藤沢数希氏の恋愛工学を就職活動に応用してみる:『ぼくは愛を証明しようと思う。』の書評

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最終更新日:2023年10月31日

藤沢数希氏の恋愛工学を就職活動に応用してみる:『ぼくは愛を証明しようと思う。』の書評

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藤沢数希氏は海外の大学院を卒業後、外資系投資銀行でトレーディング業務に従事しその後作家として独立しています。Twitterのフォロワー数は10万を超えているため、就活生の方でもフォローしている方がいるのではないでしょうか。今回は6/24に発売された藤沢氏の新作『ぼくは愛を証明しようと思う。』で紹介されている恋愛理論の中から就職活動にも繋がる考え方をいくつか紹介したいと思います。

ぼくは愛を証明しようと思う。 

本選考とインターンの締め切り情報

『ぼくは愛を証明しようと思う。』の概要

この本は、藤沢氏が有料メルマガ内で提唱している「恋愛工学」という恋愛理論を紹介している小説です。誠実で真面目なことだけが取り柄の主人公が恋愛工学と出会うことで見違えるようにモテるようになるというストーリーになっています。「非モテコミット」、「フレンドシップ戦略」など氏が考案した恋愛理論を軸にストーリーが展開されていきます。女性が読んだらちょっと首をかしげたくなるような内容になっていますが、理系出身の藤沢氏らしく恋愛を理論的かつコミカルに書いており楽しく読めると思います。

今回はそんな恋愛工学の理論の中で就職活動にも繋がるものをいくつかご紹介いたします。

非モテコミットとフレンドシップ戦略

非モテコミットというのは、お前みたいな欲求不満の男が、ちょっとやさしくしてくれた女を簡単に好きになり、もうこの女しかいないと思いつめて、その女のことばかり考え、その女に好かれようと必死にアプローチすることだ

出典:『ぼくは愛を証明しようと思う。』P50

非モテコミットとは、上記の通り一人の女性に対して思い入れ、必死に一人の女性にアプローチすることだそうです。そしてフレンドシップ戦略とは「非モテコミットしてしまった女性に対して、まずは友達としての親密度をどんどん深めていき、最後に告白したりして彼女になってもらおうとする戦略」のことらしいです。

非モテコミットもフレンドシップ戦略も、モテない男性がとってしまう愚かな手段だとして、恋愛工学では一蹴されてしまっています。フレンドシップ戦略をとり、女性と友達関係になったとしても友達フォルダに一旦入れられてしまった男性はずっと「いいお友達」として彼氏に昇格することが逆に難しくなってしまうというのがその理由だそうです。

就職活動で例えると

第一志望企業に盲目的に恋をしてしまい、その企業に気に入られるために説明会は全て参加して、OB訪問も精力的にこなし、たとえ受けていたとしても他業界を受けているなんてことは面接では絶対に見せず、「御社がダメなら就職留年します」という覚悟で受けてしまう学生が思い浮かびます。企業に対して忠誠心を見せることが、何のスキルもない学生が唯一できることだとばかりにどうすれば意中の第一志望企業に気に入ってもらえるのか考えて自己PR・志望動機を練り上げようとしてしまう学生は少なくありません。一方で企業側としては忠誠心があるのは悪いことではないが仕事が出来ないのでは困ってしまうので、しっかりと第一志望の理由を語れないのであれば、第一志望じゃないと素直に言ってくれる学生を好むようです。

スタティスティカル・アービトラージ戦略

統計学的なアプローチであるスタティスティカル・アービトラージ戦略の素晴らしいところは、これだけたくさんの女に同時にアプローチすれば、少なくともひとりとうまくいく確率は、かなりあるということだ

出典:『ぼくは愛を証明しようと思う。』P170

スタティスティカル・アービトラージ戦略とは、モテの方程式である「成功 = ヒットレシオ × 試行回数」に基づく統計学的アプローチのことだそうです。簡単に言えば、成功確率は0ではないので、試行回数に比例して成功する回数が増えるという考え方のことです。そのため女性と数多く出会い、何度も口説くことを繰り返していれば必ず女性と近づくことができるというものです。

就職活動で例えると

就職活動でも同様に、「内定 = ヒットレシオ × エントリー数」ということが言えそうです。下記のエントリーではもう少し詳しく書いていますが、基本的にはヒットレシオを高めて、エントリー数を増やすことが内定するための近道であると言えそうです。

就職活動では「業界を絞って、しっかりと業界研究をして受けるべき」というもっともらしいアドバイスがありますが、半分本当で半分はウソだろうと思っています。企業選びの軸や企業を選ぶ際の自分なりの観点がはっきりしているのであれば当てはまる業界をどんどん受ける方が様々な選択肢の中から自分に合った仕事を選ぶことができるように思います。ある程度受ける数を増やすことで自分自身に合った企業をより選びやすくなると言えるでしょう。企業選びの軸とどのような業界が当てはまるのか、それぞれの業界のメリット・デメリットは何かについては下記で詳しく説明しているので参考にしてみてください。

モテスパイラル現象

イケメンや金持ちより、単に他の女にモテている男がモテる、という恐ろしい事実だ。これがモテスパイラル現象と言われているものだ

出典:『ぼくは愛を証明しようと思う。』P168

モテスパイラル現象とは、「イケメンや金持ちより、単に他の女にモテている男がモテる」という現象のことだそうです。非モテコミットにもつながりますが、僕にはあなたしかいないんだ、みたいな一途な想いや行動は全て裏目に出てしまうと氏は主張しています。結婚した途端に独身時代よりもモテるようになるという現象に近いものかもしれません。

就職活動で例えると

新卒採用担当の方の話を聞くと、外資系コンサルや外資系投資銀行の内定を持っているような優秀な学生が欲しいということをよく聞きます。このように他業界で評価された人材であれば優秀なはずとして、内定があることをさりげなく伝えると高く評価されることがあります。結局、三菱商事が欲しい人材は、電通もトヨタも欲しいなど、業界を問わずに内定を得られるものです。もちろん一つ内定があることで、自分に自信を持って面接に臨めるなどプラスの効果があるといった理由もあるでしょう。
 

最後に

就職活動は恋愛に例えられることがあるなど、両者には多くの共通点があり、だからこそ本書の恋愛工学の多くの理論が就職活動にもあてはまるのかもしれません。どっぷり恋愛工学にハマってしまうのもどうかと思いますが、一つの面白い考え方として知っておく分には害はないでしょう。

ちなみに藤沢氏は過去に、下記のような本を書いており外資系投資銀行の業務について書かれているので、外資系投資銀行に興味がある人は読んでみてはいかがでしょうか。

外資系金融の終わり 

 

photo by Dominique Godbout

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4月下旬(4/16~4/30)にエントリー締切を迎える大手企業の本選考まとめ|締切順 4月下旬(4/16~4/30)にエントリー締切を迎える大手企業の本選考まとめ|締切順 21卒向け本選考エントリー締切情報◆4月上旬(4/1~4/15)にエントリー締切を迎える大手企業◆4月下旬(4/16~4/30)にエントリー締切を迎える大手企業2021卒の就職活動が本格解禁されてから、約1ヶ月が経過しました。新型コロナウイルスの影響もあり、21卒の就活状況は例年と大きく異なる側面もありますが、各社のエントリ締切日は刻一刻と迫っています。すでにエントリー受付を締め切った企業もありますが、まだまだエントリーを受け付けている企業は多数存在しており、これから本命企業のエントリーシートを書くという就活生も多数いることでしょう。そこで本記事ではそんな方に向け、就活生から特に人気の高い大手企業に絞り"4月下旬(4/16~4/30)にエントリー締切を迎える本選考情報"を締切順に紹介していきたいと思います。情報の精度には最大限注意していますが、本記事の記載情報には誤りがある可能性があります。コロナウィルスの影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の記載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。また、本記事に掲載している情報は「本エントリー締切日」となります。"プレエントリー締切日とは異なる場合"がありますので、誤認識のないようにしていただければと思います。4月下旬(4/16~4/30)にエントリー締切を迎える本選考情報4/16(木)アサヒビールメタルワンSUBARU(富士重工業)4/17(金)三菱UFJ銀行三菱自動車工業4/20(月)三井不動産雪印メグミルクJT(日本たばこ産業)ソニー(SONY)JR東海(東海旅客鉄道)4/21(火)国際協力機構(JICA)4/22(水)野村證券三井住友海上4/23(木)商船三井4/26(日)凸版印刷4/27(月)NHKNTTドコモ旭化成4/28(火)伊藤忠商事4/29(水)JR東海(東海旅客鉄道)4月下旬(4/16~4/30)に本選考のエントリー締切を迎える大手企業以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日・募集職種に加え、「本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移」が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用してみて下さい。アサヒビール◆エントリー締切4月16日(木)11時◆募集職種エンジニアリング系本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらメタルワン◆エントリー締切1次締切:4月16日(木)14:00最終締切:5月7日(木)14:00◆募集職種B職(総合職)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらSUBARU(富士重工業)◆エントリー締切2次締切:4/16(木)◆募集コース技術系:自動車コース/航空宇宙コース事務系:事務系総合職コース本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら三菱UFJ銀行◆エントリー締切【総合職】二次締切:4月17日(金)午前9:00【ビジネス・スペシャリスト職】一次締切:4月17日(金)午前9:00二次締切:5月15日(金)午前9:00◆募集職種総合職ビジネス・スペシャリスト職※併願も可能【総合職】本選考へのエントリーはこちら【ビジネス・スペシャリスト職】本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら三菱自動車工業◆エントリー締切第2回締切:4月17日(金)17:00第3回締切:5月15日(金)17:00◆募集職種事務系本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら三井不動産◆エントリー締切最終締切:4月20日(月)18:00◆募集職種総合職本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら雪印メグミルク◆エントリー締切4月20日(月)9:59◆募集職種事務営業系本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらJT(日本たばこ産業)◆エントリー締切(6月選考)第2回:4月20日(月)24:00※6月選考最終締切◆募集職種総合職※職種の詳細はマイページからご確認ください本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらソニー(SONY)◆エントリー締切4/20(月)10:00◆募集コース/職種コース別採用(技術系・事務系)※職種の詳細はこちらからご確認ください本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらJR東海(東海旅客鉄道)◆エントリー締切【プロフェッショナル職大学卒「運輸」】<1次締切>4月20日(月)<2次締切>5月22日(金)【プロフェッショナル職大学卒「車両・機械」】<2次締切>4月29日(水)<3次締切>5月31日(日)◆募集職種プロフェッショナル職大学卒「運輸」プロフェッショナル職大学卒「車両・機械」※その他部門の詳細はマイページからご確認ください本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら国際協力機構(JICA)◆エントリー締切4月21日(火)14:00◆募集職種総合職本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら野村證券◆エントリー締切二次締切:4月22日(水)午前11時◆募集職種総合職※各コースの詳細はマイページからご確認ください本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら三井住友海上◆エントリー締切【総合コース】3次締切:4月22日(水)17:004次締切:5月18日(月)17:00【スペシャリストコース】3次締切:4月22日(水)17:00◆募集コース/職種総合コーススペシャリストコース(金融工学、資産運用、財務、経理・IT、システム・テックビジネス)【総合コース】本選考へのエントリーはこちら【スペシャリストコース】本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら商船三井◆エントリー締切4月23日(木)12:00◆募集職種陸上総合職(事務系)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら凸版印刷◆エントリー締切(※関東地区)締切②:4月26日(日)23:59締切③:5月24日(日)23:59締切④:6月14日(日)23:59※専門コース(財務・経理職/法務職)も同様◆募集職種営業・事務職財務・経理職/法務職※「営業・事務職、財務・経理職/法務職」は選考地区によって締切日が異なります。関東地区以外の締切情報はマイページからご確認ください。本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらNHK◆エントリー締切4月27日(月)午後2時◆募集職種・ディレクター(全国職員、地域職員)・記者(全国職員、地域職員)・アナウンサー(全国職員、地域職員)・映像取材(全国職員のみ)・映像制作(全国職員のみ)・映像デザイナー(全国職員のみ)・音響デザイナー(全国職員のみ)・放送事業のマネジメント(全国職員、地域職員)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらNTTドコモ◆エントリー締切最終締切:4月27日(月)13:00◆募集職種技術系(※ワークフィールドの詳細はマイページからご確認ください)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら旭化成◆エントリー締切第二次締切日:4月27日(月)◆募集職種事務系専門職本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら伊藤忠商事◆エントリー締切4月28日(火)正午◆募集職種事務職(※総合職と事務職の併願は不可)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらまとめ本記事では、"4月下旬(4/16~4/30)にエントリー締切を迎える本選考情報"を締切順にまとめました。21卒の就活本格解禁から約1ヶ月が経ちますが、まだまだ多くの企業が本選考のエントリーを受け付けています。21卒向け本選考エントリー締切情報◆4月上旬(4/1~4/15)にエントリー締切を迎える大手企業◆4月下旬(4/16~4/30)にエントリー締切を迎える大手企業本記事を参考に、自身の志望企業の本選考のエントリー締切を管理し、「効率的なエントリー・自身の就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。【本選考対策に関する記事】エントリーシート作成に関する記事はこちらWebテスト・筆記試験に関する記事はこちらグループディスカッション(GD)に関する記事はこちら面接に関する記事はこちらまた、unistyleでは、今後も各月ごとに「本選考エントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという就活生の方は、以下から早めに会員登録をし、本サイトを活用していただければと思います。 32,805 views
【コンサル志望者必見】ケース面接対策に読むべき本6冊を紹介! 【コンサル志望者必見】ケース面接対策に読むべき本6冊を紹介! 今回は、そんなコンサルティングファームを志望し、面接に臨む方には是非呼んでいただきたい本6冊を紹介します。本記事の構成なぜ本を読む必要があるのかケース面接とはケース面接で人事が見ているポイントコンサルティングファーム志望者が読むべき本・6選番外編└『考える技術・書く技術ー問題解決力を伸ばすピラミッド問題』└『ざっくり分かるファイナンス経営センスを磨くための財務』└『外資系コンサルのスライド作成術ー図解表現23のテクニック』最後にコンサル業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介なぜ本を読む必要があるのかなぜ就活生は本を読むべきなのでしょうか。過去のunistyleのコラム「」では、(1)キャリアを深く考えるための土台ができることと、(2)思考法や伝え方の原則を学ぶことで選考で評価されやすくなることの2点を本を読む効果としてご紹介しました。コンサルティングファームを受ける上では、(2)の内容を理解することが大切になります。なぜならコンサルティングファームは、選考の段階でケース面接やフェルミ推定といった就活生の思考力やコミュニケーション力を測る面接が存在するからです。そのためにも読書をし、必要となる思考法や知識を頭に入れておくことが選考を通過するためには重要な要素になります。ケース面接とはケース面接は、お題に対して自ら課題の仮説を立て、それに対する解決策を考えるというものです。ケース面接では次のようなお題がよく出題されます。例題・駅前にあるカフェの売上を2倍にする施策・売上の落ちている水族館の売上を向上させる方法上記のようなビジネス場面に即した内容が出題されます。通常の企業のグループディスカッションで行うことを個人で行うと考えればわかりやすいでしょう。また、ケース面接と混同されやすいのがフェルミ推定と呼ばれるものです。フェルミ推定とは、一見出せそうもない数字をいくつかの手がかりを元に導き出していくものです。有名な問題ですと、「シカゴにいるピアノ調律師の人数」や「日本にある電柱の数」などがあります。コンサルティングファームの面接では、どちらかだけが出題されるというよりは、フェルミ推定の概算をもとに、ケース面接を行うといった流れが多いです。また企業によっても、出題されやすい傾向にあるケースの種類があるので、自分が志望している企業がどれなのかも視野に入れ練習すると良いでしょう。フェルミ推定やケース面接をどのように考えていくべきかを知りたい方は以下に掲載している記事を参考にして下さい。参考・・・・・・なお、コンサルティングファームの内定を獲得したい就活生は就職エージェントneoの利用もオススメです。エージェントを利用することでアドバイザーから、就活全般のノウハウや他にも受けるべき企業の紹介など客観的にアドバイスがもらえます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。ケース面接で人事が見ているポイント人事はケース面接から「論理的思考力・コミュニケーション能力・思考の柔軟性」といったポイントを見ています。論理的思考力コンサルティング業界といえばロジカルシンキングと言われるほど、論理的思考力は重視されるポイントになります。論理的思考力は、本質的な問題解決を効率的に、且つクライアントを説得させられるように伝えるためにも必要な能力です。コミュニケーション能力コンサルティング業界は、あまりコミュニケーション能力を重視されないイメージがあるかも知れません。しかし、コンサルタントとして関わるクライアントから本質的な課題を発見し解決するために、信頼関係を築くことは必要です。また、企業によっては、1つの案件を自分の担当分野以外の人達と協力して携わることもあります。円滑にモノゴトを運ばせるためにも、コミュニケ-ション能力は必要な能力と言えます。思考の柔軟性いくら地頭がよく、優秀な人材であっても人の意見を聞けない人は受け入れられにくいでしょう。ケース面接では、面接官とディスカッション方式で行うものや、グループディスカッションの場合だと、面接官からのフィードバックがあることがあります。その時に、自分の考えと異なる提案や思いもしなかった質問をされることもあります。そういった時に人事は頭の回転の速さや、指摘を素直に受け入れられる素直さを評価しているようです。コンサルティングファーム志望者が読むべき本・6選以下では、コンサルティングファームの選考を受ける上で必要となる知識や考え方をインプットするための書籍を紹介していきます。『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!外資系コンサルティングファームの面接において必要となる「フェルミ推定」の「パターン」と「解法ステップ」を、1000以上のフェルミ推定問題を解いてトップ外資系企業に内定した東大生たちがわかりやすく説明し、さらに、厳選された30問を詳しく解説しています。『東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」外資系コンサルティングファームの面接において必要となる「問題解決ケース」を、50の厳選されたフレームワークで解説しています。多くの問題には共通の「型」があり、その「型」に合った「基本動作」さえつかめば、あらゆる問題をシステマチックに解けるようになります。『過去問で鍛える地頭力外資系コンサルの面接試験問題』過去問で鍛える地頭力外資系コンサルの面接試験問題外資系コンサルティングファームで実際に出題された地頭力を問う面接問題を紹介し、その模範解答例を詳しく述べています。著者の大石哲之氏は、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略部門を経て、2004年に起業しています。『戦略コンサルティング・ファームの面接試験—難関突破のための傾向と対策』戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策戦略コンサルティング・ファームへの就職・転職をめざすアメリカの大学生・ビジネスマンのバイブル。ケースは計36題掲載されていて、各問題に対して、面接者と面接官の議論のやり取りが示されており、実際のケース・インタビューがどのような形で進んでいくかのイメージをつかむことができます。ケースをタイプ別に12のシナリオに分類し、各シナリオで重要となるポイントや、どのような思考プロセスを踏めばいいかを図解で解説しています。著者のマーク・コゼンティーノはハーバード大学の就職指導課で20年にわたり、戦略コンサルタントを目指す延べ1万人を超える学生の就職指導を行ってきたケース・インタビュー対策の第一人者として知られています。『ビル・ゲイツの面接試験—富士山をどう動かしますか?』ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?タイトルの「富士山をどうやって動かすか?」のほかにも、「マンホールのふたはなぜ丸いのか」「鏡が上下でなく左右を逆転させるのはなぜか」「ビル・ゲイツの浴室を設計するとしたらどうするか」などは、過去に出た問題の一例です。著者は「どんな答えが期待されているのか、頭の中や対話の中で整理する」「大きくて複雑な問題には単純な答えがある」など、問題を解くヒントも紹介しています。『地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」』地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」タイトルにもあるように地頭を鍛えるためのハウツーが丁寧に解説されています。また、なぜ地頭力が必要とされるのかと言った基本的な内容から、ケース問題の基礎となっている「フェルミ推定」とは何なのか、テクニックに頼るのではなく本質的に能力を身につけることが重要だと気づかせてくれる1冊です。番外編ここまでは、コンサルティングファームの選考を受ける上で読むべき本を紹介してきました。これらの本を上手く活用することが、選考を突破するためには必要不可欠です。さて、ここからは番外編として、コンサルタントとして働くことを決めた場合に読むべき本を紹介してきたいと思います。『考える技術・書く技術ー問題解決力を伸ばすピラミッド問題』考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則マッキンゼーをはじめとした世界の主要コンサルティングファームでライティングのコースを教えるバーバラ・ミントが、独自の文書作成術を披露したものになります。コンサルタントとして働く上で必要となるわかりやすい文章の書き方について解説しています。トップダウン型アプローチやグルーピングなど、論理的に考える上で必要な技術についても述べています。『ざっくり分かるファイナンス経営センスを磨くための財務』ざっくり分かるファイナンス経営センスを磨くための財務(光文社新書)著者の石野雄一さんが日産自動車の財務部や戦略系コンサルファームで働いた経験をもとに、分かりづらいファイナンスについてまとめたものとなっています。コンサルタントに財務知識が必要なのかと思われそうですが、コンサルの仕事の成果は財務諸表に現れるため、感覚を掴んでおくことで、よりビジネス的な観点をアウトプットに加えることができます。『外資系コンサルのスライド作成術ー図解表現23のテクニック』外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニックボストンコンサルティンググループやA.T.カーニーといったトップファームでの経験をもとに、プレゼンテーションの際に必要となるスライドの作成技術をまとめたものとなっています。こちらの本は、思考法を身につける類のものではないですが、若手コンサルタントで生き延びていくために必要不可欠なスライド作成技術といったテクニック的なものを解説しているため、読んでおくといいでしょう。最後にコンサルティングファームでの選考では、一筋縄ではいかない設問も多く、また入社後も様々なスキル・知識が必要となります。選考に向けて、これらの本を活用しながら、コンサルティングファームに必要な素養を是非身につけていただければ幸いです。外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!ケース面接・フェルミ推定完全攻略記事一覧・【ケース面接完全攻略】解き方や評価基準、対策に役立つフレームワーク・例題・本を徹底解説・ケース面接とは?フェルミ推定との違いや出題業界について解説・ケース面接の評価基準と対策まとめ【現役コンサルタントが解説】・ケース面接の解き方と対策方法を徹底解説【外コン過去問付き】・ケース面接対策に役立つフレームワーク、おすすめ本、数値を徹底解説・ケース面接対策に読むべき本6冊・└└└・・コンサル業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際にコンサル業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 141,963 views
日本航空・全日空の違い~OB訪問とESから考える~ 日本航空・全日空の違い~OB訪問とESから考える~ 航空業界完全攻略記事一覧1.航空業界の仕組みや職種、最新動向まで一挙大公開2.【業界研究】志望者必見!航空業界の職種と仕事内容3.【企業研究】航空業界の大手企業一覧4.【業界研究】航空業界の最新ニュースや動向分析〜2020年に向けて〜5.【業界研究】航空業界で役立つ用語まとめ6.【業界研究】航空業界に有利な資格まとめ7.【業界研究】航空業界のおすすめ本まとめ16卒の航空業界内定者です。航空業界の中で不動の人気を誇る二大巨塔、JALとANA。「2016年卒新卒就職人気企業ランキング」ではどちらもトップ10にランクインしています。unistyle就活意識調査ではANAは18位、JALは29位となっており非常に人気です。参照:unistyle就職活動意識調査結果概要→上位校学生約1000名のキャリアにおける目標や志望業界・企業ランキング、果てはTOEICスコアまでunistyleが集計しグラフに可視化しました。この記事を参考に周囲と比較して自分がどの位置にいるのか把握したり、就職活動の軸をもう一度深く考えてみるなどご活用下さい。就職活動の面接では互いを意識しているような問いも多く、「何故ウチなの?」という質問を幾度となく投げかけられたことを鮮明に覚えています。2010年に経営破綻を経験したJALも当時は新卒採用を見送ったようですが、現在は担当者いわく志望者数は経営破綻前と遜色ないレベルにまで回復しているとのことでした。本日は私の経験した面接やOB訪問での話を基に、JAL・ANAの社員、働き方の違いに迫っていきたいと思います。本記事のコンテンツ・社員の違い・社員の働き方の違いはどこから生まれるのか・ESから考える求める学生の違い・まとめ・航空業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介社員の違い両者の共通点:愛社精神が強いOB訪問させていただく中で特に感じた部分です。面接対策に「御社の強みは何だと思いますか?」と聞いたものですが、どちらの社員も「ウチは接客では負けない」と自信を持って語られました。ネット上にはよく「ANAはアジア路線に強い」「JALは国際線に強い」といった典型的な強みが書かれていますが、社員の方からすると「同業他社の強みは自社が誰よりも研究し、追随しているので重箱の隅をつついたような強みでしかない」とのことでした。しかし、働き方には違いがあるようで、ANA(全日空):体育会系気質で、リーダーシップをもってグイグイ周囲を率いていく人が多い。個性的な人が多く、自分の意見を持っていればそれを通すことが良しとされる。このことから社員いわく「会社の中での風通しは良い一方で、のど元過ぎれば熱さを忘れるようなところがある」とのこと。JAL(日本航空):体育会系のノリはあまりなく、周囲と協調して働くことが良しとされる。JALフィロソフィが記された手帳を全社員携帯しており、その指針通りに行動することが美徳である。このことから社員いわく「経営破綻前後で最も変わったことといえば、社員間に共通の行動指針や目標が明確に共有されるようになったこと。同じ部署での結束は強まったが、一方で部署間での連携はまだまだ改善の余地がある」とのこと。もちろんANAにもおとなしめの方が、JALにも体育会系気質の方がいることは確かでしょう。しかし、社員(面接官)の持つコンピテンシーを志望者である学生に求めることは確かであるので、意識するに越したことはないと思います。実際に私が最終面接でお会いした学生の方は、他方の会社では一次面接で切られたとのことでした。社員の働き方の違いはどこから生まれるのかさて、社員の違いに焦点を絞って参りましたが、それらはどこから生まれるものなのでしょうか。働き方の違いは両社が辿ってきた歴史から生じるようです。ANA(全日空):「チャレンジ精神」民間会社としてスタートし、今の地位を築いたことから「チャレンジ精神」が根底にあり、新規路線開拓などにも積極的。説明会を担当していた社員いわく、チャレンジしたことによる失敗の責任は求められない。一方で、責任の所在が明確にならずにそのまま忘れ去られることもある体質。JAL(日本航空):「経営破綻のような失敗は二度と繰り返さない」半官半民の特殊法人としての経歴があることから、完全民営化された後も社員の財務管理の軽視や公務員気質が経営破綻前まで存在していたことは少なからず認められる。経営破綻後は全社員がこの事実を真摯に受け止め働くようになり、その失敗を二度と繰り返すまいと誓っている。しかし、それらの傾向が完全に払拭されたとは言えない状況。2013年は羽田空港国際線発着枠がANAに11便、JALは5便と配分され、ANAに軍配が上がる結果となりました。この配分割合の違いはJALの経営破綻に起因するものであり、ANAは路線拡充を加速させていることから、両社の働き方の違いを明確に示す指標であることが伺えます。ESから考える求める学生の違いそれでは実際のESの設問から両社の求める学生像の違いに迫っていきましょう。今回は事務系のESを例にとって考えます。【全日空の方式】空白に自由記述で、書き方に制限なし【全日空の設問】・一番あなたらしいと思う写真とその理由を述べてください。・ANAの総合職事務職にエントリーいただく理由は何ですか?・大学入学以降、一番自信を持って「これをやった」と言えるものは何ですか?具体的に教えてください。・現時点でのあなたを評価するとしたら、あなたは何の「No.1」だと思いますか?その理由も含めて教えてください。【日本航空の方式】自由記述だが、罫線あり【日本航空の設問】・あなたが大学入学以降に力を注いだ事柄を具体的に3つ挙げてください。・上記3つのうち1つを選択し、「なぜ力を注いだのか(理由)」「何を目指し、どのように挑戦したのか(目標・行動)」、「何を実現し(結果)、何を学んだのか」の順で記述してください。・仕事をする上で、あなたが大切だと思うことを記入してください。・あなたがJALの業務企画職(地上職事務系)を志望した理由と、JALで何を実現したいかを、具体的に記入してください。自分らしさを示す写真や「No.1」を問う設問からも、ANAではチャレンジ精神を重視していることが伺えます。一方でJALでは、チャレンジの「過程」や働く上での価値観、一定の規律の中での自己PR力で学生をフィルターにかけていることが伺えます。以下の内定者ESも参考にしてください。参照:日本航空(JAL)【内定】エントリーシート参照:全日本空輸(ANA)【内定】エントリーシート(6)→日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)のエントリーシートです。まとめ如何でしょうか。航空業界は毎年、選考フローが長く、他社では面接解禁日の1週間以内にほぼ内定が出そろうのに比べて、JAL・ANAはどちらとも面接解禁日から3週間たって内定が得られるなど長期に及びます。長期間におよぶ選考フローは内定した学生が途中で離脱することも考えられるため、就職活動人気ランキング上位である航空会社だからこそなせるものと言えるでしょう。選考が長期化するからこそ、ネットで簡単に得られる会社の強み・弱みでは面接の突破は難しいと実感しました。上記の内容や「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチも参考にしながら、是非自分なりの「なぜ御社なのか」を作り上げていただく一助としていただければ幸いです。参照:「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ→多くの学生が面接で聞かれて窮するのが「他社じゃなくて何でウチなの?」本記事ではこの質問に説得力を持たせて答えるための3つのアプローチ方法を紹介しています。また、このアプローチに則った内定者の回答も複数掲載しているため是非ご一読下さい。航空業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に航空業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。航空業界完全攻略記事一覧1.航空業界の仕組みや職種、最新動向まで一挙大公開2.【業界研究】志望者必見!航空業界の職種と仕事内容3.【企業研究】航空業界の大手企業一覧4.【業界研究】航空業界の最新ニュースや動向分析〜2020年に向けて〜5.【業界研究】航空業界で役立つ用語まとめ6.【業界研究】航空業界に有利な資格まとめ7.【業界研究】航空業界のおすすめ本まとめ 92,359 views
誰しもが通るキャリアの悩み。ISID若手女性社員3名が描く今と未来。 誰しもが通るキャリアの悩み。ISID若手女性社員3名が描く今と未来。 本記事は電通国際情報サービスのPR記事になります。※2024年1月1日より電通総研に社名変更しています。2023年12月31日迄に掲載した記事では電通国際情報サービス(ISID)表記となっております。昔も今も変わらず就活生が企業を選ぶときに重要視する項目として、仕事へのやりがいや給与の高さなどとともに挙げられるのが働きやすさである。実際に下記の23卒就活生向けのアンケート結果でも、「企業を選ぶ上で最も重要視するポイントは?」という質問に4割の就活生が働きやすさと答えており、ダントツの1位を獲得している。【参照】【23卒の就活生の企業選びの軸】1位は「働きやすさ」、しかし「働きやすい企業の探し方が分からない」と答えた就活生は78%と課題あり(株式会社L100)また、働きやすさに直結する働き方に関しては男性よりも女性の方が重視する傾向があり、特に社内の雰囲気や結婚後の働き方はその傾向が顕著に出ている。【参照】就活生の「企業の魅力と働き方」に関する意識調査アンケート【2021年卒版】(人事ZINE)しかし、働きやすさを重視している就活生が多くいる一方、それらの定義は曖昧であり、「働きやすい企業を見つけたいけど、どのように探せばいいのかよく分からない。」という就活生も多いはずである。だからこそ、自分にとっての働きやすさとは何かを定義付け、各々の働きやすさを実現できる環境がある企業こそが働きやすい企業と言えるのではないだろうか。そんな中、裁量の大きさ・希望を実現できる環境・キャリアの多様性・自然体な雰囲気・人の良さなど、各々の働きやすさを実現している国内有数の大手システムインテグレーター(SIer)が存在する。その企業とは株式会社電通国際情報サービス(以下、ISIDと表記)である。ISIDは社員ごとに異なる働きやすさをなぜ実現できるのか、そしてその働きやすさの根底にあるものとはいったい何なのか。unistyle編集部はそんな疑問を探るべく、ISIDで働く入社3年目の稲井さん、入社5年目の中嶋さん、入社7年目の西村さんという女性社員3名にお話を伺った。働きやすさに留まらず、女性社員だからこその働き方やキャリア観まで、ありのままの姿や悩みを対談形式で聞いていきたいと思う。こんな就活生にオススメ・働きやすさを就職活動の軸としている就活生・女性ならではの働き方やキャリアに悩みを抱いている就活生・「人の良さ」を就職活動の軸としている就活生・IT業界やSIer業界に興味のある就活生目次今回取材をした3名の社員のプロフィール「裁量の大きさ」と「希望を実現できる環境」、働く中で感じた自社の魅力とは各ステークホルダーからの感謝の言葉が仕事のやりがい、それぞれが思う印象に残っているエピソードISIDでは十人十色のキャリアを実現できる。3年目・5年目・7年目の今だからこそ感じるキャリアの悩みと変遷「ISIDは働きやすい」、3人が口をそろえて語る働きやすさの根源ISIDの魅力は人の良さと言われる所以-本音で語る入社前後のギャップ-取材後記(就活生へのメッセージ)今回取材をした3名の社員のプロフィール西村香那(にしむらかな)さん2016年4月に新卒でISIDに入社。情報理工学科出身だったこともあり、IT・情報系の企業を中心に就活を進める中でISIDの「人の良さ」、そして「自然体な雰囲気」に惹かれて入社を決断。金融ソリューション事業部に配属され、技術職としてシステム開発に関わる。技術職での開発と並行して、入社時点から関心のあったデザイン関連の作業にも携わり、2019年からUXデザインを行うチームと兼務を開始、システム開発からUXデザインに軸足を移す。2021年より新設されたUXデザインセンターに加わり、金融だけでなく、幅広いお客さまや自社製品の開発などにUXデザイナーとして携わる。システムやサービスの画面だけでなく、それを使いたくなるユーザの状態から使った後に実現したいユーザの状態までをデザインし、よりよいサービス・システム構築に取り組んでいる。中嶋澪奈(なかじまみおな)さん2018年4月に新卒でISIDに入社。最先端の技術を用いてモノづくりをし、自分の作ったもので人から感謝される点を魅力に感じてIT業界を志望する。選考中に出会った社員の人柄に惹かれて入社を決断。金融ソリューション事業部に配属されて以降、技術職として地域金融機関向け融資支援パッケージシステム「BANK・R」の案件に携わっている。複数のエンハンス(※)・新規導入案件のプロジェクトマネージャー(以下、PMと表記)を経験し、現在はセールスや保守も含めて幅広い業務を担当している。入社前から希望していた「お客様と近い立場」での仕事において、社内外の人と信頼関係を築けていると感じることにやりがいを実感し、日々取り組んでいる。※エンハンスとは、高める、強める、促進する、強化する、向上させる、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、製品やシステムの機能追加や性能向上のことを意味する場合が多い。【引用】IT用語辞典e-Words稲井可那子(いないかなこ)さん2020年4月に新卒でISIDに入社。海洋学部出身だったことから、将来的に未だアナログな側面の大きい海洋業界をITの力を用いて発展させたいという想いを抱く。同時期に電通・ISID・双日の3社共同で、マグロの品質判定を行う画像解析AIシステム「TUNASCOPE」の実証実験を実施、というニュースを見て、「この会社なら自身の想いを実現できる」と感じて入社を決断。コミュニケーションIT事業部に技術職として配属され、配属直後から現在まで公共系システム構築案件に携わっている。お客様と密な関係性を築き、公共系特有のスピード感ある立ち上げが実現できるように取り組んでいる。また、お客様の運用改善となるような新しい機能の提案も積極的に行い、使い続けたいと思っていただけるようなシステムの構築を心掛けている。「裁量の大きさ」と「希望を実現できる環境」、働く中で感じた自社の魅力とは__まずは働く中で感じる貴社の魅力を教えてください。中嶋さん:私は入社当初から今まで一貫してPMをしていますが、若いうちから裁量の大きな仕事を与える環境があり、かつ自由に任せていただけることが魅力だと思います。とは言え単に裁量が大きいだけでなく、しっかりとサポートしてくれる方や相談に乗っていただける方が周りにいるため、安心して仕事に取り組むことができています。また、自立している社員が多いことも魅力だと思います。上述した内容にも紐づきますが、若いうちから裁量の大きな仕事を任せていただけるからこそ、自立している社員が多いのかなと思います。稲井さん:「これはこうした方がもっと良くなるんじゃないですか?」など、提案や意見を言いやすい環境が魅力だと思います。私のような3年目の若手社員の意見にも真摯に耳を傾けてくれ、その提案が根拠さえ通っていれば「とりあえずやってみようか!」と背中を押してくださる雰囲気を感じます。私が1年目の時の配属当初、「新人教育をもっと丁寧にした方がいいのでは?」と一つ上の先輩方が提言してくださり、私の代から新人教育が手厚くなったという事例がありました。【参考】CrossTalk:新人の新人による新人のための研修へリニューアル!朝会改善プロジェクトの裏側に迫る┗新人教育の具体的な事例はこちらの記事をご覧ください。その翌年、私の代が2年目になった時は教わったことをブラッシュアップして今度は新人教育をする側になり、その翌年には私たちが教育した代が新人を教育し…といったような形で現在もその系譜は繋がっています。このように若手でも提案や意見を言うことができ、一定の規模感と社員数を誇りながらもそれをスムーズに実現できる風土はISIDならではだと思います。西村さん:自分のやりたいことを実現できる環境が魅力だと思います。私は元々開発やPMという業務を担当していましたが、2,3年目の頃からUXデザインに興味を持ち、主の業務にしたいと思うようになりました。その時にデザイナーの方に話を聞きにいったり、当時の部長に自身の想いを伝え、4年目の時にUXデザイナーにジョブチェンジしました。デザインの勉強は多少していたものの、特段デザイン経験があった訳ではなく、いきなり異動というのは難しいと思っていたのですが、そこを任せていただけたのは本当にありがたかったです。このように「これがやりたいから異動したいです!」といった希望は言いやすく、かつそういった意思を汲み取って任せてくれる環境は非常に魅力的だと思います。「やりたいです!」という想いさえあれば機会を与える環境がISIDにはある__4年目の時に異動・ジョブチェンジされたということですが、そういった社員の方は多いのでしょうか?西村さん:結構多いんじゃないかなと思いますね。自身の希望を第一優先にしていただけるため、もちろん異動せずにずっと同じ職種・部署にいる社員の方も多くいますが、私のように自分の意思で異動を希望する社員の方も少なくありません。やはり「やりたいです!」という意見を上司等に相談しやすく、かつ上司も前向きに考えてくださるがゆえのことかなと思いますし、仮に知見・経験等がなくても社員の意思を第一優先にしてくださる風土は本当に好きな部分です。各ステークホルダーからの感謝の言葉が仕事のやりがい、それぞれが思う印象に残っているエピソード__仕事のやりがいと印象に残っているエピソードを教えてください。稲井さん:お客様から「これ良かったよ!」とお褒めの言葉を頂ける瞬間がやりがいに感じます。今年からPMを担当している案件があるのですが、その中で初めて導入した機能がありました。私はPMの経験も浅いですし、初めての導入ということで見落としやミス等がないか非常に不安だったのですが、最終的にはそれを導入したことでお客様の業務が改善され、「導入して本当に良かったです!」というお褒めの言葉を頂きました。さらに「今回の新機能の導入に満足したから是非他の事業にも追加してほしい!」というお話も頂けました。感謝の言葉を頂けたことも嬉しかったですが、こういう風に仕事って繋がっていくんだなということも身をもって実感することができ、仕事冥利に尽きる経験になりました。西村さん:私はUXデザイナーであるため、実際にエンドユーザから意見を頂いたり感謝される機会が多く、それがやりがいに感じます。あとは、努力をしてきたことが実を結ぶ瞬間も嬉しいですね。私はグラフィック等の経験がない状態で入社しているため、デザインスキルでは美大出身の先輩には到底及びません。ただそこで諦めてはいけないと思い、弟子入りする勢いで製作した案をレビュー依頼するということを繰り返し、最終的に自分が製作したアウトプットが要因で案件を獲得できたことが印象に残っています。本当に嬉しく努力して良かったなと思いましたし、こんな自分をサポートしてくれる先輩がいる環境に今でも感謝しています。中嶋さん:社内外の人から感謝されたり認められ、信頼関係を築けたと実感できる瞬間がやりがいに感じます。印象に残っているのは、1年という長期にわたって携わった「パッケージの新規導入案件」です。私はそのプロジェクトでPMを担当していたのですが、要件の調整だったりお客様との意見の食い違いなどが度々あり、当初は中々スムーズにプロジェクトが進みませんでした。ただ、密にコミュニケーションを重ねる中で徐々に信頼関係を築くことができ、最終的にそのプロジェクトを無事遂行することができました。その際、お客様から「今回はパッケージの導入だったけど、今度はエンハンスをやろうと考えている。その時は是非中嶋さんにお願いしたいです!」という感謝の言葉を頂けました。正直大変なことも多かったのですが、入社当初から自分の作ったもので人から感謝されたいという気持ちがありましたので、それが叶ったこの経験は現在でも印象に残っています。ISIDでは十人十色のキャリアを実現できる。3年目・5年目・7年目の今だからこそ感じるキャリアの悩みと変遷__それぞれ年次も異なるかと思いますが、現在のキャリアの悩み、そしてキャリア観で変遷がありましたら教えてください。【入社3年目】成長実感と未熟さ双方を痛感する中、日々実直に業務に取り組む稲井さん:「自分も先輩のようになれるのかな…」という漠然とした不安があります。私は現在、小規模な案件ながらもPMという立場を任せていただけています。日々仕事に取り組む中で「成長したな」と感じる場面もありますが、先輩方の姿を見ると「自分はまだまだだな」と思う日の方が圧倒的に多いです。また、弊社は3年目から4年目に上がるタイミングで役職が変わり、予算管理といったお金周りのことにも目を向けなければいけなくなります。そのため、来年からはより裁量が増えながらもプロジェクトを円滑に進めなければならない反面、まだまだ先輩には遠く及ばないことも多々あります。とは言え、後輩が新たに入ってくるので自分も独り立ちする必要があるといったように漠然と来年が不安です。ただ、先輩方は皆そういった経験を通ってきたはずですし、そのような環境があることに感謝して今後も日々業務に取り組んでいきたいと思います。【5年目】今後のキャリアを見つけるヒントを得る場としての女性コミュニティ中嶋さん:今後のキャリアをどうしていきたいかが今最大の悩みです笑。私は入社から現在まで同一の部署に所属しているのですが、1,2年目の時はとりあえず一通りの仕事を自分で回せるようになりたいと思い、与えられた業務に日々取り組んでいました。その後、経験と知見を重ねていく中で、「新規ビジネスの開拓をやってみたい」とか「UI/UXデザイン等の新たな職種に挑戦してみたい」と考えた瞬間もあったのですが、結果的に自分が本当にやりたいことはまだ見つけることができていません。ジョブローテーションの機会もあるのですが、どの部署や職種に進みたいといった明確な希望がないため、それが今一番の悩みになります。ただ、社内の女性コミュニティに参加し、先輩方の話や自分と全く異なる仕事をしている方のお話を度々聞く中で、今後のキャリアを見つけていきたいと思っています。__社内に女性のコミュニティがあるとのことですが、具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか?AmbitiousWorkshopという人事主催の施策があり、そこでは自己内省や参加者同士の対話を通じて自分らしいキャリアを見つめなおすことができます。挙手制での参加になるので、同じような悩みや不安を持ったメンバーやこれからのキャリアを考えていきたいと意気込むメンバーが集まって対話を重ねていくうちに、様々な視点を得られました。講義でのインプットと実践でのアウトプットはもちろん、座談会も開催され、年次や事業部も全く異なる女性メンバーと考えや悩みを共有・相談しあう場も設けられています。やはり年次や部署が異なる方とお話させていただくと新たな発見がありますし、これから自分が本当にやりたいことを見つけるヒントも得られると考えていますので、こういった場は本当にありがたいなと実感しています。【7年目】私の強みって一体何?自分だからこそ提供できる価値を追求していく西村さん:7年目というある程度経験を積んできたからこそ、「私の強みって結局何だっけ…?」という不安は日々抱いています。私はジョブチェンジをして現在はUXデザイナーとして働いていますが、やはり美大卒の方々にはグラフィックスキル等では到底叶いません。もちろんそういった方々に少しでも追いつこうと頑張ってはいますが、私だからこそできる価値提供って何だろうという悩みに苛まれた時期もありました。ただ、私はシステム開発に携わった経験がありますので、開発経験を活かしたデザイナーになろうと現在は考えています。弊社のデザイナーは基本的に開発チームの方と共に動くのですが、言語の違い等で意思疎通が困難になってしまう場合が珍しくありません。そういった場面で私が両者の間に立ち、いわゆる潤滑油の働きをしながらプロジェクトを進めることができるような人になりたいと思っています。入社前に描いていたものとは異なるキャリア。そんな中でも新たなキャリアを構築できる環境がISIDにはある__就活生の時にも将来のキャリアを考える機会はあったかと思いますが、当時描いていたものと現在で何か違いはありますか?中嶋さん:正直にお伝えしますと、就活生の時も現在も明確なキャリアは描けていません。ただ、自身がやりがいを感じる瞬間が「人から感謝されたり相手と信頼関係を築けた時」というのは昔も今も変わっていないため、お客様と近い立場で仕事ができるPMは自分に合っているんじゃないかなと思っています。稲井さん:就活生の時もPMをやりたいと思っていましたが、当時は何となく「5年目くらいから任せていただけるのかな」と想像していました。ただ、想像していたよりも早く実際には3年目から任せていただいていますので、そういった意味ではギャップがありましたね。西村さん:私は180°変わりました。就活生当時は漠然と周りから感謝される仕事がしたいという気持ちしかなく、まさかデザイナーになるとは当時は微塵も考えていませんでした。ただ、入社時とキャリア観が変化したという方は周りにも沢山いますし、そういった方でも新たなキャリアを構築できる環境は十二分に揃っていますので、そういった点もISIDの魅力と言えるのではないかなと思います。__西村さんは入社後にキャリア観が変わり、ご自身で手を上げて異動をされたとのことですが、そういった社員の意思を汲み取る風土はあると実感されますか?西村さん:自分自身の想いや希望を言いやすい環境はあると思います。一例ですが、「今いる部署だとやりたいことができない」といった声を上司が拾ってくださり、「あの部署ならできるかもよ!面白いことをやっているよ!」といった提案をしてくださる機会があります。もちろん案件の規模やタイミング次第ではありますが、基本的には上司を含めた周りの方が前向きに考えてくださるので、その点は本当にありがたいです。「ISIDは働きやすい」、3人が口をそろえて語る働きやすさの根源__実際の働き方や一日のスケジュールを教えてください。西村さん:私は10時~11時くらいに始業し、打ち合わせやデザイナーの業務、そして時にはデザインの勉強もして19時くらいに終業するといったスケジュールが基本です。弊社にはコアタイムがないので、社員一人一人に応じた働き方ができます。リモート勤務と出社勤務も基本的には自由に選択できるため、自分の都合通りにスケジュールを組めるのは非常にありがたいです。中嶋さん:私はPMなので、一日のスケジュールはその日の打ち合わせ次第という感じです。私の周りの話で言うと、比較的規模の小さな案件を複数兼ねるといった方が多く、各案件の進捗等に応じて臨機応変に調整することができるため、予定は組みやすいと感じています。稲井さん:お二人と同じく、本当に自由にスケジュールを組むことができます。一日の流れで言いますと、朝一で今日一日やる業務をまとめ、メールチェック等をしながら優先度の高いものから順番に対応していくといった場合が多いです。そして最後に翌日やらなければならない業務をまとめ、一日が終わるという感じですね。__働きやすさというものは実感しますか?西村さん:働きやすいと感じますし、それは何でも言いやすい環境があるというのが大きいのではないかと思います。担当案件の話はもちろんのこと、私であれば異動といった大きな相談から今後のキャリアの話まで、誰にでも相談しやすい環境・雰囲気は日頃から感じます。稲井さん:私は2020年入社であり、いわゆるコロナ世代としてISIDに入社しました。当時はいきなりのリモート勤務に不安も多々あったのですが、その際のOJTの先輩がリモートだからこそ毎日連絡をくれて私のことを気にかけてくれたり、ささいなことでもビデオ通話を繋いでくれたりと、今考えると色々と気を遣ってくださっていたんだなと感じます。もちろんそのOJTの先輩に限らず、同じグループの先輩方も皆そういった風に気に掛けてくださいました。現在もリモート勤務がメインなのですが、出社のタイミングが合えば積極的に話しかけてくださりますし、業務以外のことでもざっくばらんに会話しますので、周りの方の人柄という意味で働きやすさを感じています。社員同士での助け合いが日常。「女性だから」や「子供がいるから」を感じさせないことがISIDの働きやすさ__女性の方ですとライフイベントを踏まえた働き方を考える機会もあるかと思います。女性だからこそ感じる良さや大変さはありますか?西村さん:逆に「女性だから」みたいな雰囲気を感じさせないのが弊社の良いところだと思います。人事評価等もそうですが、本当にフラットな目線で評価してくださいますし、実際に女性ならではのことを感じる場面は本当に少ないと思います。稲井さん:先輩社員の中にもお子さんがいる方はいますが、お子さんが急に風邪を引いたりしてしまい、急遽仕事を休まなければならない場面は往々にしてあります。そういった場合でも、周りの社員が当たり前のようにサポートする体制がありますし、上司にも言いやすい雰囲気は感じます。もちろんママさん社員に限らずパパさん社員の方も同様です。つい先日も「子供のお迎えに行くので一旦抜けます!」というチャットが送られてきました。そういった状況でも社員同士で助け合う雰囲気はありますし、非常に温かい雰囲気を日々実感しています。中嶋さん:社員同士で助け合う風土は感じます。一方で女性ならではの将来への不安もあるのは正直なところです。やはりどうしても役職が上がるにつれて仕事の規模や裁量が大きくなるため、自分が実際にそういった立場になった時に子育てとの両立ができるのかなという漠然とした不安はあります。もちろん子育てをしながらバリバリ働いていらっしゃる方も大勢いらっしゃるのですが、そういった意味でも今後のキャリアについて悩む機会はあります。ただ、先ほどもお話したワークショップ等で仕事と子育てを両立している方にお話を伺い、そういった先輩方の意見も聞きながら今後のキャリアを考えていければいいかなと思っています。ISIDの魅力は人の良さと言われる所以-本音で語る入社前後のギャップ-__入社前や1年目の時と現在を比べた際、何かギャップ等はあったりしましたか?中嶋さん:入社前から「ISIDは人が良い」と感じていましたが、それは現在でも変わりありません。私は弊社の「人の良さ」を上辺で話さず、納得するまで話してくださるという風に定義づけているのですが、社内外問わずそういった雰囲気は感じます。あとギャップというと少し語弊があるかもしれませんが、思ったよりも自由にできる環境があるというのは感じています。良い意味でやることさえやっていれば何も言われないですし、そういった姿勢を評価してくださる制度は整っていますので、その点は良いギャップだったなと思います。西村さん:就活生の頃に弊社の説明会やセミナーへ参加した際、「就活生向けに魅力的な社員の方を多く出演させているんだろう」と正直考えていました。しかし実際に入社してみるとそんなことはなく、出会う方全員が非常に魅力的な方であり、良い意味で裏切られたのを今でも覚えています。そんなISIDの人の良さは話すのが好きな人が多いことが起因していると考えています。話すことが好きだと必然的に社内外問わずコミュニケーションも円滑になりますし、良好な雰囲気も醸成されやすいと思いますので、それはISIDの特色ではないかなと思います。取材後記(就活生へのメッセージ)先進的な情報技術をベースに、アイディアとクリエーティビティを掛け合わせたユニークなIT専門家集団として成長を続けてきた株式会社電通国際情報サービス(ISID)。今回は入社3年目でPMを務めている稲井さん、入社5年目でPMを務めている中嶋さん、入社7年目でUXデザイナーを務めている西村さんの女性社員3名の方にお話を伺いました。__今さらなのですが、3名は直接お会いするのは本日が初めてなんですよね?全くそのような雰囲気を感じさせず、日頃から一緒に働いているのかと思うくらい良い雰囲気だと感じました。西村さん:私はこの中で最も社歴が長いのですが、会社全体としてこういった雰囲気があると思います。良い意味で社員同士がフレンドリーで、新規プロジェクトでの最初の顔合わせ等の場でもすぐに打ち解け、良い関係性を築きながら仕事に取り組むことができています。__では、最後に何か就活生向けにメッセージがありましたらお願いします。中嶋さん:私は就活をしていたとき、ISIDの様々なイベントに足を運んで沢山の社員の方にお会いさせていただいたのですが、出会う方皆さん共通して良い人だなというのを感じていました。そのため、弊社に少しでも興味を持っていただいた就活生は是非一度何かしらのイベントに足を運んでいただき、直接社員に会ってほしいと思います。稲井さん:選考に進んでいただいた方に関しては、無駄に気張らず、自分らしさを出すのが良いと思います。弊社の面接時、私はITに関することを話さずに大学時代に学んでいた海洋の話をずっと話していたのですが、当時の面接官の方が「一生懸命に取り組んでいる海洋のことが本当に大好きなんだなということが伝わってきて、そういう姿勢が良かったよ!」ということをお話してくださいました。弊社は人や物事に対する想いや自分がやってきたこと(やっていること)への誇りという観点を重視しているので、「私の良さや魅力を見てください!」という姿勢で選考に臨んでいただければと思います。そんな働きやすさと人の良さが魅力であるISIDは現在24卒向けのエントリー募集を開始しています。本記事を通じて同社に興味を持った就活生は、下記の応募フォームから是非エントリーしてみてください。選考への応募はこちらから【関連記事】┗ISIDの研修について探るべく、新入社員研修担当者と2022年新卒社員2名にインタビューをした記事になります。┗ISIDのHCM事業部内で実施している新人教育プログラム「POSITIVEアカデミー」に携わる3名の社員にインタビューした記事になります。 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