んでいた事をしっかり伝えられた事が好印象であったと感じる。また面接時にただ質問に答えているのではなく、面接官との会話のキャッチボールが出来ているかが重視されていたと感じる。選考通過者本選考レポート:20卒三井住友海上火災保険(エリア総合職)三井住友海上火災保険(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら実際の体験談を基にしたガクチカで学業をアピールする際のアドバイス②ENEOS面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)面接官の質問に対して一貫性を持たせて応えることを心がけていた。研究発表、ガクチカ、志望動機すべてに関して、自分が胸の内で持っている意志を一貫して貫けているかを意識しながら、自分の本心を正直に述べることを意識した。選考通過者本選考レポート:23卒ENEOS(技術職)ENEOS(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら最後に本記事では、ガクチカで学業の内容を書こうと考えている就活生に向けて例文・疑問点などを解説しました。「学業」は全ての就活生に共通の活動であり、だからこそ"他の就活生と差別化したアピール"が必要になります。本記事の内容を参考にしていただき、自身の"ガクチカ"の精度を高めていただければと思います。また、学業のガクチカを作りたい人や、困っている人は就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーから、過去のエピソードやガクチカを書く方法についてアドバイスがもらえます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。最後に、「ガクチカ」に関するunistyleの記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選 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ANAの人事担当者から学ぶ、「泥水を飲む覚悟」とは ANAの人事担当者から学ぶ、「泥水を飲む覚悟」とは 航空業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】志望者必見!航空業界の職種と仕事内容2.【企業研究】航空業界の大手企業一覧3.【業界研究】航空業界の最新ニュースや動向分析〜2020年に向けて〜4.【業界研究】航空業界で役立つ用語まとめ5.【業界研究】航空業界に有利な資格まとめ6.【業界研究】航空業界のおすすめ本まとめこんにちは、16卒の航空業界内定者です。先日、日経ビジネスオンラインでANAの人財戦略室マネージャーのインタビューが取り上げられておりました。航空業界というと「unistyle就職活動意識調査結果概要」を参照してもわかるように就活生からも人気が高く、それ故にこのマネージャーの方も就活生に対して意識してほしいことを述べています。今回は航空業界内定者として自らが就職活動時に得た知見も踏まえ、記事を分析していきたいと思います。下記では「泥水を飲む覚悟」という言葉が使われていますが、これは何もANAに限った話ではないので、航空業界志望でない方も是非目を通して頂けると幸いです。まずANAの社風として、以下のように述べられています。ANAの社風や求める人物像ANAの社風を一言でいうと何ですか。「変化に強い、変化が好きな人が多い」というのが社風です。たとえば、半世紀ぶりの国産旅客機となる「MRJ」やボーイングの最新鋭中型旅客機「787」の採用を決めたのもANAは早かったですし、ビジネスクラスの座席をスタッガード(ジグザグ)型に配置するスタイルもANAが初めて採用しました。では求める人物像も同様ですか。そうですね。特に総合職だとアグレッシブな人がいいですね。分解すると、いろんなタイプはいますが、主体性があって自分から動く人。そういう人が社内でも活躍しています。昨日はシンガポール支店の社員の取材に立ち会いましたが、よくしゃべる、しゃべる(笑)。前に出たがる人が多いです。参照:「ANA、アグレッシブな人材を求む人財戦略室の松村宏二郎マネジャーに聞く」松村氏の語る「変化に強い、変化が好きな人が多い」という社風については、競合のJALと比較する上でも重要な参考材料となると考えます。上記の社風を象徴する他の例としては、キャビンアテンダント(CA)の正社員化にいち早く踏み切ったことが挙げられます。スカイマーク再建支援をANAが担当することになったというニュースも記憶に新しく、最近では、需要の拡大が見込まれるアジアでのシェア拡大を目指し、アライアンスの異なるベトナム航空にANAが出資することが発表されました。ベトナム航空はスカイチームというアライアンスに属し、一方でANAはスターアライアンスというアライアンスに属しているのですが、このように別のアライアンスの航空会社に出資する事例は今回は異例かつ初となります。人物像についても納得で、OBの就職活動時の話をそのまま引用すると「自分からいかないと受からない」とのこと。「私が私が」という姿勢がないと難しいとおっしゃっていました。ANAの求める人物像を理解した上で、以下ではトピックにも挙げた「泥水を飲む覚悟」についても言及していきます。参考:「なぜ全日空は客室乗務員を正社員化したのか」「ANA、ベトナム航空に出資し提携今秋にも共同運航」ANAの面接で評価される姿勢エントリーシート(ES)はどんなところを見ていますか。行動の事実や自分の経験をしっかり書いてあるかを見ています。<中略>事実や経験を書くといっても、単発や短期間のものよりは、「日記を18年間続けています」など、しっかり継続している方が説得力もあるし、興味は湧きます。面接はどう臨めばいいですか。話す内容をANAが好みそうだとかを考えて、無理に合わせる必要はありません。自社に合いそうかどうか、どんな部署で活躍できそうかは企業側がよく見ています。<中略>総合職の面接では地道なこともできるかどうかも見ています。本社のネットワークや海外とのアライアンスを扱う部署は花形だと言われますが、仮にそこに配属になっても一生その部署で仕事をするわけではありません。ANAにはいろんな仕事があります。言葉は厳しいですが、泥水も飲む覚悟があるか、をよく見るようにしています。参照:「ANA、アグレッシブな人材を求む人財戦略室の松村宏二郎マネジャーに聞く」私自身も就職活動を始めた当時は「会社が好みそうな経験を話そう」と躍起になりましたが、松村氏も示唆する通り、大事なのは自らが何に対して継続して情熱を注いできたのかを等身大で伝えることだと思います。また、「泥水も飲む覚悟があるか」と述べていますが、やはり就活生の思い描く会社の姿と入社してからのイメージには多かれ少なかれ誤差が生じると思います。例え自分の望まない仕事を務めるとしても、それを責任をもってやり遂げられるかということの言い換えとして「泥水を飲む覚悟」とおっしゃっているのだと思います。その覚悟を測る一つの指標として、「継続力」が見られているのだと感じます。その他評価される姿勢は会社によって様々かと思いますが、基本的には以下の記事にまとめられるとおりだと思いますので、参考にしてみてください。参考:「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」会社や業界をフラットに眺める重要性航空業界の総合職というと、海外に商談で旅立つビジネスマンを支援したり、フライトスケジュールを組んだりといった花形の仕事を私達就活生は想定しがちだと感じるのですが、一方で飛行機が遅れた場合のクレーム処理も仕事の一環です。キャビンアテンダントであれば、搭乗者に対するおもてなしで日本の良さを伝えられる・海外との架け橋になれるといった憧れが先行しがちですが、飛行機で酔ってしまった方の対応といった飛行機内の不測の事態・リスクは低いですが飛行機事故と隣りあわせといった側面もあります。ANAや航空業界にかかわらず、私達就活生は「自分のやりたいこと」を押し出して内定を獲得していきますが、同時に「自分のやりたくないこと」に対する覚悟も必要でしょう。説明会では良い面ばかりがフォーカスされがちですが、OB訪問等を活用して会社や仕事をフラットに見る姿勢も忘れないようにすべきだと思います。終わりに華やかなイメージが先行しがちの航空業界ですが、憧れだからとりあえず受けるといった安易な姿勢で選考に臨むと入社後にギャップに苦しむことになるのではないかと思います。自分の成し遂げたいことを達成するフィールドの一つの選択肢として航空業界が存在し、メリット・デメリットを踏まえた上で航空業界を志望すべきなのではないかと思います。強い意志と覚悟を持って選考に参加し、そのような方々と一緒に働けることを楽しみにしています。航空業界の中での比較としては、以下の記事を参考にしてください。参考:「OB訪問とES設問から見るJAL・ANAの違い」photobyMartinThomas航空業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】志望者必見!航空業界の職種と仕事内容2.【企業研究】航空業界の大手企業一覧3.【業界研究】航空業界の最新ニュースや動向分析〜2020年に向けて〜4.【業界研究】航空業界で役立つ用語まとめ5.【業界研究】航空業界に有利な資格まとめ6.【業界研究】航空業界のおすすめ本まとめ 44,731 views
就活は本気でやった方が良いと、社会人になって痛感した話 就活は本気でやった方が良いと、社会人になって痛感した話 ※こちらの記事は、某日系大手メーカーからITベンチャーへ転職した社会人のバナオレ氏からの寄稿です。**********こんにちは、社会人2年目のバナオレと申します。私は16卒として就活し、第一希望の大手メーカーに就職しました。社会人2年目の時に、やりたいこととキャリアの軸が明確になったため、転職を決意。今ではベンチャー企業で働いています。就活当時は「まったり大手で働ければ満足!」と考えていましたが、社会人経験を通じて、働くことへの価値観が一変。「就活をもっと本気でやるべきだった」と、今更ながら後悔しました。私のように入社後に後悔する方がいなくなるよう、社会人目線で就活を本気でやるべき理由をお伝えします。企業選びの参考にしてみて下さい。新卒採用はチャンスに溢れている新卒採用は転職と比較すると、大きなチャンスに恵まれています。以下の2つの理由からそう考えます。・完全ポテンシャル採用・新卒採用の門戸を開いている企業が多くある新卒採用は今後の大きな成長を見込んで、潜在能力を重視する「ポテンシャル採用」です。そのため、会社で働くスキルがゼロであっても、誰でも入社できる可能性があります。さらに、ある程度の規模の企業であれば、どこでも新卒採用をしています。企業から求職者に対して大々的に自社をPRしたりするのは本当に新卒採用くらいでしょう。つまり入社したいと思える企業であれば、誰にでも目指している企業で働けるチャンスが与えられているのです。これこそ、「新卒カード」の圧倒的な強みです。本気で就活しない理由はないと思います。「新卒カード」の凄さを実感した転職活動私は転職活動を通じて、新卒カードの強さを十二分に感じました。就活と比較して、転職で理想の企業に入社するには、大きすぎる壁が2つあります。・希望したい企業・職種の求人が限定されている・希望の求人があっても、スキル・実績が必須新卒時に比べると第二新卒で見られる企業はごく少数で、限られた求人しかエントリーできません。さらに書類通過率にいたっては、新卒ではES全通だったのに対し、転職活動では職務経歴書(エントリーシートのようなもの)の通過率が約25%でした。ここまで違うのか…と絶句したことを今でも覚えています。どんな企業でも働けるチャンス新卒以降は中々巡ってきません。だからこそ、新卒の就活は真面目にでやるべきと社会人になって痛感しました。新卒入社した企業で得られるスキルは一生モノ会社で得られるスキルは、今後のキャリアを歩む上で非常に大切です。理想的な働き方はその人の年齢や状況など様々なフェーズで変化するので、流動的なキャリアを歩む可能性が高まります。理想的な働き方を目指す上で重要になってくるのが「スキル」です。特に、最初に入社して得られるスキルは一生モノで、今後のキャリアを大きく左右します。キャリアを左右するスキルここでいうスキルは「どんな会社でも通用するスキル」であり、社内でしか通用しない固有スキルはスキルではありません。(「社内の仕組みやシステムに精通している」などがそれに当たります)厳しいことをいえば、社内特有のスキルを磨く会社で働き続けると、今の会社から転職するにしてもグレードダウンせざるを得ないです。逆に、社外に通用するスキルさえあれば、自分の理想とする企業にキャリアアップできる可能性がでてきます。他の会社でも十分に成果を出せるため、勤め先の会社に依存する必要もありません。考えるべきはその企業で「どんなスキルが身につくか」このように、就活生が想像する以上に会社で得られるスキルは非常に大切です。そして新卒で就職した1社目で身につくビジネススキルや仕事のやり方は、2社目以降にも大きく効いてきます。適当に就活して、社内でしか通用しないスキルを磨く会社に入社すると、キャリアの選択肢は狭まり、身動きがとれなくなるでしょう。それって怖いことだと思いませんか?なので、どんなスキルを得たら理想のキャリアに近づけるかを考えた上で、真面目に志望企業を選ぶとよいでしょう。最後にどうしても就活は面倒くさくて、途中から適当にやりがちです。しかし、就活期間は今後のキャリア人生と比較すれば一瞬であり、就職で最もチャンスが恵まれていることを知っていただきたいです。就活を本気で頑張ることが、今後のキャリアを楽しく過ごせるかどうかに大きく影響すると思います。仮に第一希望に落ちて、志望度の低い企業に入社したとしても、真面目に就活していれば大丈夫だと考えます。真剣にキャリアに向き合った経験によって、次の会社でキャリアアップするにはどうしたよいか見据えることができるようになるためです。その考えが今後のキャリア人生にきっと活きてきます。もちろん、将来を見据えた企業選びだけでなく、目の前の選考対策も本気でやりましょう。選考は受験勉強と近い部分もあり、対策によって成功確率を高められるところだと思います。どちらかだけを頑張ればよいという問題でなく、ともに真剣に取り組むことが重要だと思っています。陰ながら就活生を応援しております。頑張って下さい!【著者紹介:バナオレ】理系大学院出身、2016年卒。就職活動時には第1志望の某日系大手メーカーへ入社。2017年秋、大学院から始めた副業のスキルを活かし、ベンチャー企業に転職。勤務の傍ら、ブログ「ALIVE×AGAIN」を運営。就活生や若手社会人に向けて、キャリア関連の情報を発信中。・Twitterアカウント:@banaore_alive 31,774 views

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