総合商社出身の起業家まとめ

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最終更新日:2023年10月26日

総合商社出身の起業家まとめ

ここ数年の就職人気ランキングで上位を独占している総合商社。16卒就活生対象に行ったUnistyleの意識調査においても第一志望群企業人気ランキング上位5社を独占しました。

unistyle就職活動意識調査結果概要
 

そして今回はその総合商社から独立した起業家を紹介します。

総合商社は外資系投資銀行と比較すると給料は落ちるものの報酬、人材ともに非常に優れており、基本的には身を埋めるつもりで入社する人が多いです。
その充実した環境から自ら退き、独立した起業家が以下となります。(敬称略)

本選考とインターンの締め切り情報

堀 義人(ほり よしと、グロービス経営大学院大学学長)

1985年 京都大学工学部卒業後、住友商事に入社
1992年 株式会社グロービス設立
1996年 グロービス・キャピタル設立
1999年 エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)設立
2006年 グロービス経営大学院を開学。学長に就任

若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur’s Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、米国ハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)等を歴任。現在、経済同友会幹事等を務める。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設し、2013年4月に一般社団法人G1サミットの代表理事に就任。

27歳の時にハーバード・ビジネス・スクールに留学をし、その教育方法に衝撃を受けた同氏。そこでの主語は常に「自分」で、最後にその問いは、「自分は何をするために生まれてきたのか」という自らの生き方への問いかけにつながっていたそうです。グロービス経営大学院は学びの場とビジネスの現場の距離感を縮めて、経営者として必要なスキルと志を鍛え、「経営学を教える」大学院ではなく「経営者を育成する」として開学したとのことです。


安達 保(あだち たもつ、カーライル・グループマネージングディレクター兼日本共同代表)

1977年 東京大学工学部機械工学科卒業後、三菱商事に入社
1982年 マサチューセッツ工科大学にてMBA取得
1988年 マッキンゼー・アンド・カンパニー
1995年 同社パートナーに就任
1997年 GEキャピタル・ジャパンに入社。事業開発本部長へ
1999年    日本リースオート代表取締役社長に就任
2000年    ジーイーフリートサービス代表取締役社長に就任
2003年 カーライル・グループに参画。マネージングディレクター
日本代表に就任

三菱商事株式会社に10年間勤務。在籍中、1984年から1987年の3年間は第二電電(現KDDI)に出向。同社の立ち上げと長距離電話サービスの開始に貢献。マッキンゼーのパートナー就任後は主に製造業、ハイテク企業の製品市場戦略、企業ビジョンの策定に従事。現在、株式会社ベネッセホールディングス、ヤマハ発動機株式会社の非常勤取締役。2009年1月から2011年6月まで日本プライベート・エクイティ協会の会長を務める。

英語が話せなかったら上のようなキャリアを切り拓けなかったという同氏。なんと英語を勉強し始めたのは2歳の頃だったとの事です。特に中学生になってからは読み書きを中心とした勉強に力を入れ、学年でトップの成績だったそうです。大学4年生の時にはインターンを通じてスウェーデンの鉄鋼メーカで働いたものの、メーカーの研究所で働き続ける事は 性に合わないと感じ、三菱商事への入社を決めたそうです。


澤田 貴司 (さわだ たかし、株式会社リヴァンプ代表取締役社長兼CEO)

1981年 上智大学卒業後、伊藤忠商事入社。
1997年 ファーストリテイリング入社。常務取締役就任
1998 年 同社副社長に就任
2003年 キアコン設立、代表取締役社長に就任
2005年10月リヴァンプ設立、代表取締役に就任

伊藤忠商事では化学品営業、流通プロジェクトを担当。イトーヨーカ堂とセブンイレブン・ジャパンプロジェクトに参画、米国セブンイレブンの買収に携わる。ユニクロ時代は店長候補からスタートし、半年後には常務商品本部長に、翌98年に副社長に就任。営業部署の責任者としてユニクロの急成長に貢献。キアコンを畳もうと考えていた際に現ローソン社長の玉塚氏から電話をもらい、会社を芯から元気にする企業再生を請け負う株式会社リヴァンプを玉塚氏らと立ち上げた。

ユニクロ副社長時は柳井社長の後継者ともいわれたほどの人物です。伊藤忠商事からユニクロに移ったきっかけは経営破綻した米セブンイレブンをイトーヨーカ堂グループが買収する案件だったそうです。当時のイトーヨーカ堂の経営陣がアメリカに乗り込んで日本の近代化された経営手法を丁寧に伝達していく様子を見た同氏は旧態依然とした経営を変革出来たら百兆円以上にものぼる流通産業が劇的に変わると感じ、ユニクロへの入社を決意したとの事です。


内田 陽介(うちだ ようすけ、みんなのウェディング代表取締役社長兼CEO)

2000年 慶應義塾大学卒業後、三菱商事に入社
2000年 株式会社アイシーピー入社。シード・アーリー段階のIT系ベンチャー企業への投資後における育成を担当
2003年 株式会社カカクコム入社。その後カカクコム取締役、フォートラベル株式会社取締役を歴任
2013年 オフィス内田代表就任
2014年 株式会社みんなのウェディング代表取締役社長兼CEO就任

カカクコム在籍時には新規事業立ち上げ、価格.com運営などに携わる。株式会社コアプライス(現 株式会社カカクコム・インシュアランス) 取締役も歴任。

結婚式を生涯最良の思い出にしたいとする場合に業界からの一方通行でしか情報が得られない現状に疑問を感じた同氏はみんなのウェディングへの参画を決心したとの事です。みんなの願いを一緒に実現する会社を会社を目指していく上でウェディング関連市場に止まらず、インターネットによってイノベーションを起こし、ユーザーの利便性を向上させることができる領域に踏み込んでいこうとしているので今後も楽しみな会社です。


寺田 親弘(てらだ ちかひろ、SanSan株式会社代表取締役社長)

1999年 慶應義塾大学環境情報学部卒業後、三井物産に入社
2001年 情報産業部門で、シリコンバレー勤務も含め、日米のIT業界に精通
2007年 Sansan株式会社を設立。BtoBの名刺管理サービス「リンクナレッジ(現・Sansan)」を開始
2012年には、個人向け無料名刺管理アプリ「Eight」を開始

三井物産では情報産業部門にて、コンピュータ機器の輸入、システム開発、 Joint Venture立上等に従事した後、米国シリコンバレーに転勤となり、米国最先端ベンチャーの日本 向けビジネス展開を担当。帰国後は、自らが持ち帰ったデータベースソフトウェアの輸入販売を、社内ベンチャーとして立ち上げる。

ビジネスマンとしてキャリアをスタートした時に名刺のあまりの非効率さに衝撃を受けたという同氏。当時は様々なものがIT化を果たしていた事に着目した同氏は名刺の効率化を考えつき、起業をしたとの事です。


澤 博史(さわ ひろふみ、データセクション株式会社代表取締役社長兼CEO)

1991年 大阪市立大学理学部を卒業後、富士通に入社。
2004年 双日に入社
2008年 株式会社イーライセンス社外取締役に就任
2009年 データセクション株式会社の代表取締役に就任

富士通ではB to Cポータル(@niftyポータル)やB to Eポータル(B-Front)等のインターネット系のサービス開発を実施するなど、プログラミングから新規事業開発まで幅広い業務経験を持つ。その後、双日を経て大手事業投資会社にチーフプロデューサー(統括部長相当)として入社。ベンチャー会社への事業投資、企業のビジネスプラン作成から新規サービスの立上げ、M&A等に従事。

もともと富士通に入社する頃から起業家志向が強く、いずれは会社を立ち上げて世の中を変えられるような何かを作りたいと考えていたという同氏。「世界で通用するビジネスモデルとは何なのか」を色々と考え自分なりに三つ編み出したそうです。 一つ目はソーシャルメディアを分析し様々な発見を通じビジネスにつなげるもの。そして、アニメや音楽などのコンテンツビジネスモデル。最後にオンラインでのビジネスモデルだったそうです。そして、その延長線上で起業したようです。


天野 太郎(あまの たろう、オフィスバスターズ代表取締役社長)

1993年 名古屋大学経済学部卒業後、丸紅に入社
2002年 株式会社アトライを創業
2003年 株式会社オフィスバスターズを設立

丸紅では事務機器販売を担当し、ロシア・米国駐在を経る。アトライにて中古事務機の輸出事業を営む一方、株式会社テンポスバスターズと共同出資にて株式会社オフィスバスターズを設立し、代表取締役に就任。

起業を意識し始めたのは中学生の頃だったという天野氏。しかし下積みとして一度大企業に勤めてビジネスを学ぼうと考え、ビジネスを幅広く学べるという理由から商社への入社を決めたようです。途上国での取引先の一言から中古品の販売を行う事で社会問題の解決をできるような会社であるアトライを設立との事です。


船橋 力(ふなばし ちから、ウィル・シード代表取締役会長)

1994年 上智大学卒業後、伊藤忠商事入社
2000年 株式会社ウィル・シード設立。企業と学校向けの体験型・参加型の教育プログラムを提供を設立し代表取締役に就任
2012年 同社取締役会長、学校法人河合塾顧問に就任

伊藤忠商事ではジャカルタ地下鉄推進プロジェクトなどを手がけていました。その同時期にウィル・シードのコアコンテンツとなる「SEED」の前身にあたるゲームを実施する異業種交流会「LPC」を設立しました。

高校時代をブラジルで過ごした同氏。そこで受けた教育というのは、日本の詰め込み・暗記型のものではなくて、議論させたり、実際に何かを体験させたりすることが多く、そこで学んだ内容は現在の船橋氏にも多く残っているそうです。大学卒業後の世界旅行経験から学校教育をなんとかしたいという思いに至り、トレーディング・ゲームを学校現場に広げたいと考え、2000年に起業を決意したそうです。


河野 貴輝(かわの たかてる、株式会社ティーケーピー代表取締役社長)

1996年 慶應義塾大学商学部卒業後、 伊藤忠商事に入社
2000年 イーバンク銀行(現・楽天銀行)に入社
2005年 株式会社ティーケーピー設立。代表取締役に就任

学生時代、アルバイトでためた資金で株式投資を始め、痛手を被ったことで勉強不足を自覚し、財務会計ゼミで学ぶ。この世界でプロになることを目指し、卒業後は「目的別採用」を導入していた伊藤忠商事に就職、為替証券部に配属。4年間、ディーラーとして活躍した後、日本オンライン証券(現・カブドットコム証券)の設立にかかわる。2000年、上司とともに退職し、上司が代表として設立したイーバンク銀行(現・楽天銀行)に4年間在籍、取締役営業本部長などを歴任。2005年、独立し株式会社ティーケーピーを設立。

就活生の皆さんも一度はTKP貸し会議室を利用したことがあると思います。同氏は世の中の無駄な資産・事業を再生して新しいものに仕立て上げたいという思いから使われていないオフィスビルや結婚式場、ホテルなどのスペースをキャッシュ化することに着目したとのことです。TKPは、その命題に金融の知見やITを活用して事業化に成功、設立5年で売上高35億円と急成長しました。そしていまでは日本全国の主要都市に直営、運営受託含めて500室を超える貸会議室を展開しています。今後の成長にも期待ですね。


中松 義郎(なかまつ よしろう、発明家)

通称:ドクター中松

1953年 東京大学工学部卒業後、三井物産に入社
1959年 イ・アイ・イに入社。専務、副社長を歴任
1971年 同社社長との対立から独立し、ナコー(現在のドクター中松創研)を設立
2005年 ノーベル賞のパロディであるイグノーベル賞(栄養学賞)を受賞

5歳で最初の発明をし、14歳で灯油ポンプ、19歳でフロッピーディスク、カラオケ、ファクシミリ、カテーテル、無線消化器体内検査装置、人工心臓、燃料電池などで発明件数は3367件以上になり、エジソンの1093件を抜き世界第1位とされている同氏。

東京都知事選や衆議院、参議院選に挑戦し続ける同氏。実は三井物産の出身でした。奇抜な発明家として知られた事をきっかけにバラエティ番組での露出が増えたとの事です。選挙に出続ける理由として「元来、政治家は国のために働くもの。『国のため』という気概をどの程度が持っているかが重要なポイントだ」という発言をしていました。


戸並 誠(となみ まこと、実業家、政治活動家)

通称:マック赤坂

1972年 京都大学農学部を卒業後、伊藤忠商事に入社
1997年 レアメタル輸入販売会社「マックコーポレーション」設立
2004年 財団法人スマイルセラピー協会会長
2006年 日本スマイル党を結成し、政治活動を開始
2007年 港区議会議員選挙に出馬するも落選
2009年 政治団体の名称を現在のスマイル党に変更

大学生ならば一度は見かけた事があると思います。選挙に何度も出馬し、独特な政見放送と選挙活動から知られているマック赤坂さんは伊藤忠商事出身でした。伊藤忠商事に勤務していたころ、アメリカへ行ってハンバーグを食べると、よく「ビッグマック」といわれたそうです。そして一番弟子にはマック赤坂見附さんがいるとの事です。

 

最後に

以上、総合商社出身の起業家を紹介しました。外資系コンサルや外資系投資銀行出身の起業家についてはイメージがあるけれど総合商社出身の起業家はイメージがないという方の参考になれば幸いです。今回はどのような想いで起業されたのかといった点にも焦点を当ててご紹介しましたので、今後のキャリアや就職活動の選択の参考にしてください。

photo by Kay Kim

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【25卒向け】12月(後半)にエントリーの締切を迎えるインターンまとめ 【25卒向け】12月(後半)にエントリーの締切を迎えるインターンまとめ 本記事ではインターンシップ応募を検討している25卒就活生に向け、12月(後半)にエントリー締切を迎える企業を紹介します。インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もあります。また本選考を募集する企業が増えています。早期内定や、本命の企業の前に内定を獲得したい方は是非チェックしてみてください。関連記事注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。12月(後半)にインターンのエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載12月17日野村證券大和総研東海旅客鉄道(JR東海)ユニ・チャーム(ユニチャーム)三菱UFJ信託銀行兼松12月18日横浜銀行クラレ国際協力機構(JICA)第一生命保険キヤノン(Canon)日本郵政グループ三井住友海上火災保険商工組合中央金庫(商工中金)12月19日大東建託12月20日三井住友カード(SMCC)日鉄物産(旧日鉄住金物産)あいおいニッセイ同和損害保険日本生命(日本生命保険相互会社)三菱UFJリサーチ&コンサルティング大林組小松製作所(コマツ)12月21日電源開発(J-POWER)イプロス12月22日野村證券JFE商事12月24日東洋エンジニアリング12月25日三菱UFJ銀行本田技研工業(ホンダ)豊田自動織機東海旅客鉄道(JR東海)12月28日野村證券12月29日JFEスチール12月31日カーチスホールディングス【エントリーはこちらから】12月(後半)の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。野村證券グローバル・マーケッツ冬インターンシップ■開催日程・会場日程:2024年2月16日(金)~2024年2月22日(木)の5日間会場:東京・大手町またはオンライン※新型コロナウイルスの感染拡大状況、野村證券の感染症予防対応ガイドライン等により、インターンシップ選考およびプログラムの実施内容が変更(または中止)となる場合があります。初日2月16日(金)は、1時間半ほどのオリエンテーションのみをオンラインで予定しています。尚、クオンツコースについては、実施日程は参加者とデスク間での調整の上に確定します。■応募締切2023年12月17日(日)午前9時※エントリーシートを上記期限までにご提出ください。■適性検査締切2023年12月18日(月)午前11時※エントリーシートを提出後に適性検査の受検が可能となりますのでエントリーシートは余裕を持ってご提出ください。インターンへのエントリーはこちら営業部門冬インターンシップ■開催日程下記日程のいずれかを選択します。①2月9日(金)~2月16日(金)【5日間】9:00~13:00※土日祝除く②2月9日(金)~2月16日(金)【5日間】14:00~18:00※土日祝除く■応募締切エントリーシート提出締切:12月22日(金)11:00インターンへのエントリーはこちらリサーチクオンツソリューション冬インターンシップ■開催日程・会場日程:2024年2月5日(月)~2024年2月9日(金)の5日間会場:東京・大手町またはオンライン※新型コロナウイルスの感染拡大状況、野村證券の感染症予防対応ガイドライン等により、インターンシップ選考およびプログラムの実施内容が変更(または中止)となる場合があります。■応募締切2023年12月28日(木)午前9時※エントリーシートを上記期限までにご提出ください。■適性検査締切2023年12月29日(金)午前11時※エントリーシートを提出後に適性検査の受検が可能となりますのでエントリーシートは余裕を持ってご提出ください。インターンへのエントリーはこちら野村證券志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら野村證券の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大和総研WINTERINTERNSHIP(3Days)<システム部門>※5次募集■開催日程第1日程:2023/12/26(火)~12/28(木)(対面@東京)受付終了第2日程:2024/1/10(水)~1/12(金)(対面@東京)第3日程:2024/1/29(月)~1/31(水)(対面@大阪)第4日程:2024/2/5(月)~2/7(水)(対面@東京)※5次募集以降の選択可能開催日程※・6次募集(2023/12/18(月)~2024/1/8(月))・7次募集(2024/1/9(火)~2024/1/21(日))第3日程:2024/1/29(月)~1/31(水)(対面@大阪)第4日程:2024/2/5(月)~2/7(水)(対面@東京)■5次募集応募締め切り:2023/12/17(日)インターンへのエントリーはこちら大和総研志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大和総研の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東海旅客鉄道(JR東海)【事務系統】LongInternship■開催日程・2024年3月5日(火)~3月7日(木)・2024年3月11日(月)~3月13日(水)※いずれか希望の日程に参加■募締切日:2023年12月17日(日)インターンのエントリーはこちら【運輸系統】1DayWorkshop~運輸系統の仕事~※1月開催■開催日時【品川】1月14日(月)【WEB】1月27日(土)【名古屋】1月14日(月)【新大阪】1月10日(土)■応募締切:12月25日(月)23:59インターンのエントリーはこちら東海旅客鉄道(JR東海)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東海旅客鉄道(JR東海)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらユニ・チャーム(ユニチャーム)<冬開催仕事体験ワークショップ>購買職コース■開催時期:2024年2月20日(火)〜2月22日(木)3days■提出締切:2023年12月17日(日)23:59インターンへのエントリーはこちら<冬開催仕事体験ワークショップ>ペットフード商品開発職コース■開催時期:2024年2月13日(火)~16日(金)4days■提出締切:2023年12月17日(日)23:59インターンへのエントリーはこちらユニ・チャーム(ユニチャーム)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらユニ・チャーム(ユニチャーム)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJ信託銀行春期5daysインターンシップ「TRUSTTOLAST」■開催期間<2月開催>Day1~Day3:2月6日~8日/Day4:2月13日、14日、15日の内1~3日間Day5:2月後半に開催予定※コースの期間・内容は、事前の告知なく追加・変更になることがあります。■応募期間2023年12月17日(日)まで※応募期間は数日変更となる可能性があります。インターンへのエントリーはこちら三菱UFJ信託銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱UFJ信託銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら兼松5DAYSINTERNSHIP(事業創造)■日時①2月12日(月)~2月16日(金)9:00~17:00※祝日含む②2月26日(月)~3月1日(金)9:00~17:00※5日間すべての日程の参加が必須となります。※日時は変更になる可能性があります。■ES提出〆切:12月17日(日)23:59迄※ESはマイページ左タブより提出してください。※締切間近は回線が混みあいますのでお早めにご提出ください。インターンへのエントリーはこちら兼松志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら兼松の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら横浜銀行インターンシップ(5days)■開催日程(土、日、祝日を除く)①2月7日(水)~2月14日(水)②2月16日(金)~2月22日(木)※実施時間各日程9:30~17:00※募集人数:各回35名程度※①②のいずれかの日程に参加(両方の日程には参加できません。)■応募締切:2023年12月18日(月)9:00インターンへのエントリーはこちら横浜銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら横浜銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらクラレクラレ人事と学ぶ!『コーポレート職種紹介イベント』■開催日程・12月11日(月)15:00-17:00・12月13日(水)10:00-12:00・12月21日(木)13:00-15:00※全日程同様の内容です。いずれかの日程を選択してください。■予約締切:各開催日の3日前の10:00までインターンへのエントリーはこちらクラレ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらクラレの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら国際協力機構(JICA)インターシップ・プログラム“JICanvas”~共創と革新の未来を、あなたと描く5日間~■日程(記載は日本時間となります)2024年2月5日(月)~9日(金)の5日間各日10:00~17:00■受付期間2023年11月24日(金)~2023年12月18日(月)12:00インターンへのエントリーはこちら国際協力機構(JICA)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら国際協力機構(JICA)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら第一生命保険【機関経営職】1dayインターンシップ「DLCOLLEGE」※12月開催■開催日程12月1日(金)13:30~16:0012月11日(月)09:30~12:0012月19日(火)09:30~12:00※以降の日程は決まり次第、随時更新されます。■受付締切:各開催日の前営業日12時インターンへのエントリーはこちら第一生命保険志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら第一生命保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらキヤノン(Canon)経理キャリア教育■開催日程:2024年2月20日(火)~22日(木)9:00~16:00(※昼休み1時間)■応募締め切り:2023年12月18日(月)正午インターンへのエントリーはこちら事務系冬の3daysキャリア教育■開催日程開催日(1):2024年2月5日(月)~7日(水)開催日(2):2024年2月13日(火)~15日(木)■応募締め切り:2023年12月18日(月)正午インターンへのエントリーはこちらキヤノン(Canon)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらキヤノン(Canon)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵政グループかんぽインターンシップ(総合職)■実施時期【総合】2024年1月15日(月)10:00~17:002024年1月16日(火)9:00~17:00※両日とも昼食が用意されます。※16日(火)のカリキュラム終了後、懇親会の開催が予定されています。(19:30頃終了予定)■今後の流れまずは、2023年12月18日(月)正午までにエントリーシートを提出してください。応募締切後に参加可否連絡がありますので、それまでしばらくお待ちください。インターンへのエントリーはこちらかんぽ1day仕事体験(総合職)■実施日程《1月開催》2024年1月23日(火)《2月開催》2024年2月6日(火)※1日程につき2回(9:30~12:30、14:00~17:00)実施されます。■今後の流れまずは、2023年12月18日(月)正午までにエントリーシートを提出してください。応募締切後に参加の可否が通知されますので、それまでしばらくお待ちください。インターンへのエントリーはこちら日本郵政グループ志望者向けの企業別LNEオープンチャットはこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友海上火災保険アクチュアリーインターンシップ5Days(4+1)※第2期(2024/2月開催)■開催日程:2024年2月5日(月)~2月8日(木)※「Day5」は別日程にて開催■応募締切:12月18日(月)17:00インターンへのエントリーはこちら三井住友海上火災保険志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井住友海上火災保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら商工組合中央金庫(商工中金)1Day仕事体験~いま銀行に求められている「事業性評価」を体験~〈冬の2Daysインターンシップ参加必須〉※日程追加(11/13付)■開催日程・12月8日(金)13:00~17:00(予定)・12月20日(水)13:00~17:00(予定)※追加日程■予約締切:開催日程の2日前インターンへのエントリーはこちら商工組合中央金庫(商工中金)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら商工組合中央金庫(商工中金)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大東建託HalfDay仕事体験(施工管理)※12月開催■開催日程2023年12月05日(火)10:00~12:302023年12月20日(水)14:00~16:30■申込方法:マイページ【予約・確認フォーム】より予約をしてください。(先着順)※参加URLは前日までに別途メールで案内があります。インターンへのエントリーはこちら大東建託の企業別LINEオープンチャットはこちら大東建託の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友カード(SMCC)■日程・期間<全てオンライン開催>第2ターム:2024年1月19日(金)、1月22日(月)、1月23日(火)、1月24日(水)※開催時間は12:00~17:00を予定。※参加は1回のみとなります。■申込み締切2023年12月20日(水)12:00(正午)※締切間際は混雑が予想されます。お早めにご提出ください。インターンへのエントリーはこちら三井住友カード(SMCC)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井住友カード(SMCC)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)5daysインターンシップ■開催日時:2024年2月5日(月)~2月9日(金)9:00~17:20■応募締め切り①②:12月20日(水)12:00③:12月22日(金)15:00インターンへのエントリーはこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらあいおいニッセイ同和損害保険ADDialogueinwinter〜IT体験コース〜■開催日程東京1.2月6日(火)2.2月7日(水)■応募締切2023年12月20日(水)12:00インターンへのエントリーはこちらあいおいニッセイ同和損害保険志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらあいおいニッセイ同和損害保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本生命(日本生命保険相互会社)『アクチュアリー体験講座』■開催日程<東京>2/5(月)-2/6(火)<大阪>2/8(木)-2/9(金)■応募締め切り:<一次締切>12/20(水)23:59※一次締切に応募した方から優先して案内があります。インターンへのエントリーはこちら日本生命(日本生命保険相互会社)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本生命(日本生命保険相互会社)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティングウィンターインターンシップ<政策研究コース/1day>■イベント日程「政策研究コース」は、拠点(東京は政策分野)・日程別に開催されます。【東京(対面)】2024年1月29日(月)・教育に関する分野・土地利用・住宅政策に関する分野・農山漁村振興に関する分野・デジタル化・ICTの社会実装、メディア・コンテンツに関する分野・自治体経営に関する分野・地域産業振興に関する分野【大阪(対面)】2024年1月20日(土)・政策研究業務全般※いずれかの希望拠点(東京は政策分野)をお選びください。■エントリー締切2023年12月20日(水)23:59までインターンへのエントリーはこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティング志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大林組【事務職】半日完結業界研究×仕事理解セミナー■開催日※複数申込可※(第十三回)1月5日(金)13:30~17:00(対面形式)(第十四回)1月11日(木)13:30~17:00(オンライン形式)■申込期限:12月20日(水)インターンへのエントリーはこちら大林組志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大林組の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら小松製作所(コマツ)会社理解ワークショップ■開催日程(所要時間:3時間程度)2023/12/05(火)14:30〜2023/12/15(金)14:30〜2023/12/19(火)14:30〜2023/12/27(水)14:30〜※いずれか1日を選択して参加■申込み方法:マイページ〈EventInfomation〉から予約をしてください。※応募者多数の場合、抽選が行われます。インターンへのエントリーはこちら小松製作所(コマツ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら小松製作所(コマツ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら電源開発(J-POWER)12月開催冬期イベント・インターンシップ※追加日程11/198:00AM〜受付(11/16付)■プログラム紹介以下のプログラムが用意されていますので、マイページ登録後いずれかを選択の上、応募ください。※複数プログラムにご応募可能です※1月にも同内容について冬期インターンシップを開催予定です。開催日については12月上旬に案内されます。1.文理合同・web会社説明会(業界・J-POWERの概要を知りたい方)コンパクトに業界理解、会社理解を促すプログラムです。社員と交流できる時間も用意されています。開催日※実施日時は一部変更になる場合があります。日程①:12月5日(火)9:00~10:30@オンライン日程②:12月11日(月)15:00~16:30@オンライン日程③:12月16日(土)14:00~15:30@オンライン※1月の開催日は後日案内があります。※これまでにJ-POWERイベントに参加した方については一部内容が重複します。2.文理合同・冬期インターンシップ(1にグループワークが追加されています)会社説明会に加え、グループワークを通して基本的な業界理解、会社理解を促すプログラムです。学んだ内容を発表し、その内容に対して社員からのフィードバックを行います。開催日※実施日時は一部変更になる場合があります。日程①:12月5日(火)13:30~17:00@オンライン日程②:12月16日(土)13:30~17:00@対面(東京メトロ日比谷線・築地駅周辺を予定)※1月の開催日は後日案内があります。※これまでにJ-POWERイベントに参加した方については一部内容が重複します。3.文系向け・冬期インターンシップ【アドバンス】業界や会社理解に加え、社員の仕事にスポットを当てたプログラムです。事務系グローバル社員に興味がある方を対象としています(文系就職をお考えの理系学生の方も参加可)。開催日※実施日時は一部変更になる場合があります。日程①:12月7日(木)13:30~17:00@対面(東京メトロ日比谷線・築地駅周辺を予定)追加日:12月20日(水)13:30~17:00@オンライン※追加日程(受付11/198:00AM〜)※※1月の開催日は後日案内があります。4.理系向け・冬期インターンシップ【アドバンス】業界や会社理解に加え、社員の仕事にスポットを当てたプログラムです。技術系グローバル社員に興味がある方を対象としています。開催日※実施日時は一部変更になる場合があります。日程①:12月8日(金)13:30~17:00@オンライン日程②:12月14日(木)13:30~17:00@対面(東京メトロ日比谷線・築地駅周辺を予定)日程③:12月22日(金)13:30~17:00@オンライン※1月の開催日は後日案内があります。■応募方法全コース通じて選考なしの先着受付受付期間:開催日前日の18時までインターンへのエントリーはこちら電源開発(J-POWER)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら電源開発(J-POWER)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらイプロス1day仕事体験会~企画営業職体験ワーク~■インターン参加方法会社説明選考会に参加→SPI受験→インターン本番へ参加インターンへのエントリーはこちらイプロスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJFE商事2Daysインターンシップ【ValueChainMeeting2025】※2月開催■開催日程・2/14(水)〜15(木)(東京)・2/21(水)〜22(木)(大阪)・2/28(水)〜29(木)(オンライン)■応募締切:12月22日(金)23時59分インターンへのエントリーはこちらJFE商事志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJFE商事の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東洋エンジニアリング冬季3Daysインターンシップ■開催日程第1回2023/12/12(火)~13(水)第2回2023/12/21(木)~22(金)第3回2024/1/9(火)~10(水)第4回2024/1/15(月)~16(火)※Day1は用意されたWeb動画を各自任意のタイミングで視聴※Day2/Day3を千葉本社にて対面で実施■応募締切一次締切:2023年11月26日(日)23:59終了二次締切:2023年12月24日(日)23:59インターンへのエントリーはこちら東洋エンジニアリング志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東洋エンジニアリングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJ銀行トレードビジネスInternship■開催日時【業務体験1day】①2024年2月5日(月)13:00~18:00②2024年2月7日(水)13:00~18:00■応募期限:2023年12月25日(月)9:00インターンへのエントリーはこちらウェルスマネジメント1dayInternship■開催日時①2024年2月8日(木)13:00~18:00②2024年2月14日(水)13:00~18:00※どちらかの日程にご参加ください(両日同内容)■応募期限:2023年12月25日(月)10:00インターンへのエントリーはこちら三菱UFJ銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱UFJ銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら本田技研工業(ホンダ)DrawYourFUTURE-Associate-(事務系)■応募コース<事務系開催日>※文理不問12/13(水)商品企画・マーケティング/法務/DX・IT(事務系向け)12/15(金)海外営業(四輪)/知的財産/カスタマーサービス12/19(火)購買/海外営業(パワープロダクツ)/生産管理12/21(木)海外営業(二輪)/経理・財務・税務12/26(火)国内営業(四輪)/人事・総務※各日14:00~16:30にて開催(職種数により終了時間が若干異なります)※応募数に制限はありません。複数日程参加可能です。■応募期間各開催日約1ヶ月前~各回前日の17時までインターンへのエントリーはこちら本田技研工業(ホンダ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら本田技研工業(ホンダ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら豊田自動織機事務職1dayワークショップ■日程1/15(月)9:30~18:00■応募締切:12/25(月)23:59インターンのエントリーはこちら豊田自動織機志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら豊田自動織機の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJFEスチール【文理共通】鉄鋼ビジネス体感インターンシップ(事務系)■実施日程[オンライン開催]1月29日(月)/2月9日(金)[大阪開催]1月31日(水)/2月1日(木)[東京開催]2月6日(火)/2月7日(水)※実施内容、実施場所等については現時点での予定ですので変更が生じる場合があります。■応募締切2023年12月29日(金)23:59インターンのエントリーはこちらJFEスチール志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJFEスチールの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらカーチスホールディングスインターンシップ~接客と営業の違いを知る~|開催概要■開催日程・会場◎日程:最下部よりご予約後、採用担当者からメールにてご連絡します。◎会場:東京/大阪/オンライン◎時間:2時間インターンのエントリーはこちら最後に本記事では、"12月(後半)にインターンの締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。冬インターンシップやジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。本記事を参考に各社のインターン締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。さらにunistyleでは、今後も25卒就活生向けに「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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「バリキャリ」や「ゆるふわ」というタイプ分けで仕事を選ぶ前に考えて欲しい3つのコト。 「バリキャリ」や「ゆるふわ」というタイプ分けで仕事を選ぶ前に考えて欲しい3つのコト。 本記事は、学生や社会人向けのキャリアデザインスクール「我究館」でコーチを務めている八木橋育子氏による、女性の働き方に関する寄稿です。unistyleユーザーの約半数は女性であり、結婚・出産などのライフイベントを見越してキャリアについて悩んでいる方は多くいると思っていますので、ぜひ自身のファーストキャリア選択の参考にしてください。▼八木橋氏がコーチを務める我究館の無料説明会はこちらから(※本コラムは我究館のPR記事です)***我究館というキャリアデザインスクールでコーチを務めている八木橋です。コーチとして日々学生と接している中で、女子学生の優秀さにいつも感心させられます。我究館に集まる学生の学歴の高さもあるかもしれませんが、難関大学で真剣に学び、留学やボランティア、長期インターンなど課外活動にも積極的に挑戦し、自分の意見をしっかり持っています。夢みがちな男子学生と違って(失礼)、しっかりと地に足をつけて人生を見据えている子が多い印象を受けています。「バリキャリ」か「ゆるふわ」かという議論は本質的でないそんなしっかりした女子たちの将来に対する考え方は大きく分けると2パターンに分かれます。「バリキャリ」でガンガン進むか「ゆるふわ」で堅実に攻めるか、です。バリキャリ志向さんの志望先としては、外資系や総合商社、大手メーカーが多いでしょうか。総合職として男性と同等にバリバリ働き世界中を飛び回り、出世したい!と向上心と好奇心に溢れている人が多いです。自分を成長させる意欲が強く、男性に負けたくない!と考えている女子も多いです。特徴として、結婚や子どもを持つことに対して関心が薄く、人によっては結婚も子どもも別にいらない、と考えている人もいます。一方ゆるふわ志向さんの志望先は、金融や商社の一般職を狙います。公務員や大学職員も人気です。ワークライフバランスを重視し、結婚や子どもを持つことに対して強い関心をもっています。将来家庭に入ることを希望し、婚期を逃しそうな総合職を避けて一般職という選択を取る女子がいたり、自分はバリバリタイプでないから、と自分のキャラクターを考慮している人が多いです。ところで、バリキャリとゆるふわという言葉、私は正直好きではありません。女性のキャリアの考え方をこのダサい言葉の枠にはめこんで思考をせばめてしまう表現ではないでしょうか。というのも、女性のキャリアは、バリキャリやゆるふわのどちらかに収められるほど単純ではないからです。我究館では学生だけでなく社会人のキャリア相談にも乗ります。そこには現職とのミスマッチに悩みを抱える社会人が多く集まります。20代〜40代の女性の悩みの多くが、仕事の内容に関する不満と家庭との両立の悩みです。なぜそのミスマッチが起こったのかじっくり聞いてみると、大体いくつかの理由にたどり着きます。・自分が何をやりたいかどうなりたいか、を考えずに企業名や親や友人の進めて企業を選択してしまっていた・結婚や子どもを想定せずにその時興味のある企業に入ってしまった・自分に自信がなかったので保守的な職業選択をしてしまっていた・他人からすごいと言われる企業を選択したが自分に合っていないまとめると、なりたい自分やライフイベントなど、中長期的なキャリアビジョンを考えることがなく企業選択をしてしまったことを後悔している人が多い、ということです。不毛な二元論から脱するための3つの方法今はバリキャリ志向で結婚や子どもを持つことに現実味がなかったとしても5年後や10年後は考えが変わっているかもしれません。一方、ゆるふわ志向の人も、結婚しないかもしれませんし子どもを授からない可能性もあります。もしかしたら共働きを希望するパートナーかもしれません。つまり、今後どうなるかはわからないのです。さぁ、困りました。将来のライフイベントを考えなければいけないけど、考えすぎることも良くないなんて、どうしたらいいの!?となってしまいます。そんな皆さんに、おすすめの方法が3つあります。(1)「理想の自分」を年代ごとに分け3つの軸で描くBeing・・どんな人になりたいか(人格)Having・・何を手に入れたいか(年収、家族など)Giving・・人や社会に与えたい影響は何か(仕事)(2)「理想の自分」に結婚などのライフイベントを盛り込む1年単位の年表を作成し、何歳で結婚するか、第一子は何歳の時に産みたいか。子どもは何人欲しいか。その時に仕事ではどんはポジションにいたいか。と妄想全開で構わないので書き出しましょう。(3)ロールモデルを見つける「こんな人みたいになりたい!」と思える女性を見つけましょう。著名な方でも良いですし、OG訪問などで出会った素敵な方でも構いません。いいなと思った人のこれまでの人生を参考にさせてもらうと上記の1,2がより描き易くなります。また、ロールモデルを通して自分の価値観を再認識することもできます。可能であれば、20代だけでなく30代や40代のOGにも会いに行きましょう。この3つの方法で、大分自分の考え方や将来の方向性を整理することができるはずです。ちなみに我究館ではこの3つを講義や面談を通して徹底的に明確にしてゆきます。仕事と家庭のどちらか一方に偏ったキャリアプランではなく、両方を盛り込んだ上で「なりたい自分」を描くことができたら、後は最適な企業をとことん調べ上げましょう。我究館生には大企業だけにとらわれず、ベンチャー企業や中小企業も視野に入れて検討してもらうようにしています。総合職にせよ一般職にせよ、働き方や待遇などの条件面重視で選んだ会社への志望動機は一瞬でわかります。なぜその企業を志望するのか、なりたい自分像を踏まえた上で語れるようにしましょう。最後に私にも尊敬する素敵な女性の先輩たちがいます。前職リクルートでお世話になった先輩や我究館のOGたちなど、一人ひとり紹介したいくらいですが、その女性たちには共通する点が2つあります。ひとつは、企業名に固執していないこと。ふたつ目は、しなやかであることです。理想とする自分像追い求め、大企業にのみならずベンチャー企業やフリーランス、起業、在宅ワークなど柔軟に働き方を選択しています。就職活動もいよいよ忙しくなる時期ですが、一度じっくりとバリキャリ、ゆるふわという枠を超えて視野を広げ、中長期的に、どんな自分になりたいかを考える時間をもってもらえるとうれしいです。▼八木橋氏がコーチを務める我究館の無料説明会はこちらから【筆者紹介】​八木橋育子(やぎはしやすこ)駒澤大学卒業後、リクルートに入社。大手企業の広告提案営業を担当。女性の社会進出への問題意識から女性の再就職・転職に特化した人材会社に転職。女性のみで構成される営業代行チームのマネジメントやキャリアコンサルタントとして結婚や妊娠出産などライフイベントとキャリアの両立に悩む女性2000人以上と接する。その後、自身の結婚を機に2011年に我究館コーチに就任。特に、女性の就・転職におけるマーケットに精通している。PhotobyAtos 22,575 views
「転職」で総合商社を比較する ―投資側への転職なら三菱商事を選べ― 「転職」で総合商社を比較する ―投資側への転職なら三菱商事を選べ― 新卒就活中の皆さんは、どれだけ【入社後の転職】を視野に入れているでしょうか?日本的な終身雇用原則が崩れつつあるなか、同一企業に40年勤め上げることを過度に信奉せず、将来的な転職までを見越して新卒入社先を検討するべきでしょう。unistyleでも「勝ち組企業に内定したと思ってる学生は「ブラック・スワン」を読んでおこう」・「10年前は東電・シャープに入社した人は勝ち組だった」を始めとした記事で、入社時のブランドや給与水準が永劫保証されているわけではないとお伝えしています。また、入社してから転職活動のための業界研究ができる時間は限られていることから、就職活動の段階でベンチャー起業も含めて幅広く様々な業界を受けることが重要であると考えています。参考:優秀な就活生は3年後の転職を見据えて幅広くベンチャー企業まで受けている今回は、いわゆる日本的大企業の代表格とも言える「総合商社」をピックアップしました。実際の転職者データをもとに、【総合商社に新卒入社した方の転職キャリア】について考察していきたいと思います。転職キャリアのリサーチunistyleでは「人気企業に新卒入社したあとに転職して辿り着くエリートキャリア」を考えるため、◆プライベート・エクイティ・ファンド(PE)◆ベンチャー・キャピタル(VC)◆戦略コンサル◆ベンチャー企業の創業者および役員(未上場も含む)以上4つの集団の現職者に対象を限定し、これに該当するビジネスエリート計1231名のキャリアをリサーチすることで「一流転職市場のリアル」に迫りました。(なお、全ての情報は有価証券報告書ないし企業HPから収集したものです)総合商社の転職事情今回は【総合商社からの転職ルート】、特に【ファンドへの転職】にフォーカスします。新卒就活市場において非常に人気の高い総合商社ですが、その後の転職までを視野に入れて検討している学生は決して多くないと思います。・実際に総合商社から転職した方が、その後にどんなキャリアを歩んでいるか・各総合商社を比較したとき、その転職キャリアの傾向に違いはあるか本記事から以上2点を把握し、キャリア選択の好材料としていただきたく思います。a.総合商社から転職する人数は多くない最初の論点は、「そもそも総合商社からの転職者はどの程度いるか」という点です。以下、4つの集団それぞれにおける総合商社7社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅、双日、豊田通商)出身者の人数を合計しました。◆各集団の7大商社出身者(人)PE(N=169)VC(N=182)戦略コンサル(N=138)ベンチャー役員(N=742)合計(N=1231)16(1)12(3)7(1)32(4)67(9)※()内は総合商社出身者のうち、各商社に中途入社した人数【総合商社からのエリート転職者は、決して多くはない】と評価していいでしょう。以下の表の通り、母集団1231名のなかでリクルート出身者が63名、マッキンゼー出身者が50名ということを鑑みれば、総合商社7社合計で67名というのは大きい数字ではありません。◆母集団(N=1231)のうち、出身者が多い上位5社(人)1リクルート632McKinsey&Co.503Accenture494BCG345GoldmanSachs33実際のところ、総合商社は給与水準も高いうえ、年功序列・終身雇用の日本企業体質が多分に根付いており、極めて離職率の低い層の企業と言えます。したがって、各総合商社の社員は「そもそも転職市場に出て来にくい」層であり、また「転職市場価値が必ずしも高くない」層だ、というのが実態でしょう。参考:意外に低い総合商社人材の転職市場価値b.総合商社から転職する3類型(投資/経営/起業)しかし、それでも転職に踏み切る総合商社社員が一定数いるのも事実です。総合商社を出る方の転職ルートは、主に3つに分類できると考えられます。◆総合商社を飛び出す転職の3類型「投資」「経営」「起業」志向事業・企業に投資する側に回りたい企業経営の上流に深く携わりたい自ら新規事業を立ち上げたい例・投資ファンド・投資銀行・コンサルファーム・ベンチャー役員・スタートアップ創業【投資】総合商社でプレイヤーとして事業に関わるよりも、そこに投資する側に移りたいと考える層です。商社社内の投資機能では満足できない、あるいはそこへの配属が叶わないケースや、より大きな額の給与を望むケース、その後のキャリアアップの為の助走として利用するケース等が考えられます。例:投資ファンド(PE、VCなど)、投資銀行(ゴールドマン・サックスなど)【経営】若いうちから企業経営の上流部分に携わりたいと考える層です。コンサルタントとして幅広い業界の企業経営に関与する、実際に社内の役員メンバーとして経営に参画する、といった実現方法に辿り着きます。特に前者は、その後のキャリア形成のための修行期間として捉える方も多いようです。例:コンサル(マッキンゼー、BCGなど)、各種ベンチャーの役員ポスト【起業】興したい事業の実現のため、独立・起業という手段を選択する層です。自分の「やりたい事業」のイメージをクリアに持ち、かつそれが総合商社で実現できない、あるいは若いうちに実現したいケースに選択されます(三菱商事の「SoupStockTokyo」、伊藤忠商事の「カブドットコム証券」のような、「総合商社に残ったまま社内起業」という選択肢も無いわけではありませんが、運良くこれを主導できるのは未だレアケースと言わざるを得ません)。例:スタートアップの創業メンバー(CEO、COOなど)参考:総合商社を辞めて起業したUnistyle株式会社を売却しました総合商社における社内ベンチャーの4つの実例安定した大企業に就職する学生におすすめしたい10%起業とバーベル戦略以下では、この3つの類型のうち【投資】、特に投資ファンドへの転職にフォーカスし、各商社間の転職実績比較から「総合商社から投資サイドに転職する際のリアル」を明らかにします。ファンドへの転職:際立つ三菱商事の強さa.投資ファンドへの転職実績を比較するunistyleが調査した、国内PE・VCファンドの現職メンバーにおける各商社の内訳です。◆PE・VCファンドにおける五大商社出身者の内訳(人)三菱商事三井物産伊藤忠商事住友商事丸紅合計PE11(1)2(0)1(0)0(0)2(0)16(1)VC6(1)3(2)2(0)1(0)0(0)12(3)計17(2)5(2)3(0)1(0)2(0)28(4)※()内は出身者のうち各商社に中途入社した人数三菱商事が圧倒的に多く、大きく水をあけられて三井物産、伊藤忠商事と続く格好となっています。住友商事、丸紅はそれぞれ少なく、投資ファンドへの転職という観点においては商社間で明白な差が見えてきます。※なお、各社グループ内ファンド(三菱商事:丸の内キャピタル、伊藤忠商事:伊藤忠テクノロジーベンチャーズなど)は調査対象から除外しています。b.示唆:「ファンドへの転職」なら、三菱商事を選ぶこの比較から導かれるのは、【総合商社で働きながら投資側への転職を見据えるなら、三菱商事が最良の選択だ】という示唆です。2015年度の決算では連結最終損益において設立以来初の最終赤字を計上し、伊藤忠商事に業界首位の座を明け渡した三菱商事。しかし、上記の「投資ファンドメンバー輩出数」においては、同社の揺るがない「人材力」「ブランド力」が透けて見える結果となりました。三菱商事の「17名(うち2名は中途採用で三菱商事入社)」という輩出人数は、他業界の企業を含めたなかでも相当多い数値です(以下表を参照)。上位2社へは中途採用で入社するケースが多いため、こと「新卒入社したケース」に限定してみると、三菱商事の「15名」という数値は全業界の中でも最多となります。将来的な投資ファンド入りを検討しているならば、三菱商事は全企業群のなかでも最良の選択のひとつであると言えるでしょう。◆投資ファンド(PE+VC)メンバー輩出人数・上位5社(人)1McKinsey&Co.24(12)2GoldmanSachs18(6)3三菱商事17(2)3日本興業銀行(現:みずほFG)17(3)5BCG16(6)※()内は出身者のうち、各社に中途入社した人数参考:2016年度総合商社上期決算レビュー三菱商事を抜いた伊藤忠の栄光はいつまで続くのかファンドへの転職事例:外コン・外銀の経由も有効次に、総合商社出身者が実際にどんな転職ルートを辿って投資ファンドに到達しているのか、実例を通じて考察しましょう。a.総合商社からファンドへの転職事例を見る【例1】水谷謙作氏(現・インテグラル/元・三菱商事)慶應義塾大学/理工学部卒慶應義塾大学大学院/理工学研究科修了一橋大学大学院/国際企業戦略研究科(金融戦略MBA)修了1998年三菱商事入社/機械グループ・プラントプロジェクト本部2003年同社/金融事業本部・M&Aユニット2005年モルガン・スタンレー証券/投資銀行本部・M&Aアドバイザリー部2006年GCA入社/M&Aアドバイザリー/メザニン出向2007年インテグラル入社/パートナー(現職)参考:インテグラル株式会社メンバー三菱商事から投資銀行、M&Aアドバイザリーファームへと転職してM&A経験を積み、現在はPEファンド・インテグラル社パートナーとして活躍されています。当初は三菱商事・機械グループにおいてプラントの海外輸出や事業投資に従事されており、その後に「投資」特に「M&A」という切り口でキャリアを展開されたようです。【例2】侍留啓介氏(現・CLSAサンライズ・キャピタル/元・三菱商事)早稲田大学/商学部卒シカゴ大学大学院/MBA2004年三菱商事入社/金融事業本部2012年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社2015年CLSAサンライズ・キャピタル入社/ヴァイス・プレジデント(現職)参考:CLSAサンライズ・キャピタルチーム三菱商事からマッキンゼー・アンド・カンパニーに転職し、その後にポスト・コンサルとしてPEファンドのキャリアを選択された例です。また、シカゴ大にてMBAを取得されていることも、その後のキャリア形成に重要な影響を与えていると推測できます。【例3】久保田雅也氏(現・WiL社パートナー/元・伊藤忠商事)慶應義塾大学/経済学部卒1997年伊藤忠商事入社1998年リーマン・ブラザーズ証券/投資銀行本部2008年バークレイズ証券/投資銀行本部2011年SMBC日興証券/投資銀行本部2014年WiL共同創業/パートナー(現職)参考:WiLTeam伊藤忠商事を僅か1年で退職し、16年間一貫して投資銀行のフィールドを歩んだのち、VCファンド・WiLの立ち上げに踏み切られた方です。なお、同社WiLの共同創業者のお一人である西条晋一氏(元サイバーエージェント、現コイニー取締役など)も伊藤忠商事のご出身です。b.示唆:「ファンドへの転職」なら、外コン・外銀の経由も有効だ総合商社からファンドへの転職を考えるとき、上に例として挙げさせていただいた方々のように【総合商社から外資系投資銀行や戦略コンサルを経由し、そののちにファンドに転身する】というルートを辿る方が相当数いるようです(以下、表参照)。◆総合商社に新卒入社後、投資ファンドに辿り着くまでに経由した企業(人)投資銀行戦略コンサルファンドへ直接その他PE:14名3560VC:9名1035とりわけPEファンドにおいては半数以上が外資投資銀行・コンサルを経由しているため、【将来的にはファンドで投資業務に従事したいが、そのための助走期間として投資銀行・コンサルに転職する】という転職アプローチも有効である、という仮説が立ちます。最後にいかがでしたでしょうか。本記事では、◎総合商社からの転職3類型(投資/経営/起業)総合商社からの転職者は大きく分けて3パターン、①投資、②経営、③起業の3つがあります。◎「ファンドへの転職」なら、三菱商事を選ぶなかでも「投資」の転職としてPE・VCファンドを目指すケースでは、総合商社のなかでは三菱商事が圧倒的な実績を挙げていると言えます。◎「ファンドへの転職」なら、外コン・外銀の経由も有効だそして、投資ファンドを目指す上では、まず総合商社から外資系投資銀行、戦略コンサルに転職し、そこを経由するかたちでファンドに移るというアプローチも有効なようです。以上の3点がポイントになるとまとめることができます。「本当に自分が入社すべきは総合商社なのか」「総合商社のなかでもどこを選ぶのか」という問いを考えるとき、上記のような転職市場における実態というポイントも重要な切り口の1つになるでしょう。皆さんのキャリアを考えるうえで、本記事を参考にしていただければ幸いです。 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【現役コンサルタントが回答】コンサル志望の就活生がOB訪問で絶対する3つの質問について回答します 【現役コンサルタントが回答】コンサル志望の就活生がOB訪問で絶対する3つの質問について回答します こんにちは、現役コンサルタントのtetoです。普段はtwitter「@syunfor」にて就活関連のツイートをしているのですが、今回unistyleにて記事を書く機会をいただきました。私は新卒で外資系コンサルファームに入社後、最初の数年はシステム系のプロジェクトを経験させていただき、現在はコンサルティング寄りの案件にポジションを移し、データ分析を専門としてクライアント企業の課題解決に取り組んでいます。本記事を開いていただいた皆さんは、ファーストキャリアの選択肢としてコンサル業界を検討されているところかと思いますが、いざ業界のことを調べても、具体的な製品などがあるわけでもないため、入社後のキャリアをイメージできない部分が少なくないかと思います。そんな中、ちょうど私の現在のキャリアは、皆さんが「実際コンサルファームに入社した場合の数年先」の状態ですので、これまでの経験を踏まえ、「コンサル業界のキャリアイメージ」が少しでも具体的になるようお手伝いさせていただけたらと思います。まず初回の本記事では、私が普段twitter/OB訪問などで質問を受ける際に、必ずと言っていいほど聞かれる「3つの質問」について解説します。これからコンサル業界で勤務している方に対して、OB訪問等を予定されている方は、ぜひ本記事の内容を“前提知識”として、よりファームごとの特徴に踏み込んだ内容を質問していただければ幸いです。本記事の構成【質問①】コンサルの仕事はプロジェクト単位だと聞いているが、1つのプロジェクトはどのくらいの人数/期間で行われるのか?【質問②】プロジェクト内でのスタッフの評価は、誰が行い、またどのような基準で評価されるのか?【質問③】総合コンサルの場合、入社1,2年はシステム系のプロジェクトに関わることも多いかと思うが、システムに関する知識は研修等で教えてくれるのか?最後に【質問①】「コンサルの仕事はプロジェクト単位だと聞いているが、1つのプロジェクトはどのくらいの人数/期間で行われるんですか?」についてこちらの質問は、コンサルファームの選考に臨もうとしている方は必ず気になる内容かなと思います。この記事を読んでいる方の中にも、既に同様の質問をされた方もいるのではないでしょうか。コンサルファームでは、働くチームの単位を明確に”プロジェクト”や”ジョブ”として管理していることが多く、実際に入社後は最低1つのプロジェクトまたはジョブに入ることになります。よって入社後の働き方をイメージするためにも、プロジェクトごとの人数/期間は把握する必要はあるかと思います。(※プロジェクト/ジョブはファームごとの呼び方の違いですので、基本的に同義です。本記事では以下“プロジェクト”に統一します)結論から言いますと、総合系ファームのプロジェクト人数/期間は一例として以下のような分布になっているかと思います。※総合系ファーム:コンサルファームのうち”戦略案件”以外も扱っているファーム※コンサル系プロジェクト(赤枠):プロジェクトの成果物にシステムが含まれていないプロジェクト※システム系プロジェクト(グレー枠):プロジェクトの成果物にシステム関連の成果物が含まれているプロジェクト例えば社員数2,000人のファームを想定した時、1つのプロジェクトが平均して5人のメンバーがいるとすると、そのファーム内のプロジェクト数は400件になります。この400件の中には、コンサル系の案件もあれば、システム系の案件もあり、それぞれ人数/期間も異なっています。それぞれの案件のイメージとしてですが(上の分布図は私が適当に作成したもので、実績値ではありません)、赤枠のコンサル系プロジェクトに関しては、概ね1人~15人くらいのチームになることが多いのではと思います。期間は案件によって様々で、中にはスポット1,2ヶ月で示唆提供の案件もあれば、しっかりクライアントサイトに入って半年から数年に及ぶものもあります。また、何を1つの”プロジェクトの期間”と定義するかは曖昧な部分がありまして、はじめは半年の契約でスタートしたプロジェクトでも5ヶ月後には翌半年の継続契約を結ぶ場合も少なくなく、延長契約によってトータルでは数年のプロジェクトになる場合もあります。システム案件に関しても、システム導入におけるフェーズごと(グランドデザイン/要件定義/基本設定/開発/テスト/運用・保守)に契約/プロジェクトを分ける場合などプロジェクトの期間は一意的な定義が難しい部分もありますので、柔軟に理解していただければと思います。総合系ファームの特徴でもある、グレー枠のシステム系プロジェクトに関しては、そのフェーズにもよりますが、コンサル系プロジェクトよりは比較的期間が長く、また人数は多くなる傾向にあります。※システム系プロジェクトの人数については、これも何を人数とするのか定義が難しい部分があり、例としてはプロジェクトに関わっている人全体では100人くらいいるが、自社の人は5人だけでその他の95人は外部のベンダーさんであったり、クライアントサイドからそのプロジェクトに入っている人だったりします。一方、自社で開発部隊も持っているファームの場合は、50人規模のシステム案件を全て自社の人員で構成する場合もあります。期間の定義と同様、人数に関しても柔軟に理解していただけたらと思います。上図のプロットは”プロジェクトに関わっている人全体”の人数のイメージです。以上の傾向からすると、新卒でコンサル系のプロジェクトに入る場合は人数:2人~10人、期間:2ヶ月~1年くらいのプロジェクトに入る可能性、システム系プロジェクトに入る場合は人数:5人~50人、期間1年~2年くらいのプロジェクトに入る可能性が、一般的には高いかと思います。プロジェクトの人数と期間■コンサル系のプロジェクト人数:2人~10人期間:2ヶ月~1年■システム系のプロジェクト人数:5人~50人期間:1年~2年ここまでで述べてきたように説明がかなり長く/難しくなってしまうので、コンサル会社の人に同様の質問をした場合には「プロジェクトによりますね」の一言に解答が終始してしまう場合も少なくないかと思います。ぜひ上記の内容を頭にいれていただき、今後OB訪問をする際には、ファームごとの特色(現状多い案件の特徴など)を質問するなど、1歩踏み込んだ内容について会話できることを期待します。【質問②】プロジェクト内でのスタッフの評価は、誰が行い、またどのような基準で判断されるのか?こちらの質問もかなり多く受けます。質問をする気持ちは大変よく理解でき、”uporout”のようなカルチャーに耳にする中、自分が入社したあと、ちゃんと活躍して高い評価を受けられる可能性はあるのか?を判断したいという意図の質問かと思います。スタッフの評価は誰が行うのか?まず「スタッフの評価は誰が行うのか?」についてですが、結論としてはそのときの”上司”が行います。(社会人からすると当たり前であり、特にコンサルに限った話でもないのですが、逆に説明されていない部分かなと思います。)①に書いた通り、例えばコンサル系のプロジェクトで5人構成のチームがあったとすると、多くの場合がパートナーorディレクタークラス1人、マネージャークラス1~2人、マネージャー未満(スタッフ)1人~3人のような構成となっています。そしてこの場合でいうと、スタッフの上司はマネージャークラスの方、マネージャーの上司はパートナーorディレクタークラスの方となります。新卒の場合は、スタッフなので同じプロジェクトのマネージャーから評価を受けると考えて問題ないです。また具体的に”評価とは何か?”、”評価を受けたあとの昇進するorしないはどのように決まるのか”なども、もしかしたら気になるかと思いますが、こちらについては、またの機会に解説できればと思います。どのような基準で評価されるのか?次に「どのような基準で評価されるのか?」ですが、これは結論として上司/プロジェクトによって様々です。上司も全員人間であり、個人的な感情が左右する場面も少なからずあります。そのような人間的な部分も上手くフォローしつつ、プロジェクト内でスタッフとしての役割を十分に果たせば相応の評価は貰うことができるでしょう。この質問を受ける際の質問者のよくある仮説として「”クライアント企業の売上を何割上昇させた”などで評価されるのですか?」がありますが、私の経験からだと、スタッフの評価とクライアント企業の売上が紐付く場合は少ないかなと思います。もちろんこちらも一概には言えないのですが、クライアント企業へのコンサル契約内容が達成できた/できないは基本的にマネージャー以上の責任となる場合が多いので、新卒の方に数字ベースの目標値を求めることはめったに発生しないかと思います。しかし、キャリアを積んで管理職になった場合は、評価項目には自社/クライアントに関わる数字も含まれますので、こちらに関して中長期的な評価/昇進に必要となってくる要素が気になる方は、OB訪問などを利用して質問するとよいかと思います(中長期的な評価スタイルについては、ファームごとに異なる部分も多いかと思うので)。【質問③】総合コンサルの場合、入社1,2年はシステム系のプロジェクトに関わることも多いかと思うが、システムに関する知識は研修等で教えてくれるのか?最後に、システム系の案件について、研修も絡めた上記の質問ですが、端的な解答は「もちろん研修がある場合もありますが、研修で取り上げるのは各種サービスのベース部分の知識で、プロジェクトで課題となっている部分/具体的な開発スキルまでを習得できるわけではない」になるかと思います。例えばですが、自動車メーカーなどの場合でも、研修で車の作り方の全行程をやってくれるわけではないでしょう。車作りのベースとなる研修はあったとしても、初期配属先が取り組んでいる開発課題は、研修で学んだ基礎知識のみでは解決できない場合がほとんどかと思います。さらに言えば、数年後、他部署へ移動となった場合、その時はその時で移動先の部署の業務を学ぶ必要があるかと思います。コンサルファームの研修/プロジェクトについても上記の例と大きく変わらず、研修では一連の概念レベルは学べるかと思いますがプロジェクトで必要とされる知識はまた別途、その時その時で勉強していく必要があります。クライアント側からしても基礎知識のみで解決できる課題はそもそも自社で解決すればいいので、コンサルファームの案件となっている時点で多少の応用知識は必要となります。新卒で入ったスタッフとしては、いち早くプロジェクトの状況を理解し、必要な知識を吸収できる人が活躍できるかと思います。最後に以上、少々長くなりましたが私が普段twitter/OB訪問でよく受ける3つの質問を解説しました。何か1つでも、これからコンサルファームを志望する方の役に立つ情報となっていれば嬉しいです。今後の就職活動、応援しております。■執筆者紹介teto:総合系のコンサルファーム勤務。データ分析を専門とし、製品の需要予測、施策立案などの案件が好き。自身の就活や、100件以上の就活相談を受けた経験から、コンサルタントを目指す際のHowtoをtwitter@syunforにて発信中。 15,434 views

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