【グループディスカッション(GD)の頻出テーマ89例】業界別に過去の出題テーマも公開

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最終更新日:2024年03月13日

【グループディスカッション(GD)の頻出テーマ89例】業界別に過去の出題テーマも公開

本記事では、実際の企業の選考で出題されたグループディスカッションのお題・テーマ89例を紹介します。

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グループディスカッションのテーマにおける5つのパターン

グループディスカッション テーマグループディスカッションのお題のテーマは大きく、以下の5つのパターンに分かれます。

テーマ

(1)課題解決型:与えられた課題に対する解決策を考える
(2)売上アップ型:企業の売り上げを増加させる方法を考える
(3)新規事業立案型:企業が取り組むべき新規事業を提案する
(4)抽象テーマ型:抽象的なテーマに対する解決策を考える
(5)意思決定型:与えられた選択肢の中から当事者が取るべき選択を決定する

それぞれのパターンによって出題されるテーマは異なるため、以下でパターンごとに実際に出題されたテーマを紹介していきます。

グループディスカッション(GD)対策におすすめのイベントはこちら
https://unistyleinc.com/topics/26055
https://unistyleinc.com/topics/26715

グループディスカッションテーマ(1):課題解決型

グループディスカッション 課題解決型のテーマ例

与えられた課題に対する解決策を考えるものです。出題例としては、以下のようなものが挙げられます

課題解決型一覧

「外国人観光客の一人当たり支出額を増加させるにはどうすればいいか」
参考:PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社 本選考レポート(コンサルタント職)

「住友不動産がデベロッパーNO.1になるにはどうすればいいか」
参考:住友不動産 本選考レポート

「さらに売れる電気自動車リーフを考えよう」
参考:日産自動車 インターンレポート(技術職)

「一つの時事問題を挙げ、それに対してホンダは何ができるか」
参考:本田技研工業 本選考レポート (事務系)

「今後の旅行業界はどのような業界と手を組んでいけばいいか」
参考:日本旅行 本選考レポート(総合職)

「オリエンタルランドの新卒採用をどのように行っていくか」
参考:オリエンタルランド 本選考レポート(総合職)

コンサルティング業界からメーカー・ベンチャーまで幅広い業界で出題されています。

また、企業によっては選考を受けている業界・自社理解が問われることもあるので注意してください。

グループディスカッションテーマ(2):売上アップ型

グループディスカッション 売り上げアップ型のテーマ例

特定の業界・企業・製品などの売上を増加させる方法を考えるタイプのものです。課題解決型ディスカッションの中の1つとも言えますが、頻繁に出題されるため1つのパターンとして分類しました。  出題例としては、以下のようなものが挙げられます。

売上アップ型一覧

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特にコンサルティング企業の選考で出題されることが多いと言われています。

基本的には課題解決型ディスカッションと同様のプロセスを踏みます。

グループディスカッションテーマ(3):新規事業立案型

グループディスカッション 新規事業立案型のテーマ例企業がこれから取り組むべき新事業を提案するものです。こちらも課題解決型の1つとも言えますが、頻繁に出題されるため1つのテーマとして分類しています。

出題例としては、以下のようなものが挙げられます。

新規事業立案型一覧

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新規事業の創出に意欲的なベンチャー企業だけでなく、幅広い業界から出題されています。

また、日系大手企業では自社の強みを活かした新規事業の立案求められることが多いので、その業界・企業のビジネスモデルについても理解しておくとよいでしょう。

こちらも基本的には課題解決型と同様のプロセスを踏みます。

グループディスカッションテーマ(4):自由討論型

グループディスカッション 自由討論型のテーマ例抽象的なテーマに対する解決策を考えるタイプのものです。

出題例としては、以下のようなものが挙げられます。

自由討論型一覧

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総合商社・銀行・インフラなどのチームワークが重視される日系大手企業の選考で出題されることが多いようです。

このタイプのお題では「論理的思考力」だけでなく、「議論を進める主体性」と「周囲の意見を尊重する協調性」を持ち合わせた人物が評価されやすいと思っています。

グループディスカッションテーマ(5):選択型

グループディスカッション 選択型のテーマ例こちらは、複数の選択肢の中から当事者が取るべき選択を決定するものです。

出題例としては、以下のようなものが挙げられます。

選択型一覧

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業界別グループディスカッションテーマ

業界別 グループディスカッションテーマ例以下では過去に出題されたテーマを業界ごとに紹介します。

総合商社一覧

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コンサルティングファーム一覧

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広告・出版・マスコミ一覧

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食品一覧

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金融一覧

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最後に

グループディスカッションのテーマ例本記事ではグループディスカッション(GD)のテーマを89例紹介しました。

業界ごとに出題されるテーマの傾向が異なるため、自分が志望している業界はどのようなテーマが出題されるかチェックしておきましょう。

なお、グループディスカッション以外にもESや面接に不安があるという就活生には就職エージェントneoがオススメです。アドバイザーから、ESや面接を通過するコツに関してアドバイスがもらえます。

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グループディスカッション(GD)のテーマについて理解できた方は、次はグループディスカッション(GD)の進め方を理解しましょう。

以下の記事からグループディスカッション(GD)の進め方について学ぶことができますので、確認していただければと思います。

こちらの動画ではGDについてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。

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【商社のインターン選考でも使える!!】総合商社の面接質問対策集 【商社のインターン選考でも使える!!】総合商社の面接質問対策集 はじめにこんにちは。16卒の総合商社内定者です。今年はすでに三井物産、伊藤忠商事、住友商事、双日がインターンシップを開催することを発表しており、そろそろ総合商社のインターンの面接対策を始める就活生もいると思います。総合商社のインターンに参加することは非常に重要で、アピールができれば社員の印象に残り、今後の選考にも有利になります。今回は私が実際に総合商社のインターン面接と本選考の面接でされた質問を挙げた上で対策を語ります。総合商社の面接でされる質問は自己PRと志望動機に大きく二分化されます。これに関しては「ロジカル面接術」においても述べられており、数少ない優良な就活本なので時間のある今のうちにぜひ読んでみて下さい。ロジカル面接術2016年基本編1.自己PR自己PRは自己分析の延長線上にあります。自分の人生を振り返り、伝えたいことを一本の串に刺し相手の前に差し出しましょう。また、ただ自分の強みを打ち出すだけでなく、いかに面接官の印象に残るかが重要になってきます。1-1.自己紹介総合商社は非常に人気のある業界で本選考では約100倍-200倍、インターン選考においても約50倍の倍率です。その為、面接官一人が一日あたりに面接する学生の数も多く、印象に残ることが非常に重要になってきます。そこで自己紹介は自分から主導権を握れる数少ないチャンスなので洗練されたものを用意しましょう。1-2.学生時代頑張ったこと(学業)・学生時代に注力した勉強に関して教えて・なぜその研究を選んだのか教えて・卒業論文に関して詳しく教えて・その研究から得られたことを教えて・卒業はできそう?・英語に関しては自信ある?・留学先で感じた文化や価値観の違いに関して教えて内定者で体育会の学生に話を聞くと、「勉強なんかせずにラグビーばっかりしていました。」と潔く勉強をしていなかったことを認め、面接で笑いをとっていた人もいました。しかし、体育会や起業経験などの余程の時間を割かなければいけない課外活動をしていない限りは勉強はしていたというべきでしょう。またその勉強内容が自己PRに結びついていると尚良しです。1-3.学生時代頑張ったこと(学業以外)・学生時代に学業以外で最も注力したことを教えて・サークルの活動内容を詳しく教えて・なぜその団体に入ることを決めたの?・後輩に指導する際に気をつけていた点を教えて・課外活動における挫折経験とそれをどのように乗り越えたかを教えて・その団体において一番苦しかった意思決定に関して教えて・あなたはどのようにリーダーシップを発揮するタイプ?最も自己分析をする分野がこれでしょう。学生時代頑張ったことに関して様々な角度から矢継ぎ早に質問が飛んできます。これも同じで自己PRに一貫性を持たせることで面接官の共感が得られる可能性が高くなります。1-4.自己PRまとめ・簡潔に自己紹介をして志望動機を話して・あなたの強みと弱みを教えて自己紹介、学生時代頑張ったことは一貫性と論理性がある必要があります。つまり上の自己紹介で述べたことと学生時代に頑張ったことの延長線上に自己PRがあります。強みと弱みもそこに触れるとより共感を得られるでしょう。また実際の面接では冒頭、2,3分で自己PRをして下さいと言われることもあるので。様々な長さの時間で自己PRをできるように準備をしておきましょう。2.志望動機本選考においてはなぜ商社なのか、なぜその会社なのか、なぜその部門なのかを細かく何度も訊かれます。インターン選考では希望する部署などは訊かれないものの、商社に入るとしたら何をやりたいかぐらいは話せるようにしておくと良いでしょう。2-1.商社業界に関する志望動機・なぜ商社を志望しているの?・それってメーカーでもできると思うんだけどなぜ商社にこだわる?・トレーディングと事業投資はどちらが重要だと思う?必ずされる質問です。特に本選考ではメーカーとの違いを聞かれる場面は多くある為、インターン選考の頃から意識しておくと良いでしょう。2-2.個別の企業に関する志望動機・組織の三菱と称される弊社でどのような役割を果たしたいか・弊社は「人の三井」といわれるように人材育成に力を入れているが、あなた自身が後輩を育成する際に心がけていたことは?・「三方よし」を実生活の中で意識することはあるか・浮利を追わずという事業精神があるが、利益と正義どちらかを取らなければいけない場面はあったか?・社是「正・新・和」の精神もしくは丸紅スピリットの中で共感するものとその理由を教えてこれに関しては自分が話す会社に対しての志望動機の中に組み込んでおくと説明がしやすいでしょう。全部に触れる必要があるとは思いません。自分が共感できる企業理念、事業精神に関して自分の経験を踏まえたうえで一貫性と論理性をもって話せれば問題ありません。2-3.部門に関する志望動機・エネルギー部門を志望しているようだけど、商社は配属リスクがあるから他の部門になる可能性もあるけど、他の部門でも良いの?・うちはその分野に関しては他商社に負けているけど、それでもその分野に興味があるの?インターン選考ではあまりされない質問だと思います。しかし、本選考に臨むにあたって各商社のセグメント別の状況を横並びにして把握しておくことは必須でしょう。そのクセをインターン選考の時からつけておくと非常に好感度が上がります。2-4.人に関する質問・OB訪問で印象に残っている社員の名前とその理由を教えて・セミナー、OB訪問、面接などで様々な社員とあったと思うけど、どんなところに共感できた?3.その他・今日の日経新聞に商社のニュースが出てたけど読んだ?・最近気になったニュースは?なぜ気になった?・今後の商社業界はどうなると思う?・自分の人生に大きく影響を与えた本とその理由を教えて・尊敬する人とその理由を教えて・40年後にどんな大人になっていたい?・質問したいことはある?・最後に何か言い残したことはある?外資系の面接に比べれば突拍子のない質問は少ないですが、少し考えないと答えられない問題や普段から情報のアンテナを張っていないと答えに窮してしまう質問もあるでしょう。日経新聞やNewspicksなどの経済ニュース媒体に普段から目を通しておくことを強くオススメします。実際に私が就職活動中にどのように経済のニュースを効率的に収集していたのかを下記のコラムにて解説していますので、ぜひご参照下さい。実際に面接でも助かった!総合商社内定者が語るNewsPicks活用法最後にインターン選考は非常に重要です。実際に2016卒の三菱商事や三井物産のインターンに参加した学生は結果的に志望業界からの内定を数多く獲得しています。総合商社志望者はインターン選考といえども気を抜かず、本気で対策をしていきましょう。また、こちらの動画では面接の全体像について紹介していますので、ぜひご覧ください。 21,097 views
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