麻雀、大喜利、演劇採用?!新しい就活スタイルを提案するサービス「ミートボウル」に注目!

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最終更新日:2023年10月31日

麻雀、大喜利、演劇採用?!新しい就活スタイルを提案するサービス「ミートボウル」に注目!

就職活動というとESを書いて筆記試験を受けて面接・GDを繰り返してといった流れが一般的ですが、面接などのいかにも就活といった場では変に身構えて就活用の仮面を被ってしまい、逆に評価されない学生も多いと感じます。社会人から評価されるよう臨む以上、十分な準備は必要ですが、一方で普段と明らかに乖離した付け焼き刃の自分を売り込もうとしても採用側に違和感を抱かせるだけなので注意が必要です。

どうしても仮面を被ってしまいがちだという方は、一度それを取り払ってくれるような採用イベントに参加してみるのもいいかもしれません。

(※本コラムは「ミートボウル」のPR記事です)


「ミートボウル」とは:素の自分で勝負したい人のための就活サービス


​​就活のためだけのテクや知識を慌てて身に付けるより、普段から好きで続けてきたことを通して、あなた本来のチカラで就活してみませんか?ミートボウルのイベントなら、あなたの素のチカラを活かして企業と出会えます。

「ミートボウル」イベント紹介ページより抜粋)

 

ミートボウルでは「得意な分野で企業と出会う」というテーマを掲げ、学生がいつもの姿で企業にPRできる場を用意しています。
他ではなかなか無いようなユニークなイベントを多数開催しており、いずれも評価されればその後の企業選考フローに乗り、内定を獲得する学生も毎年輩出しています。
今回は、その珍しさからSNSでもたびたび拡散されるミートボウルの主なイベントをご紹介します。


①アドリブ力が問われる「即興演劇採用」



台本無し、リハーサルなし、準備なしの一発勝負での即興演劇での振る舞いを評価されるイベントです。

面接で想定外の質問が飛んできたりといった経験のある方も多いと思います。そういったアドリブ力が問われる意味で、就職活動と即興演劇は共通点があると言えます。unistyleでも伝えていますが、アドリブするにもいきなり何もないところから話のタネが浮かぶわけではなく、普段どれだけ物事を考えているかによる部分が大きいと感じます。

参考:面接で問われているのは瞬発力ではなく、普段から物事を考える力

自分では対応力に自信があると思っている人も、実際に企業の人事担当者に評価されながらでは案外オロオロしてしまうことと思っています。自分の引き出しの幅や深さについて知る機会としても有用なイベントですので、第一志望企業の選考前に腕試しに受けておくのもよいでしょう。

▼開催日程はこちらでご確認ください。
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②ユーモアで勝負する「大喜利採用」



先ほどの即興演劇同様にアドリブ力が求められるのはもちろん、ユーモアのレベルも評価されるイベントです。

仕事において取引先と円滑に仕事を進める際にも適度なユーモアは有効に作用します。企業面接においても、ガチガチの就活生よりもある程度大人と話し慣れた印象を与えた方が上手くいきやすいように感じます。
一方で、これまでに面接でウケを狙いに行って玉砕した方も一定数いると思っており、友人間での身内ウケと初対面の社会人からのウケとの違いを改めて考えるよい機会かもしれません。

▼開催日程はこちらでご確認ください。現役のお笑い芸人が司会進行を務めることもあり、プロの表現者の言葉を盗むチャンスかもしれません。


 

③思考力重視の「頭脳ゲーム採用」

就職活動においてもよく聞く「地頭」という言葉。ミートボウルのオリジナルゲームで参加者同士競い合い、思考力を評価されるイベントです。
ゲームで思考力をアピールした後は、人事担当者との交流会で人柄面も評価してもらえるとよいでしょう。なお、頭脳ゲーム採用に限らず、今回ご紹介するすべてのイベントで企業の人事との交流会が行われます。

とにかく論理性・思考力が求められると思われがちなコンサル業界においても人柄やリーダーシップは重視されるので、その他の業界でも多面的に評価されると内定に近づけることと思います。

▼開催日程はこちらでご確認ください。


 

④今までにない自己分析「謎解き脱出ゲーム採用」


地球を救う唯一の手段、隕石破壊の方法はとある暗号化された論文に秘められているらしい。
そこで突如あなたには「仲間と協力して暗号を読み解き、隕石の弱点を突き止めよ」というミッションが渡された!

隕石破壊のチャンスまであと60分。地球存亡をかけた謎解き脱出ゲームが、今はじまる。
皆さんの挑戦をお待ちしております。
「ミートボウル」謎解き脱出ゲーム採用ページより抜粋)

 

このアオリ文のみからは何を行うのか想像できませんが、内容は非常にユニークな自己分析方法を用いたゲームとなっています。企業のインターンなどでもこうしたゲームを用いて学生同士が協力する内容のプログラムは多数あるため、そうした経験をお持ちの方はこちらにも参加してみてはいかがでしょうか。

▼開催日程はこちらでご確認ください。


 

⑤納得のいくキャリアをツモる「麻雀採用」



こちらがミートボウルのイベントの中でも最大の人気を誇る麻雀採用です。当日は雀荘を貸し切ってプロ雀士立会いのもと、企業の人事も交えて卓を囲みます。人事との交流会も雀卓で行います。
なお、数あるミートボウル就活イベントの中で最も多くの内定者を輩出しているのがこの麻雀採用です。

こうした勝負事では、優勢な時・劣勢な時など様々な場面でその人の本性が露わになりやすいと思っています。採用する側も、「あなたの人柄を教えてください」と聞くよりもはるかに正確に学生の人となりを見抜きやすいイベントだと考えているのかもしれません。

▼開催日程はこちらでご確認ください。


最後に

面接やGDに苦手意識がある人ほど、就活用に作った自分を演じるようになりがちだと感じます。かりそめの自分を貫き通せればよいのかもしれませんが、ほとんどの場合は見抜かれます。

今回ご紹介したミートボウルの採用イベントは一見珍妙なものばかりですが、通常の面接と切り口は違えど、どちらも自分という人間をどう伝えるかを問われていることに変わりはありません。また、採用担当者を前にしても自分がどんな人間なのか、改めて見つめ直す機会として活用できるでしょう。
色々な土俵で多くの企業から評価される経験を重ねて、納得のいくキャリアを選択して欲しいと思います。

photo by yui*

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留学生と就職活動<海外キャリアフォーラムに挑む前に必要なコト2つ> 留学生と就職活動<海外キャリアフォーラムに挑む前に必要なコト2つ> 2019年1月1日時点で企業から内定を頂いたと回答している学生が4.7%という結果を就職情報大手のディスコが発表しました。▼引用:20卒学生の1月1日時点の就職活動調査~キャリタス就活2020学生モニター調査結果(2019年1月発行)~20卒の知り合いの中にも内定者が出始め、早い人では既に就職活動を終えた学生もチラホラ見かけます。そんな中で先日、19卒の内定者と話をする機会がありました。彼らは1年間の交換留学を経験しており、交換留学生の就活事情について話を聞くことができました。ボストンキャリアフォーラム(以下ボスキャリ)や帰国後の秋採用など、たくさんの経験談の中でも『留学生=内定に圧倒的有利』な訳ではなかったというのが印象的でした。本記事では、筆者が留学経験者からお聞きしたお話や、現在実際に留学中で海外で就職活動を行っている学生の体験談を基に、ボスキャリを始めとする海外キャリアフォーラムの実態、体験談、そしてこれからどのように行動していくべきなのか、その考察を深めます。【本記事の構成】▶留学生の就活事情▶海外キャリアフォーラムとは▶海外キャリアフォーラム体験記▶納得の行く留学・就活をするために▶まとめ留学生の就活事情日本の学生が3月から情報を解禁し6月から始まる面接などの就活ルールに基づいて動きだしている一方、留学生の大多数は日本国内で就職活動が本格化している時期に学校が通常運行であるようで、就職活動どころではないようです。そのような留学生が就職活動においてデメリットを被らないように開催されているのが各種海外キャリアフォーラムです。キャリアフォーラム以外にも、海外企業にそのまま就職する選択肢を除くと、留学生の就職活動は以下の3つに分類できます。【留学生の就活における選択肢】①帰国後就職活動を実施する(秋採用・留学生向けの採用など)②卒業を1年遅らせて就職活動を行う③海外キャリアフォーラムで内定を得る帰国後就職活動を実施する少し前に東京大学が秋学期入学を実施すると宣言して話題を呼びましたが、留学生の新学期は殆どが9月から始まります。9月から12月にかけてが秋セメスター、2月から6月までが春セメスターとなっている大学が殆どで、留学生が帰国するのも春セメスターが終わる6月がピークな様です。6月に面接、内定が解禁となっていますのでギリギリ就職活動に間に合いそうな気がしますが、既に内定者がチラホラ出ている日本の形骸化が進んでいる就活市場を顧みた時”絶対性”がなく、あまりオススメはできません。留学中は勉学に集中し、帰国後直ぐに就職活動本番を迎えるのはリスクが高いように思われます。それでは、留学から帰ってきてからだと就活が不利になるのか?と言われたらそうとも限りません。留学生向けに秋採用を実施している企業も多くありますので、留学に行っていたからチャンスを逃すことも殆どないでしょう。それでも優秀な留学生同士の席の取り合いになるため厳しい戦いになるようです。これらを顧みた時、帰国してから内定を獲得し、そのまま卒業するとなると『早めの準備が成否を分ける』と言っても過言ではないと思われます。unistyleでは、内定を得るためのプロセスを上記の9つの段階に分類しています。準備段階に該当する①〜⑤は留学中でも実施することができるので、帰国後に就職活動を行う予定でしたら、①〜⑤を優先的に抑えていくべきでしょう。どれも就職活動を行う上で大切なステップになるので、それぞれのステップの詳細を以下にまとめましたのでご参照ください。▼参考・就職活動全体の流れを把握するなら・①詳細な自己分析を行うには・②詳細な業界分析・企業研究の実施・③3つの論点(自己PR・ガクチカ・志望動機)の整理の仕方・④評価されるESの作成の仕方とは・⑤効率的なテスト対策卒業を1年遅らせる帰国のタイミングが遅かったなどの理由やじっくり就職活動に取り組みたい人の中には卒業のタイミングを半年から1年遅らせる方もいるようです。大学にもう1年在学することとなるので学費などの費用面での心配は残りますが、じっくりと腰を据えて就職活動を行うといった点ではプラスに働くように思われます。ただ、帰国してからどのような事に取り組んできたのか、何故卒業を遅らせようと思ったのかなどの質問にしっかりと答えられる為に準備をしておくべきでしょう。海外キャリアフォーラムとは先程の留学生の就職活動で取る選択肢③として海外キャリアフォーラムを挙げました。では、そもそも海外キャリアフォーラムとはどのようなものでしょうか。海外キャリアフォーラムとは海外で開催されるキャリアフォーラムは主にCFN主催のものになります(CareerForum.Net株式会社ディスコによるバイリンガルの為の就職活動支援サービスです)。<キャリアフォーラムとは>・CFN(株式会社ディスコの海外採用サービス)主催・ロンドン、ボストン(最大級)、上海、東京など主要都市で開催・海外大学在学中、交換留学生対象(日英バイリンガル向け)・企業によっては内定が得られる・日系大手、外資系企業も参加(フォーラムによる)参考:CareeerForum.Net大きな特徴は海外大学在学者、交換留学生向けであり、内定が得られる点でしょう。英語が話せることが前提で進められるフォーラムである点も特徴的でしょう。どこからがバイリンガルなのか等ざっくりとした表現になっていますが、キャリアフォーラムへの参加条件は以下のように定められています。【キャリアフォーラム参加条件】キャリアフォーラムへの参加は次の条件を満たしていれば大丈夫です:1.バイリンガル、日本語・英語両方でビジネスを行えるだけの語学力を身につけている方2.海外の大学・大学院を卒業予定の方、また既に卒業された方3.日本の大学に在籍し、交換留学中の方4.職務経験をお持ちの方引用:キャリアフォーラム実施講座よくある質問フォーラムによって参加企業にばらつきがあるようですが、東京開催のものやボストン開催のものだと参加企業が200社を上回っています。参加費用・参加予約・コスト・その他幕張開催の説明会に参加する為に横浜から海浜幕張に出向く・・・のは電車賃だけの心配をすればいいですが、海外キャリアフォーラムは開催国が限られています。後述しますが、筆者の友人はフランスに滞在中でしたので、ボストンまで飛行機で移動し、連日ホテルに宿泊していたそうです。他にもカナダ・アメリカ国内等々ボストンまで移動しホテル滞在を行ったため(フォーラム自体は3日間開催など)、費用として10万円近く必要だったようです。移動や滞在などの面で高い費用がかかるからでしょうが、フォーラム自体は入退場無料で事前予約が必要など日本の説明会とあまり違いは見られません。また、キャリアフォーラム参加のためのホテルや交通アクセスのサポートも行ってくれています(ロンドンキャリアフォーラム交通・宿泊のご案内)。また、事前にレジュメを作成する必要があります。日本企業にESを提出する際は日本語が殆どですが、海外フォーラムでは英語でのレジュメの提出を要求してくる企業もあるようなので事前の準備は早めにしておく事が吉だそうです。海外キャリアフォーラム体験記ここからは実際にボスキャリに参加した友人の体験談を記載します。【ヒアリングした方々】・大学:早慶、MARCHの5名・留学先:フランス、カナダ、米国<質問内容>①滞在日数と費用②受けた企業の数③就活フローはどのように進んだか④周囲の学生の様子⑤事前準備はどれくらいしていたのか⑥振り返ってみての感想Q①:滞在日数と費用A:3日間〜4日間、滞在費用と航空券で5~10万円(渡航先による)ボスキャリが3日間開催の為、前日に現地入りしている方々が殆どということでした。宿泊費を抑えるために友人と一緒にホテルに泊まったり、Airbnbなどのサービスを活用したというケースも見られました。また、場所によっては距離が離れているため、思わぬ時差ボケに悩まされた方もいたようです。遠方からの参加の場合、フォーラム参加を決意したら、早めの航空券・ホテルの確保がベターなようです。Q②:受けた企業の数A:1社〜7社少ない人だと1社だけ、多い人で7社ほど受験したようです。3日間の中でフローが進んでいくので、一度にたくさんの企業を受けるのは負担になってしまい、結果として中途半端になってしまうことにもなりかねません。事前にどこが参加するのか、どこを受ける予定なのか明確にしておくべきでしょう。Q③:就活フローはどのように進んだのかA:(2ヶ月前くらい)Webエントリー(ES、Webテスト)→(企業によっては)事前Skype→当日の面接ボスキャリの流れとして以下の2タイプ存在します。①事前にES・テスト→当日面接のみ②フォーラム当日に直撃→面接(ウォークインと呼ぶそうです)渡航前や渡航して直ぐにESの作成やウェブテストを実施するパターンの企業が多く、バタバタしている時期に準備をしなければいけなかったのが大変だったとの感想もありました。企業によっては当日面接予約を実施していない場合もあるため、ここからも事前準備が成否を分けるといっても過言ではないでしょう。Q④:周囲の学生の様子A:交換留学生よりも正規留学(長期留学)の学生が多かった。事前準備をした学生としていない学生の差が大きい事前に準備をした学生と全く準備をしていない学生との差が大きかったとの声が多数でした。「皆が行くから自分も行く」という受け身の姿勢よりも、目的意識を持って行動をするべきなのは日本の就職活動と何も変わりません。他にも日本人で海外の大学に在学している学生の割合も大きかったようです。参加者の中にはダブルディグリープログラム(日本と海外の学位を同時に取得するシステム)の方もいらっしゃいましたが、それでも企業側は正規留学生の方をより欲しがっていた印象であったようです。Q⑤:事前準備はどれくらいしたのかA:1〜2ヶ月前ほとんどがキャリアフォーラムがスタートする数ヶ月前からスタートしていたようです。渡航前に先述したレジュメの作成やWebテストを行うことはあったようですが、本腰を入れてスタートしたのは数ヶ月前からが多数派でした。印象的だったのは「留学してバタバタしていて1ヶ月前から準備したけど遅すぎた」との回答でした。フォーラムが留学して直ぐに開催の為、あまり準備をする時間がなく、なんとかなるであろう精神でぶっつけ本番で挑むことになってしまった学生が一定数いたことも頷けます。Q⑥:振り返ってみての感想最後に協力者の皆様から全体を振り返ってみての感想を抜粋して掲載します。Sさん(フランス留学中):人気の企業はだいたい正規留学生を欲している印象がありました。実際周りの人を見ても内定取れている人は正規留学生が多かったです。しかし、入念に準備していた人は交換留学でも内定を貰えていたので、準備にどれだけ時間をかけたかで決まる印象です。留学で忙しく準備に時間を割けない人は多いですが、勝負は当日よりも事前準備で決まります。ボスキャリ行く人は事前準備を頑張るといいと思います。Aさん(米国留学):留学と就職活動を同時に行うのは大変でしたが、日本にいる大学生より就職活動時期が早いため、企業からのサポートが十分得られたと思います。しかし、短期留学生にとって就職活動を勉学と同様に進めることは難しいと思います。私は2年の留学で正規生扱でしたが、それでも大変でした。余裕を持って、行動することが大切だと思います。納得のいく留学・就活を送るために冒頭での先輩の体験談にもありましたが、「留学≠就活有利」であることは改めて実感していただけたかと思います。一般的に、就職市場において有利だといわれている留学経験者。特に1年以上の長期留学経験では語学力のみならず、多様な価値観に対する理解力やコミュニケーション能力の向上も期待できます。こうしたさまざまな能力が企業側に評価された結果なのではないでしょうか。しかし一方で、長期留学を経験した人の中にも「就職活動では苦労した」という話をちらほら耳にします。主に「なかなか内定を得られず就活が長期化してしまっている」「内定を得たものの、自分が納得のいく企業ではない」などというケースです。こうした状況を考えると、留学経験は必ずしも就職活動の武器になるとは限らないようです。【失敗する特徴5つ】①語学力自慢だけ②海外では〜◯◯なんだよね(自分の主張なし)③単に長く滞在しただけ④現地での取り組みを言語化できない⑤変に自身を持っている引用:無内定の長期留学経験者にありがちな5つの特徴上記引用記事でも触れられていましたが、年々留学生の数は上昇しており決して珍しくなく、留学生だからといって市場価値が高まる訳ではありません。失敗する留学生の共通する特徴の5つを踏まえ、改めて留学と就職活動を成功させるためには以下の2つが鍵となると考えています。目的意識を持った留学を失敗する5パターンの学生の1つとして挙がっていましたが、「語学力強化」の為の留学としてアピールすることはおすすめできません。上位校のTOEICの点数は(TOEICが英語力の全てではないですが便宜上)800点以上と言われています。「私は留学していたので、TOEIC◯◯◯点で英語は話せます!」とアピールしてもそれほど響きはしないでしょう。逆に「留学していたのにこれだけしか点数取れないの?」などのマイナスに働いていしまう可能性も考えられます。留学をしていないだけでTOEIC900点や英検1級、トリリンガルの人は上位校には沢山います。たとえ語学力をアピールするにしても、「私は将来世界を舞台に営業を行っていきたいと考えています。そこでこれまで英語力を伸ばすために試行錯誤し学習に力を入れてきましたが、限界を感じました。目標であったTOEIC950点を達成するには、環境を変えて挑戦するしかないと思い留学を決意しました。留学中は〇〇や☓☓を積極的に行い、□□という困難もありましたが、△△することで目標を達成することができました。」のようにロジックをしっかりと通す必要があるでしょう(この場合も何故英語力としてTOEICを選んだのかなど疑問は尽きませんが)。留学経験は就職活動では間違いなく聞かれると思われます。「何故留学をしようと思ったのか?日本ではできなかったのか?何を現地で学んだのか?それをどのように企業で活かすことができるのか?」。目的意識を持った留学でない限り(就活において)絶対的にプラスの影響を与えるとは限りません。参考:事前に入念な準備をインタビュワーの皆様が約2ヶ月ほど準備期間に充てたと回答してくださりましたが、準備不足だったと認識するのも無理もないでしょう。<引用:>unistyleでは、面接・内定が解禁される前年の6月から翌年6月までの1年スパンでの就職活動を計画しています。もちろん人によってペースは違いますし、自己分析などは常にブラッシュアップしていく必要があります。ボスキャリが始まる11月までに一通り準備を終わらせようと思うと、非留学生よりも半年近く早く取り組み始める必要があるように思われます。冒頭でも述べましたが、上記プロセスの内、留学中の為インターンやOB訪問の実施まで手が回らないにしても・自己分析→テスト対策は最低限優先して実施しておくべきでしょう。下地が全くないなかで面接に挑むことは難しいですが、土台をしっかりと組み立てた上での実践は難しくはないと思われます。先程の学生の中には、ボスキャリでは内定が貰えなかったけれども、1月より留学先で就職活動を初めて帰国後9月に第一志望企業より内定を貰っている方もいます。まとめいかがだったでしょうか。全体を通して留学生は就職が大変だという印象を与えてしまいましたが、決してそのような訳ではありません。自分の今の生活から飛び出し、家族も友人もおらず言葉も通じない世界に一人で飛び込んでいく姿勢は、誰にでもできることではなく、そのような勇気ある資質を企業は必要としていると思われます。ただ、貴重な機会である留学を、就職活動に左右されることなく過ごしていただきたいと思いこのような記事を執筆致しました。以下が本記事のまとめになります。【本記事のまとめ】・留学≠就職活動で有利・留学生の就職活動は大きく3種類(海外フォーラム・帰国後就活・卒業を1年遅らせ就職活動を行う)・海外フォーラムで満足の行く結果を残すには→目的を持った留学をする→事前の入念な準備を心がける【留学生向け記事一覧】・・・・・ 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【20卒有名就活ツイッタラーが語る】”普通”の学生が5社の内定を獲得し、納得して就活を終えるまでの話。 【20卒有名就活ツイッタラーが語る】”普通”の学生が5社の内定を獲得し、納得して就活を終えるまでの話。 はじめまして。既にご存知の方はこんにちは。この度unistyleにてライターを務めることになりました、2020年卒の就活生&ツイッタラーのてん(@naiteiOTL)です。本記事では、これから就活を始める21卒、既に就活真っただ中にいる20卒の皆さんに向けて、自身の就活になぞらえながら、そのtipsをお伝えしていきたいと思います。ご挨拶&自己紹介改めまして、この4月よりunistyleにインターン生としてジョインしました、てんです!以降、お見知りおきのほど(そしてフォローも!笑)よろしくお願いします。はじめに簡単な自己紹介をしておくと、・都内の大学院に通う修士2年の学生・修士1年の4月より就職活動を始め、大手のメーカーやIT、人材やベンチャー企業など幅広くインターン参加・12月までに5社から内々定を頂き、うち組織人事コンサルティングの内々定を承諾して就職活動を終了・現在は、TwitterやNPO、内定者インターンでの活動を通じてキャリア支援活動中ここまで聞くと、いわゆる“優秀そうな人”というイメージを抱かれるかと思いますが、サークルの長でも体育会でもバイトリーダーでもない、だらだらと大学生活を食いつぶすだけの”平々凡々な学生”でした。僕の記事は、そんな「特筆する成果のない普通の学生で就職活動に不安を感じている」方々に届けば良いなと思っています。そして、今後皆さんにライターとしての執筆を通してお伝えしたいことは唯一つ、『納得感のあるキャリア選択』についてです。もし、少しでも後悔の少ない選択を行いたいと感じている方は、一度目を通して頂ければ幸いです。少し長くなりましたが、以上でご挨拶&自己紹介とさせて頂きます。よろしくお願いします!僕自身の就職活動についてここからは早速、僕自身の就職活動について季節毎にtipsを交えながら振り返っていこうと思います。春、僕は日系大手メーカーで研究開発職を志していた。晴れて大学を卒業し、大学院に進学した僕は(学歴ロンダリングをしていたので尚のこと)希望と期待を胸に、研究室の門戸を叩きました。当時は、「周りの友人、あるいは研究室の先輩が行くから」「名前を知っていて評判が良く安定していそうだから」という理由で、研究領域関連のメーカーに何とか潜り込もうという算段でした。(皆さんの中にもそういう方がいらっしゃるのではないでしょうか?)しかし、たまたま入学式で受け取った就活イベントのチラシが僕の運命を変えることになります。大学受験で失敗していた僕は「どの企業に行くにせよ、今回こそはしっかり対策をして絶対に成功させたい」という思いで、友人を誘ってそのイベントに参加しました。イベントには、誰もが一度は聞いたことのあるような大手企業から、全く名前を知らないようなベンチャー企業まで、幅広い企業が集まっていました。そして、そのうち一社の社員の方が放った一言に、大きく心を揺さぶられました。「かつて『ジャパン・アズ・ナンバーワン』と謳われた日本は、既に世界の時価総額ランキングからその名を消し、世界から置いてかれようとしている。」「これまで戦後の復興に伴って築き上げられた過去の貯金を食いつぶすだけの現状で良いのか。」「これまで以上に変化が激しい時代に突入する中で、世間が抱いている“安定”はもはや幻想に過ぎない、変化し続けることこそが“安定”だ。」※参考:世界時価総額ランキングの推移今思えば、大いにポジショントークを含む内容だったのですが、これまで「なんとなく」企業を選び、世の中の情勢にも無関心だった僕には良い薬でした。この日を境に、様々な選択肢を見て自分の納得する選択ができる就活を行おうと考えを改めることになります。もし皆さんの中にも「なんとなく」「周りの評価基準で」企業を選んでいる方がいるのであれば、一度考え直すきっかけとなれれば幸いです。その上で、今の選択肢を選ぶのであれば何の問題もありませんし、企業にもより明確に志望理由を伝えられると思います。キャリア選択に正解はありません、あなたの人生という正解のない問いへの答えは、あなた自身以外は持ち得ないのです。夏、サマーインターン40社ノック。外資系の企業やベンチャー企業を目指す学生にとっては主戦場となるサマーインターン。まずは色々な業界・企業を見てみたいという思いや、面接が得意ではないと感じていたこともあり、とにかく多くの選考に臨みました。また、この頃から情報収集ツールとしてTwiterを利用し始めました。結果としては、18社(有名ドコロだと、P&GやAmazon等)のインターン参加権を獲得することになります。ここでは、どのように選考を突破したのかを簡単に書こうと思います。(詳細なテクニック等はまた別の機会に紹介しようと思うのでお楽しみに!)結論から述べると、「自己理解と社会理解のサイクル」です。具体的には、・自己理解(自己分析)から仮説(将来像や軸、志望動機)を立てる・企業のウェブサイトや説明会、選考といった社会理解(業界・企業分析や社会情勢)を通じて仮説を検証する・上記二つのサイクルを回し続ける・その上で企業から選ばれるために選考対策を行う僕自身、はじめの頃は、情けないほど選考に落ち続けました。(笑)最初の頃は、自分の能力・経験の平凡さや人見知りが原因だと思っていたのですが、あるとき「どうしてどの面接官も“なぜ”を問うてくるのだろう」と考えたことがきっかけとなりました。そこからこのサイクルを何度も回し続けることで、少しずつ「Why?」への自分なりの答えが見つかり、最終的には選考を突破できるようにもなりました。そして、特にこれからインターンに臨む皆さんに大切にして頂きたいのが、「目標設定と振り返りの徹底」です。・なぜこの企業のインターンに参加し、何を達成したいのか・参加前に立てた目標はどの程度達成できたのか、またそれは何故か・反省を踏まえ、次のインターンでは何を目標とするかキャリア選択においても、日々の行動においても、常に目的意識を持つことが重要です。これらを徹底することで、より有意義な時間を過ごすことができるはずです。秋、本選考に臨む企業を選ぶ。激動の夏を終え、少しづつ軸が明確になってきた時期です。(軸の立て方に関しては、こちらの僕が個人的に執筆したnoteを参考にしてみて下さい)サマーインターン参加メリットの一つとして挙げられるのが、「社会人メンターやキャリアアドバイザーの獲得」です。オータム/ウィンターインターンや本選考に向け、さらなる準備を進めるためにも、仮説構築と検証をし続けることが欠かせません。その“検証”、つまり壁打ちの段階で非常に有用なのが、「実際の社会人に話を聞いてもらうこと」です。面接という場ではなかなか本音で話せなくとも、フラットに社員と話す場を設けることで、より社会理解を進めることができます。いくつかの企業では、サマーインターンに参加、あるいは採用を見込んだ学生に、メンターをつけることがあるので、それを参考にするのも一つの手かもしれません。(ただし、ポジショントークには注意!)結果として、今の内定先を含む5社に絞って選考を受けることにしました。これから本選考に臨むにあたって、20卒の皆さんに伝えたいのは、・選考に追われる中でも、常に仮説検証サイクルを回すことによって軸を明確にし、「なぜこの会社なのか」を自分や他人が理解できるようにすること・選択と集中を行う一方、より多くの選択肢を持った上で、自分自身が心から納得できる企業を選ぶこと21卒の皆さんに伝えたいのは、・昨年よりも現状で3ヶ月ほど選考スケジュールが早まっており、より早くから仮説検証サイクルを回しておく必要があること・本選考よりも多少は心にゆとりを持って臨むことができるインターンの機会を決して無駄にしないこと是非、後悔のない選択ができるよう、目の前の課題に向き合い続けてみてください。冬、最終決戦、そして就職活動を終える。いよいよ最終章です。ここでは、最終的になぜ1社に決断できたのかという話をしようと思います。おそらく、これまで書いてきた内容で企業を選び、その企業に内定をもらうための適切な選考対策ができていれば、多くの方が内々定を得る実力を身に着けているはずです。しかし、ここで誰もが悩むのが、「結局どの会社にしよう...」ということです。何社内定をもらおうと、基本的に入社できる企業は一社のみです。僕自身、本選考を受け始めた時期には、全く明確にはなっていませんでした。(というか、調子に乗って5社に絞ったはいいものの、一つも内定が出なかったらどうしようかと震えていました笑)ここで、僕の軸を上述のリンク先で紹介した4Pのフレームワークに則って優先度が高い順に明記しておくと、・Philosophy(目標):自らのWillと企業のVisionが同方向で、社員に浸透していること・People(組織):それぞれの社員が個人のWillを明確に持っており、Visionで束なった組織であること・Profession(活動):企業のVision/Missionの実現に紐付いていること、今後成長しうる領域であること・Privilege(特権):経営者/経営視点を持った社員のそばで事業づくりに携われること、組織づくりに携われること、家族との時間を大切にできることこの軸をもとに5社を選出しましたが、最後の決め手は面接官をしてくださったとある社員の方の一言でした。今までの面接で評価されてきたのは、僕の将来への意気込みや、能力面ばかりでした。それ自体は大変ありがたいことだったのですが、僕自身が自分の能力に自信がなかったことから、それらの評価にどこか違和感を覚えていたのです。しかし、その面接官の方が評価して下さったのは、僕という一人の人間そのものでした。当時の僕は感銘を受け、選考途中だった他の企業をすべて辞退して、二次および最終面接に臨むという強行策に出ました。(今思えば本当に向こう見ずな行動だったと思います笑)このように、人と言うのは最後は感情で動く生き物です。軸を作るという段階では、①自分が納得する②相手を納得させるという二つの意味で、非常に合理的に進める必要があるかと思います。ですが、選び抜いた先に、合理だけで最後の意思決定を下すのはおそらく非常に困難を極めます。あくまで内定を獲得するまでは合理的に。しかし、最後の決断はある種直感的に選び、その上で「なぜそのような直感に至ったのか」を言語化することで、より納得感のある選択ができるのではないかと考えます。まとめ今回のまとめです。・自己理解による仮説構築と社会理解による仮説検証のサイクルを回し続ける・他人の評価基準ではなく、自分なりの答えを持つ・目的意識を持った選択と行動を心がける・合理的に軸を作成し、内々定を獲得する・最終最後の意思決定は、自分の直感とその理由を明確にすることで下す以上、ライター紹介と僕自身の就活の系譜&tipsでした。今回は自己紹介記事を書かせて頂きましたが、そもそも僕がunistyleへのジョインを決めたのは、自分が就職活動を通じて得た学びや気付きを、少しでも多くの方に伝えたいという想いからです。納得感を持って、後悔のないキャリア選択のできる就活生を一人でも増やす。そのために頑張っていきたいと思います。また、Twitterでは、日々アップデートされた学びや、僕が運営する就活イベントおよび選考情報の紹介、疲れた心をエンカレッジする発信や、就活生間の繋がりの強化を積極的に行っています。unistyleの記事とはまた違ったものを提供しているので、もし良ければフォローしてみてください! 31,518 views

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