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証券志望なのに日系証券の違いが分からない学生必見!日系証券5社の特長と採用方式の違い

証券志望なのに日系証券の違いが分からない学生必見!日系証券5社の特長と採用方式の違い

掲載開始日:2015年07月29日
最終更新日:2017年10月21日

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こんにちは、16卒の早大院生です。証券志望の方は分かっている方も多いと思いますが、大手証券が行っている事業は全く同じと言って良いでしょう。事業が同じであるため、「どこを志望したらいいかわからない」「なぜ第一志望が当社なのか? と聞かれた際に説明できない」という方は多いのではないでしょうか。

異なっている点といえば、「どの事業が強いか」「採用方式」「社風」くらいかと思います。社風に関しては、説明会や座談会などに参加し、実際に自身の目で見ることをオススメします。今回のコラムでは、日系大手証券5社の「特長」と「採用方式の違い」について書いていきます。
ちなみに僕は今まで、証券会社を中心に就職活動を行ってきました。証券会社だけで5社のインターンシップに参加しました。その中で得てきた情報・知識などについて共有したいと思います。

証券会社の事業内容について

証券会社の部署には、大きく分けるとリテール、マーケット、投資銀行部門があります。もちろん他にも部署はあるのですが、今回は新卒採用でフォーカスされやすい上記3部署について扱っていきます。各部署に関する説明は、企業説明会で何度か聞いていると思いますので今回は省略します。分からない方は調べてみると良いかと思います。

日系の証券会社

実は、日本には200社以上の証券会社があります。その中で「大手証券」と呼ばれている証券会社は次の5社です。

・野村證券
・大和証券
・SMBC日興証券
・みずほ証券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券

一般的な就活をするにあたっては、上記5社だけ把握しておけばいいかと思います。

また、「どの事業で比較するか」「どの評価基準で比較するか」「どの期間で比較するか」によって、業界内順位は大きく変わります。5社ともに、何らかのランキングで業界1位になっています。

例えば、ある証券会社は「2014年1月~12月の案件数ランキング」を説明会資料に載せたり、またある企業は「2013年4月~2014年3月の売上総額ランキング」を載せたりしています。つまり自社が業界1位になるようなランキングを資料に掲載しているのです。このように、日系大手証券5社は、何で比較するかによって大きく業界順位が変わるという、非常に複雑な業界なのです。

日系証券5社は、独立系証券(野村・大和)と銀行系証券(SMBC日興・三菱UFJモルガン・スタンレー・みずほ)に分けられます。独立系証券とは、銀行や財閥などに属さない証券会社を指します。一方で銀行系証券とは、銀行の傘下になっているか、または銀行と同じフィナンシャルグループに属している証券会社を指します。ひとことで言うと、独立系=専業、銀行系=総合です。それぞれのメリット・デメリットについてまず解説したいと思います。

●独立系の特徴

他グループに属していないので、経営陣に力があるため、経営戦略の意思決定が容易だと言われています。財閥などに属さないため、顧客企業や扱う商品などが限定されにくいというメリットもあります。また銀行系と違い、ずっと証券会社に勤めてきたという人が多いため、個人の専門性は銀行系に比べて高いと言われています。一方で銀行と提携していない分、基盤は弱く、顧客基盤を自身の会社だけで開拓する必要があります。

●銀行系の特徴

銀行と資本提携しているため、資本基盤が非常に強固です。また、銀行・フィナンシャルグループとの連携により、同一の顧客データベースを用いることができるため、顧客基盤の拡大が容易なようです。一方で、証券会社の経営陣の力が弱く、銀行やフィナンシャルグループの言いなりになりがちだと言われています。更に、銀行から出向してきた社員や、兼職している社員も多くいますので、個人の専門性という観点では独立系に劣るとも言われています。場合によっては、証券会社から銀行や信託銀行へ出向することも有り得るかもしれません。ただ一方で、知識や技術の「幅の広さ」という観点では、独立系に勝るとも言えます。

独立系、銀行系それぞれが一長一短であるということが分かったかと思います。ちなみに、かつては【野村・大和・日興】を三大証券と呼んでいました。現在は他2社も肩を並べてきたため、どうやら今は三大証券という括りは意識されないようになってきたようです。
それでは、個々の企業について説明をしていきます。(補足:以下、総合職=リテール部門での採用です。)

野村證券

【特長】
ほとんどのランキングにおいて、証券業界1位をキープしています。どの証券会社の社員に聞いても「野村は圧倒的」と語るほど、業界内では強い存在です。2位、3位にもなっている場合もありますが、長期的な視点で見れば常に業界1位を走り続けています。海外展開も積極的に行っており、規模という観点では野村が圧倒的です。証券志望であれば、まず見るべき企業です。
一方で、社風が独特だと感じる方も多いようで、様々な都市伝説が流れていることでも有名です。都市伝説はあくまで都市伝説ですので、説明会や座談会に参加して実際の社風を見ることをおすすめします。

【採用方式】
・総合職(全国転勤あり)
・総合職(全国転勤なし)
・マーケット部門
・投資銀行部門
・リサーチ部門
・FA社員(リテール特化)

大和証券

【特長】
かつては三井住友フィナンシャルグループとの提携をしており、大和証券SMBCとしていた時期もありました。ですが経営哲学の違い(?)などを理由に提携を解消し、再び独立系証券となりました。ですので「独立系のメリット」を非常に重視している会社だと私は推測しています。ほとんどの業務に関して「中堅」と呼ばれるような順位を保っているイメージがあります。業界内では「国際業務が強い」と言われているようです。国際業務が強い=海外勤務しやすい、というわけではないと思いますのでご注意ください。

また、「女性の働きやすい環境づくり」を重視していることも有名です。女性役員・女性管理職が多く在籍し、厚生労働大臣優良賞を表彰されています。男性のイメージが強い証券業界においては、女性の働きやすさでは圧倒的だと言えるでしょう。

【採用方式】
・総合職(全国転勤あり)
・総合職(全国転勤なし)
・マーケット部門
・投資銀行部門
・リサーチ部門
・フィナンシャル・テクノロジー部門
・IT部門

SMBC日興証券

【特長】
数年前に誕生した証券会社で、三井住友銀行グループの傘下にあります。かつては外資系のシティグループと提携し日興シティという名前でしたが、現在はSMBCと提携しています。日興証券自体の歴史は非常に古いものの、リテールだけの証券会社でした。

ホールセール(マーケット・投資銀行部門)に関してはまだ5年ほどの歴史しかありません。ですので、リテールは強いもののホールセールに関しては未だ発展途上だとも言われています。SMBCと提携したことにより三井系・住友系の顧客基盤があるのはもちろんですが、もともと日興証券が三菱系の企業に強いこともあり、財閥絡みの会社は幅広くカバーできているそうです(社員談)。ですので「後発証券であるものの、顧客基盤の広さを活かして急成長している」というイメージで良いかと思います。

【採用方式】
・総合職
・マーケット部門
・投資銀行部門
・リサーチ部門
・システム部門
・コーポレート部門

みずほ証券

【特長】
みずほフィナンシャルグループの傘下にある証券会社です。みずほフィナンシャルグループが誕生した頃に、興銀証券・富士証券・第一勧銀証券の3社が合併して誕生しました。みずほ証券となるまでは支店を持たず、ホールセール(マーケット・投資銀行部門)に特化した証券会社でした。合併前の証券会社が社債に強かったため、現在でも社債市場には非常に大きな強みを持っています。

また、みずほフィナンシャルグループではOne MIZUHOを謳っていることもあり、「みずほ証券の顧客」というよりは「みずほフィナンシャルグループの顧客」という視点で対応することが多いようです。ですので、前述の「銀行系証券の特徴」が顕著に表れているのではないか、と推測できるのではないでしょうか。

【採用方式】
・総合職(転勤あり)
・総合職(転勤なし)
・総合職IBコース(マーケットと投資銀行業務部門を合わせたコース)

みずほ証券だけ、マーケット部門と投資銀行部門を一括採用としています。ですので、IBコースで内定を得た際にもどちらの部署に行くかは分かりません。希望が通る人が大半ですが、希望が通らない人も多々いるようです。また入社後も、マーケットと投資銀行部門の間の壁を越えて異動することも多々あります。この点は他の証券会社には全くない特徴です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

【特長】
日本最大の金融グループである三菱UFJフィナンシャルグループと、世界的な金融機関Morgan Stanleyの共同出資により誕生した証券会社です。日本最大の顧客基盤を誇る三菱とモルガン・スタンレーが手を組んでいるため、組織の力は絶大なように感じますが、ほとんどの事業について業界内で上位かというと、そういうわけではないようです。

ただ、他証券の社員に「今後、どの証券会社が成長していくと思いますか」「どこが脅威だと思いますか」と聞くと、ほとんどの方がこの社名を挙げます。ですので、業界内では「最も成長性のある会社」だと思われているようです。実際、この会社の説明会資料には「成長率ランキング」のグラフを載せていますし、成長率という観点では圧倒的なようです。三菱の傘下にあること、およびモルガン・スタンレーとの提携をしているということですので、自由度は他社に劣るのではないかと推測できるかと思います。

【採用方式】
・総合職(転勤あり)
・総合職(転勤なし)
・投資銀行部門
・FE(クオンツ・IT開発)コース
・システムコース
※三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、投資銀行部門の採用はありますが、マーケット部門の採用枠がありません。マーケット部門での就職を希望される方は、まず総合職で採用されリテール配属をした後で、異動する必要があります。

採用方式の違いのまとめ

ここまで見てきたように、5社で採用方式(コース別採用)は異なっているということがわかります。まとめてみますと、以下のようになります。

・リテール部門⇒どこも誰でも行ける。(ただ、顧客の新規開拓の方法が独立系と銀行系で異なっている?)
・マーケット部門⇒野村◎、大和◎、日興◎、みずほ△、三菱UFJモルガン・スタンレー×
・投資銀行部門⇒野村◎、大和◎、日興◎、みずほ△、三菱UFJモルガン・スタンレー◎
(◎コース別採用あり、△配属リスクあり、×入社の段階では基本的に行けない)

最後に

今回は、日系証券5社の「特長」と「採用方式」の違いについて扱いました。5社の違いはわずかなようで、意外と大きく違う要素もあります。学生視点で書きましたので、過不足している説明など多々あるとは思いますが、ぜひ参考にしてみてください。

また以下では、日系5大証券会社の内定者の回答を紹介いたします。

野村證券(IB部門)内定者の回答「野村證券への志望動機を記述してください。」

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