伝説の商社マン 伊藤忠商事岡藤社長の学生時代に見る『商人魂』の原点

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最終更新日:2023年10月27日

伝説の商社マン 伊藤忠商事岡藤社長の学生時代に見る『商人魂』の原点

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16卒外資系メーカー内定者です。

unistyleの就職活動意識調査で第3位に輝いた伊藤忠商事。就活生にとって不動の大人気「商社業界」を牽引する1社といえます。

そんな同社へ1974年に新卒で入社し、現在は代表取締役社長まで上り詰めたのが、今回ご紹介する岡藤正広氏です。彼は伊藤忠商事において「残業を8時で強制終了させ、朝7時からの出勤を社員に促す仕事の効率革命」を起こしたことで話題となっています。

また岡藤氏は社長就任前から伊藤忠商事で数々の功績を残していますが、こうした功績の原点となった彼の「商人魂」は、実は学生時代のアルバイトにも発揮されていました。

本コラムでは、そんな岡藤社長の学生時代のアルバイトについてご紹介していきたいと思います。コラムをお読みの学生のみなさんにとっても、彼のアルバイト経歴から学べる点が多くあるかもしれません。

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岡藤社長の伊藤忠商事での功績

岡藤社長のアルバイトについて触れる前に、彼が伊藤忠商事でどのような功績を築いてきた人物であるのかを簡単にご紹介しておきたいと思います。

(1)高級ブランド「アルマーニ」の販売権獲得

かつてイタリアの高級ブランドであるアルマーニが日本に進出してきた際、商社やデパートがその販売権を巡って熾烈な争奪戦を起こしました。その際、伊藤忠商事を販売権獲得に導いたのが岡藤社長だったのです。

このアルマーニのときの勝因もやはり現場主義でした。出向で経団連に来ていたイタリア人の父親が、現地でコンサルタントをしていることを知って親しくなり、その人を通じて、アルマーニの重要人物に日本進出にあたって何を重視するかを聞いてもらった。するとイタリアは税金が高いので節税に関心が高く、日本の税法を詳しく知りたいということだった。ライバル社は、取扱高や出店の立地といったことに関心が高いはずという一般的な考えにとらわれ、そうした点を中心に提案したんでしょう。ところが私は現地のコンサルタントの情報から節税を中心としたプロポーザルを行い、契約を結ぶことができた。顧客が何を欲しているのか、自分であれやこれや類推するのではなく、現場から情報収集することで答えが出てきます。


出典: カリスマが激怒!「アルマーニ争奪戦」秘話 -伊藤忠商事社長

(2)「ブランドビジネス」の立ち上げ

岡藤社長が営業時代最初に担当したのは繊維業界でした。当時の繊維業界では問屋やテーラー(仕立て屋)に対する商社の立場はかなり不利なもので、主導権を握れないために利益の薄い商売にも甘んじなければなりませんでした。岡藤社長は営業2年目にして繊維業界に「ブランドビジネス」を持ち込むことによって、そのような商社の立場を一気に向上させたのでした。

主導権を握るための秘策が「ブランドビジネス」だった。ブランドビジネスとは取り扱う商品に無形資産である「商標」を付けて、販売する行為である。優れたブランドと認識されればされるほど、商品に付加価値がつき、より高い価格での販売が可能になる。
岡藤が持ち込んだブランドビジネスで、伊藤忠の立場は激変。伊藤忠でしか取り扱えない商品を問屋が仕入れることで、問屋はテーラーに対して強気の商売が展開できるようになった。さらに伊藤忠は問屋に対しても主導権を握ることができた。岡藤が営業に移った2年目のことだった。


出典: ブランドビジネスで業界3位へ牽引 伊藤忠商事「岡藤正広」社長伝説【1】 

(3)伊藤忠商事を「御三家から2強の一角に」

岡藤社長の就任後より伊藤忠商事は三菱商事、三井物産に続く業界3番手を担ってきました。しかし、「岡藤経営」によって伸び続ける業績は、伊藤忠を2強の一角まで押し上げようとしています。

岡藤社長の学生時代のアルバイト(家庭教師+自販機ビジネス)

実は岡藤社長は高校3年生の時に父を亡くしており、東大時代の学費や生活費はすべて自分自身でまかなっていたそうです。そんな彼の生活を支える収入源だったのが、アルバイトや彼自身の起こした事業でした。

(1)家庭教師のアルバイト

岡藤社長は夏休みごとに大阪の実家に帰省し、家庭教師のアルバイトに精を出していたようです。複数の生徒を毎日効率よく回り、稼いだお金を学費と生活費に充てていました。

夏休みには、大阪の実家に帰省する前、新聞に2行広告を出しました。家庭教師先の募集です。 どんな人がどういう先生を求めているか考え抜いて、たった2行に凝縮しました。夏休みの1か月だけなら奮発すると読んで、「夏季特訓。当方東大生。」 関西には、東大生を一目見たいという人もいるかと思って書いたら、実家には電話がじゃんじゃんかかってきた。生徒は全部で10人くらい。1人あたり週に2、3回です。同じ地域の生徒をまとめて回れるように時間割を組んで、全員に勉強を教えました。思い返すと、効率よく生徒の家を回る要領は、商社に入社して貨物船のスケジュールを考えることとそっくりですわ。


出典: 伝説の商社マン 岡藤正広 伊藤忠商事社長 (1) 

(2)自動販売機ビジネス

岡藤社長は家庭教師のアルバイトに加え、「都内の女子大学内に自動販売機を設置し中身の入れ替えなども行う事業」を自ら起こしていました。

サークルで知り合った女子大生から、「寮で夜になって飲みものを買おうとしても、お店が遠い。外出も怖い。」 という話を聞きました。寮生は同じように不満を持っていたらしいんです。コンビニエンスストアもない時代です。そこで目を付けたのが自動販売機。学生やったけど、飲料メーカーとかけあって、女子大の寮に置いてもらったんです。売れた分の何%かもらいました。販売機を置く権利を押さえただけで、チャリンチャリンとお金が入ってくる。

出典: 伝説の商社マン 岡藤正広 伊藤忠商事社長 (1) 

最後に

いかがでしたでしょうか。岡藤社長の商才はまさに学生時代から芽を出していたようですね。彼の行動はすべて「どうすればもっと効率がよくなるのか、便利になるのか」が考え抜かれたものだと感じます。

こうした心掛けは、アルバイトや仕事をする上で誰もが持っているべきことなのではないでしょうか。

また、岡藤社長は「家庭教師の業務を通じて商社でのスケジュール管理に似た仕事を経験できた」とも語っていることから、アルバイトは将来の仕事に対する志望動機につながる学びを得られる良いきっかけにもなるかもしれません。

岡藤社長の経歴に学び、得るものの多い充実した学生生活を送りたいものですね。

新聞の訪問販売アルバイトについて述べた伊藤忠商事内定者の回答

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伊藤忠商事内定者のES一問一答回答

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は結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングについて紹介しました。時代によって、企業に求めるものが変わってくることが分かったと思います。皆さんは企業や結婚相手に何を求めていますか?あくまで企業選びの参考の一つとして捉え、このようなランキングに左右されないでください。自分の大切な軸や、将来自分がどうなりたいのかを大切に、納得のいく就職活動をしてもらえればと思います。参考記事 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就活になると急増する「ガンジー就活生」からの脱却が内定への第一歩 就活になると急増する「ガンジー就活生」からの脱却が内定への第一歩 就職活動になると、聖人君子のような考え方をしないと評価されないと教えられているのか、企業に評価されるために綺麗事を並べてしまう「ガンジー就活生」が大量に出てきてしまうように感じています。面接官も何人もこのような就活生が出てくるとうんざりしてしまうでしょう。今回は知らず知らずのうちに多くの就活生が陥っている「ガンジー就活生」とはどういったものか、そこから脱却するにはどうすればいいのかについて説明したいと思います。周囲の人々をうんざりさせる「ガンジー就活生」とはガンジー就活生とは「世界平和に貢献したい」「皆の笑顔が私の原動力」などなど、聞いてる面接官も思わずうわっとなってしまいそうな綺麗事を話してしまう就活生のことです。企業理念にも敏感で、企業理念の素晴らしさを面接で語ってしまったりします。実際に中で働いている人が自社の企業理念を知っているかというと必ずしも知っているとは言えなかったりするんですが、ガンジー就活生は企業理念を全ての社員が胸に刻んで働いていると考えてしまいがちです。皆さんの周りでも思い当たる先輩や同級生がいるのではないでしょうか。就職活動を始めた途端に、こういった綺麗事を並べるようになってしまう学生が多いために、就職活動を頑張っているのがダサく映ってしまうという側面はあるのかもしれないと感じています。ちなみに面接官にもガンジー就活生は嫌われがちです。綺麗事かどうかは経験に根ざしているかどうかで判断されるしかし中には「途上国の発展に貢献したい」など綺麗事に聞こえるような志望動機でも評価され内定する人が多くいます。総合商社やJICAなどの政府系機関の内定者の中には「途上国の発展への貢献」という志で受けて内定した人も多いでしょう。ガンジー就活生の綺麗事と評価される内定者の差は、「経験に根ざしているかどうか」の部分にあると言えます。就職活動になって急に「途上国への貢献」と言い出す人は評価されませんが、学生時代から途上国の発展に興味がありNPO団体でインターンしたり、ゼミなどで研究していれば綺麗事だと言われてしまうことはないでしょう。少しでも綺麗事を話しているかもと感じたらその綺麗事が自分自身の経験に根ざしているかどうかもう一度考えた方が良いでしょう。綺麗事から抜け出して自分の欲望と向き合おうガンジー就活生になってしまう学生の多くが、「自分をよく見せよう、そのために自分自身の欲望や汚い部分はなるべく見せないようにしよう」という気持ちが強くなってしまっているように思います。そうして自分の本心の部分に蓋をしてしまっているからこそ不自然な綺麗事に聞こえて評価されなくなってしまうのだと思われます。自己分析する際にも、企業に評価されようという思いが強くなってしまって、企業受けするだろう綺麗な部分だけ抽出する作業をしてしまう学生も少なくないと感じています。そうした「よく見せよう」といった気持ちは一旦置いて、素直な自分の欲望と向き合うのも就職活動では非常に大事なことです。欲望というと給与やブランドにばかり目がいきがちですが、3年後・5年後にどんな大人になりたいか、どんな大人にはなりたくないかといったことやどういったことが自分に向いているのか、接客など瞬間的な人との関わりがあっているのか、じっくりと課題に向き合い解決策を考えることが向いているのかなどなど、様々な切り口で自分がどんな「欲」を持っているのか向き合ってみましょう。最後にガンジー就活生には多くの就活生が知らず知らずのうちに陥りがちですが、評価されるという意味でも自分に合った仕事を選ぶという意味でも、自分自身の「欲」に向き合い言語化することは大事なことです。就職活動しながら少しでも綺麗事を話しすぎている自分に違和感を感じたらもう一度自分自身の欲望に素直に向きあってみてはどうでしょうか。photobyNagarjunKandukuru 60,421 views
「就活に正解はない」は正しい。だからこそやり続ける必要がある 「就活に正解はない」は正しい。だからこそやり続ける必要がある ※本記事は2015年10月に公開された記事になります。「就活に正解はない」就活を始めるとよく聞く言葉ですが、これは本当に間違いないと思います。私は、80社以上にエントリーし、60社以上のエントリーシートを書きましたが、受かったのはたった一つだけ。それが、結局私の正解だったのだと思います。6月後半に第一志望の広告業界から内定をもらいましたが、他の選択肢を抱えたままで就活は終えられないと思い大手の選考が始まる8月まで就活を続けていました。総合商社、大手飲料メーカーなど最終に残ったものの、落ちてしまいました。その時は落ち込みましたがきっとその内定先が私の応えだと感じ、納得して就活を終えました。正解かどうかは自分でしか決められないのです。やろうと思えばいくらでも続けられるのが就活ですから。質を得るため、量をこなす面接の数を受けることをおすすめします。特にグループ面接は他の就活生を知る絶好のチャンスです。私は広告という業界を志望していたこともあり、他の学生が自らの強みとして使う言葉、エピソードは二度と自分は使わないようにしていました。しかし私は量を受けすぎたかもしれなとも思います。他の学生の情報収集という点ではよかったですし、質問のテンプレなど自分で作成することはできましたが企業研究にまで手がでなかったのが正直な感想です。ある程度数をこなした後には、志望企業に集中するシフトチェンジが必要だったと思います。要は、自分でいかにバランスを見極めるかということです。ノイズに惑わされない16卒として内定を得て就職先を決めた後、17卒対象と知らずある会社のインターンシップの選考会に参加したことがありました。人事の方が「グループディスカッションのポイント」ということを説明し出したのですが、自分がディスカッションのタブーとして聞いていた「問題の矮小化」を正当化して語りだしました。(「社会人にとって大切な三要素は何か」という議論であるのに、「営業マンにとって大切な三要素は」とすりかえてしまうことなど)その人にとっては「問題の矮小化」が正解だったのかもしれませんが、私にとってはノイズでしかありませんでした。そして、そんなノイズに惑わされていると内定までの道は遠のいてしまうと痛感しました。自分で、情報の取捨選択をすること、何を正解とするかということはしっかり考えなければなりません。OB訪問しなくちゃだめ?したければ、すればいいOB訪問をせずに大手広告代理店の内定を勝ち取った人も知っています。逆に、自分は第一志望の会社に10人以上訪問しましたが落ちました。全て、自分次第です。OBのアポをとるくらいなら、ホームページで企業研究するというのもアリかもしれません。ただ、OB訪問はモチベーションを維持する上で有効なのでおすすめです。またOBに面接の受け答えをみてもらったり、ESを見てもらったりすることが自信につながることは間違いありません。最後に、広告志望の人へ「狭き門」と言われている広告業界ですが、案外企業は多くあるものです。特に、「どこに入るか」より「何がしたいのか」が大切になる業界だと思いました。アイデアを売っていく仕事なので、自分自身の思いさえ言語化できすにどうする、といった雰囲気は感じます。そして、おもしろいライバルがいっぱいいます。広告業界に入るやつらは普通の自己PRなんてしません。社長に直筆のラブレターを書いた友達もいましたし、3カ国語で歌うやつ、書道を披露するやつがいます。アイデアに正解はないので、恐れることなく「アイデア溢れるおもしろい自分」を、工夫をこらしながら一生懸命にアピールできればいいのだと思います。はじめにも言ったように、就活に正解はありません。だから、自分にとっての正解が見つかるまでやり続けて下さい。正解は人それぞれなので、大手に決まった友達がいても、早期に内定をとった友達がいても、それはあなたにとっての正解ではないのです。常に、マイペースで、惑わされずに自分を持ち続けて下さい。 33,891 views
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外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!今回ご紹介するのは『コンサル一年目が学ぶこと』という書籍です。タイトルからコンサルティングファームでの仕事術を述べたものかと思いきや、コンサルから他業界に移った著者の目線から見た、どんな仕事にも言える普遍的なことがらが書かれています。コンサル志望者・内定者の方はすでに本書や類似内容の書籍を読んでいると思っており、むしろそれ以外の業界を志す方に本書を読んで欲しいと思いコラムにしました。内定者の方にもおすすめです。コンサル一年目が学ぶこと【著者紹介】大石哲之(おおいしてつゆき)1975年東京生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社後、戦略グループのコンサルタントとして、全社戦略の立案、マーケティング、営業革新などのプロジェクトに携わる。その後、株式会社ジョブウェブを起業し、取締役副社長。同社退社後は、個人コンサルタントとして独立、本の執筆も開始。株式会社ティンバーラインパートナーズを設立し、現職。コンサル目線での仕事術に関するもの以外にも、下記のような就活生向けにキャリアについての書籍も執筆していますので見てみてください。英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか職業・業界不問の15年後も役立つ30のスキル本書では、合計30個のスキルを4つの章に分類して説明しています。第1章:コンサル流話す技術(1)結論から話す(2)TalkStraight端的に話す(3)数字というファクトで語る(4)数字とロジックで語る(5)感情より論理を優先させる(6)相手に理解してもらえるように話す(7)相手のフォーマットに合わせる(8)相手の期待値を把握する(9)上司の期待値を超える第2章:コンサル流思考術(10)「考え方を考える」という考え方(11)ロジックツリーを使いこなす(12)雲雨傘提案の基本(13)仮説思考(14)常に自分の意見を持って情報にあたる(15)本質を追求する思考第3章:コンサル流デスクワーク術(16)文書作成の基本、議事録書きをマスターする(17)最強パワポ資料作成術(18)エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負(19)最終成果物から逆算して、作業プランを作る(20)コンサル流検索式読書術(21)仕事の速さを2倍速3倍速にする重点思考(22)プロジェクト管理ツール、課題管理表第4章:プロフェッショナル・ビジネスマインド(23)ヴァリューを出す(24)喋らないなら会議に出るな(25)「時間はお金」と認識する(26)スピードと質を両立する(27)コミットメント力を学ぶ(28)師匠を見つける(29)フォロワーシップを発揮する(30)プロフェッショナルのチームワーク次から、各章の内容のエッセンスを実際の就職活動の例に当てはめながら説明していきます。①話す技術:「結論から」「端的に」「ファクトベースで」話すビジネスの場面においては短時間で相手に必要な情報を齟齬の無いよう伝えることが求められます。そのために徹底すべきこととして、本書以外でもコンサル関連含む多くの書籍で繰り返し書かれているのが「結論から話す」「端的に話す」「数字など、事実に基づいて話す」ということです。変な駆け引きをせず、言い訳をせず、言われたことにきちんとストレートに答えること。相手の信頼を得るために非常に大事なこととして、いまも常に心がけています。(『コンサル一年目が学ぶこと』p.20より)面接などでも、都合の悪いことを突っ込まれた際にはぐらかして答えがちだという方は特に意識して欲しいと思います。例:成績の悪さについて言及された際の反応【はぐらかして答える】「すみません。。。それでも部の中では自分は割と授業には出席する方でしたし、ゼミ活動にも参加していましたし、できる範囲で勉強はしていたのですが、部活で毎日忙しくて一部おろそかになっていたところもあったかもしれません(以下続く」【ストレートに答える(PREP法)】①Point「おっしゃる通り、学業成績は正直芳しくありません」②Reason「部活動を最優先と考え、最低限の勉強量で進級してきたためです」③Example「平日はほとんど毎日練習をしていまして、その結果レギュラーを獲得し試合でも成果を上げられたので、自分の中では後悔はありません」④Point「そうしたわけで成績は悪いのですが、単位数は何とか計画的に取得できている状況です」ビジネスの場面においても、特に新人の頃は上司から仕事の進捗を聞かれることが多くあります。また、聞かれるのは往々にして仕事がうまく進んでいない時だとも思っています。真っ当な企業であれば、進捗確認の目的は部下を詰めることではなく、仕事を前に進めるためですので、誤魔化さずにイエス・ノーをきちんと答えることが重要です。うまくいっていないのであればその理由を明確にし、何がネックになっているのか、どうすればうまくいくのか、上司とのコミュニケーションを通して改善・解決策を探っていくのが仕事の基本になります。上司:「分析グラフができていないというけれど、何が問題なんだ?」部下:「はい、グラフ化しようとしても、データ自体に問題があって集計できるようになっていないんです。これをいま直しています」上司:「なに?データに問題があるのか?時間はどのくらいかかる?」部下:「1週間くらいかかるかもしれません」上司:「それはまずい。その分析は今週中にやる必要がある。1週間では困るので、別の人もヘルプさせるから、2日で仕上げられるか?」(『コンサル一年目が学ぶこと』p.25より)②思考術:常に自分の「仮説・意見」を持って情報にあたる最近はメディアやSNSなど多くの情報が周囲にあふれていますが、結局ビジネス能力を向上させるには「考えること」が必要だと言えます。考える、というのは「仮説」と「意見」を持つことです。漫然と情報に触れていると、他者の意見を鵜呑みにしてしまったり、そもそも頭に情報が残らないためインプット自体ができていないといったことになりがちだと思っています。普段から自分なりに考えるクセをつけておくことで、面接においても深いレベルの回答ができるようになるものと思います。面接では口八丁なタイプの人ばかりが評価されがちという議論も見かけますが、物事を普段からどの程度の深さで考えているのかを見られている側面も大いにあると感じています。参考:面接で問われているのは瞬発力ではなく、普段から物事を考える力他にも、業界問わず頻出な「最近気になるニュース・サービスは?」といった質問についても、情報をぼーっと眺めているだけでは浅い回答に終始してしまうと思っています。なお、自分なりの考え方を構築する際にも、ゼロベースである必要はなく、他者の考えを参考にするとよいと感じます。参考:「ギリシャ問題」「アベノミクス」について回答を求められたら?就活生必携アプリ「NewsPicks」とは最初は、稚拙だったり、間違いだらけだったりしてもかまいません。とにかく、自分だったらこう思うという筋をもって、本を読んだり、有名人のツイートに接したり、記事を読んだりすること。(『コンサル一年目が学ぶこと』p.140-141より)③デスクワーク術:「最終アウトプット」のイメージを持ってプランニングする例年、エントリーシートを書くのに四苦八苦している方は多くいることと思います。ゼロから文章を作成するのが大変ということだと思っていますが、執筆開始の時点で最終アウトプットの骨組みを作るようにすることで、格段にラクになるのにと感じています。本書の中では効率的な作業プランニングの方法として「空(から)パックを作る」というものを挙げています。どういうことかというと、最初にアウトプットのイメージ(見出し)を作成して、そこに必要な情報を入れていくというものです。最終成果物のタイトルだけを書いた、中身が空(から)のパワポをつくり、中身を埋めていくためのタスクを洗い出す。(『コンサル一年目が学ぶこと』p.184より)unistyleにおいても、自己PR・学生時代頑張ったこと・志望動機などの頻出設問についてはフレームワークに当てはめて考えることを推奨しています。フレームワークに則るメリットとしては、思考を整理できる、論理的に伝えられる、執筆の省力化ができるといったことなどが挙げられます。◆フレームワークに則った自己PR執筆準備の例①強み:社交性と向上心から周りを巻き込む行動力があること。②強みの原点:小学校〜高校までで3回の転校経験から、新しい環境でもすぐに周囲に溶け込めるように働きかけるようになった。③強みが発揮された具体的エピソード:個人作業が多くなりがちな研究室活動において、全日本学生ロボットコンテストに向けてチームを結成、代表として運営し、コンテストでは初出場ながら50校中16位という結果を収めた。④強みの方法論:新しい環境でも、自分から積極的に周囲に働きかけることで周囲を巻き込んでいくことができると考えている。⑤強みを社会でどう活かすか:仕事においても主体的に行動し、積極的に周囲に働きかける中で、社内、取引先、顧客などとの信頼関係を構築していきたい。▼参考記事・内定レベルの自己PRが簡単に書ける自己PRのフレームワーク・内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク・内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク④マインド:顧客への「価値提供」にコミットするコンサルタントが使う表現で「ヴァリュー(付加価値)を出す」というものがあります。仕事のヴァリューを規定するのは相手であり、相手に喜んでもらえない仕事は単なる自己満足に過ぎないと言えます。ところで、「御社のサービス・製品が好きだから志望してます」という話をする方は結構多いと思っていますが、多くは「いち消費者目線」に過ぎず、評価されないと感じています。サービス・製品に愛着があるのはよいことかもしれませんが、社会に出れば、生産者として常に試行錯誤を重ねてよりよいものを消費者へ届けて満足を得るというマインドセットの方をより大切にして欲しいと思います。参考:「好きだから」という志望動機の8割が評価されない理由また、「信頼関係構築のために大切なことは何か?」という問いに対しても、本書は一つの回答を示しています。「コミットメント(約束)」という考え方です。クライアントと約束したものは、どんなことがあろうとも、やってくる。そこに信じられないほど強いコミットメントをもっている。そして、常にクライアントの期待値を上回るものをもっていく。それを実直に繰り返すことによって、信頼を得る。(『コンサル一年目が学ぶこと』p.251より)約束を守り、期待に応え(期待を超え)続けることの積み重ねが信頼関係構築のために最も重要だということを語っています。「信頼を築くには、密なコミュニケーションが大事」といった回答をする方もいることと思いますが、どれだけ話してもどうも信頼できないといった類の人も世の中にはおそらくいます。「矢面に立ち頑張る姿を見せる」というのも、半分正解だと感じる一方で、頑張ったけどできませんでしたという状態が続いた時に果たして信頼を得られるのかという疑問が残ります。頑張ることは間違いなく必要ですが、頑張ることにコミットするのでは不十分だと言えます。相手のヴァリューにコミットするのは社会に出てからも容易なことではありませんし、学生のうちからその意識を持っているという方はほとんどいないと思っています。働くようになってから、自分自身と環境の両面でコミットメント力というのは醸成されていくものだと本書では語っていますので参考にしてください。◆自分でこの仕事を選んでいる、という意識がコミットメントを高める。◆コミットメントは伝染するので、社内ではコミットメントの高い人の近くにいる。社内外問わず、メンターを作る。コミットメントが高い人に影響を受けられる環境を作ることが重要。(『コンサル一年目が学ぶこと』p.256-257より)最後に『コンサル一年目が学ぶこと』というタイトルの書籍ですが、どんな業界・業種で働く上でも重要な示唆のある内容だと感じました。まずは本記事や書籍を読んでいただいて、その上でぜひ行動に移して、そして継続して欲しいと思います。ちなみに、本でもセミナーでも何でも、情報を得て実際に行動できる人が30%、行動を継続できる人がさらにその30%などと言われているようです。コンサル一年目が学ぶことphotobyMartinThomas外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開! 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