総合商社の配属リスクと総合商社におけるタテヨコ議論

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最終更新日:2023年10月20日

総合商社の配属リスクと総合商社におけるタテヨコ議論

総合商社には「配属リスク」があるという話は聞いたことがあるかもしれません。「ラーメンからミサイルまで」というキャッチフレーズは総合商社を志望する人は一度が聞いたことがあるのではないでしょうか。

商材の範囲の広さを表現したものですが、確かに幅広い商材を扱っておりそれがゆえに総合商社の事業内容を理解するのが難しいと感じている就活生の方も多いかと思います。

一方で、事業内容の幅広さに惹かれて総合商社志望しようと思ったら、「総合商社は一度配属された部門で過ごすことが多いため、配属リスクが高いよ」といったOBの言葉に迷ってしまうなんて方もいるでしょう。

今回は総合商社における配属リスクについてと、総合商社の内部でたびたび議論されている人材育成の「タテヨコ議論」について紹介しようと思います。

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総合商社では一度配属された部門から異動できない?総合商社の背番号制について

多くの総合商社においては、「背番号制」という一度配属された部門が自分自身の背番号となり、食糧部門に配属されたら例外がない限りずっと食糧部門で会社人生を進んでいくことになります。社内公募により、手をあげて他の部署に進むことも出来なくはないのですが、数としてはかなり少数です。

そのため、例年、ファッション関連の部署に行きたかったのに食糧部門に配属された、エネルギー関連の部署に行きたかったのに総本社の経理部に配属されたと涙する新入社員が一定数出ることになります。

こういった配属リスクや背番号制を知らないまま、総合商社は様々な商材を扱っているから様々なビジネスに関われるのだろうと勘違いをして志望動機を構成してしまう就活生がかなり多く存在しています。

総合商社は中小企業の寄せ集め!?出世も異動も部門の中で行われる

総合商社というと大企業だと多くの人が思っていますが、中で働いてみると、大企業であることは間違いないものの、中小企業の寄せ集めであると感じる人が多いように思います。

総合商社の一つの部門に所属する社員数は実はそこまで多くなく200名~500名程度です。部門の中でも部が明確に分かれており、部の間の異動も少ない場合は、100人ぐらいの部で、出世も異動も行われるため、一緒に働く人のことがかなりよくわかる環境であると言えます。

銀行などの金融機関の営業職になると、全国にある支店への転勤や本社営業部などへの異動もありえるため、かなり幅広い人と関わることがわかるかと思います。

総合商社はこのように中小企業の寄せ集め的な側面があるため、部署ごとにかなり雰囲気やライフスタイルが異なります。毎日のように接待、飲み会があるような部署もあれば、飲み会だけではなく業務によって夜遅くまで残る部署もあれば、仕事は時間内にさっと終わらせてワークライフバランスを重視するような部署も存在しています。

働き方という観点からも総合商社には配属リスクがひそんでいると言えるかもしれません。

総合商社におけるタテヨコ議論とは

このように総合商社では背番号制という一つの部門にずっと縛られる人材制度となっていますが、一方でせっかく様々な事業を展開しているのだからその特性を活かして様々な事業に精通した人材を育成すべきではないかという意見が総合商社の中でも起きたりします。

人材をヨコ(様々な事業領域)に広く経験させることで後半な知識を持った人材を育てた方が様々な事業に投資を行う総合商社にとってよいのではないかという意見です。

このヨコの意見に対して、総合商社が相手にするのは食糧部門であれば食品メーカーに20年勤めたその道のプロフェッショナルであり、その道のプロに対して説得力のある意見や提案を行うことを考えると、一つの部門(タテ)の中でその事業についての知見を深めなければ太刀打ちできないというタテの意見も存在します。

どちらの意見も説得力がある程度あり、どちらの意見が正しいとは言えないという状況で、総合商社の中にいる人でも意見は割れており、三井物産はどちらかというとヨコの意見に傾いており、人材のローテーションを実施しようと考えているようです。

ヨコの意見も広がりながらも、まだタテの育成が総合商社の中では主流なことを考えると、その事業領域のプロフェッショナルを育てることが、投資の際の目利きや事業育成には重要なのかもしれません。もちろん5年後、10年後には総合商社において様々な事業を経験させるヨコの育成が主流になることは否定できないでしょう。

最後に

総合商社を志望している就活生の方は、早めに「総合商社だから何でもできる」という勘違いから脱してほしいと思います。そして上記のようなリスクがありながらも、なぜ総合商社を志望するのかを考えることができると、配属リスクあるけどそれでも総合商社に入りたいの?といった総合商社の面接で頻出の質問にも答えやすくなるでしょう。

総合商社のブランドや現在の人気だけでなく、悪い点やデメリットにも目を向けた上で志望してほしいと思います。

【参考】三井物産内定者のES回答「志望理由」

『日本の強みを活かし、日本・世界を豊かにすること』が私の夢です。


この想いはこれまで40カ国訪れた海外経験が起因しています。訪れた先々で自分が日本人である事を誇りに思い、日本・世界の豊かさに貢献したいと思いました。
 

日本・世界を豊かにすること、内需と外需の両方に携わり、かつその規模が大きい総合商社を志望しています。その中でもOB訪問を通じて感じた仕事への強い責任感と誇りに共感し、貴社を志望しています。

【参考】丸紅内定者のES回答「丸紅での仕事を通じて成し遂げたい夢(300文字以内)」

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【参考】総合商社内定者のES回答「あなたが仕事を通して成し遂げたい目標は何ですか。 今までの経験やご自身の考えをふまえて、そのように考える理由と併せて教えてください。(250 文字以内)」

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【参考】三菱商事内定者のES回答「あなたが三菱商事で挑戦したいこと、実現したい夢について教えてください。その際、特に興味のある分野や職種があれば、具体的に触れて頂いても構いません。(全角 250 文字以内)」

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総合商社の業界・企業研究に役立つunistyleの記事

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キング※上の表は、オープンチャット「保険業界(生保・損保)志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:53人)損保業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「保険業界(生保・損保)志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:47人)業界別志望企業ランキング|リース業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【リース業界・アンケート調査の選択肢】オリックス/三井住友ファイナンス&リース(SMFL)/三菱HCキャピタル/東京センチュリー/芙蓉総合リース/NTTファイナンス/その他リース業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「リース業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:70人)業界別志望企業ランキング|カード業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【カード業界・アンケート調査の選択肢】三井住友カード(SMCC)/三菱UFJニコス/JCB/クレディセゾン/イオンカード/楽天カード/その他カード業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「カード業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:43人)業界別志望企業ランキング|IT・通信業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【IT業界・アンケート調査の選択肢】楽天グループ/ヤフー(Yahoo)/DeNA/LINE/NTTデータ/NTTコミュニケーションズ/富士通/IBM/日本オラクル/Google/アマゾン(Amazon)/マイクロソフト/セールスフォース(Salesforce)/メルカリ/SCSK/その他【通信業界・アンケート調査の選択肢】NTTドコモ/ソフトバンク/KDDI/NTT東日本/NTT西日本/その他IT業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「IT・通信業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:65人)通信業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「IT・通信業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:25人)業界別志望企業ランキング|運輸業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【鉄道業界・アンケート調査の選択肢】JR東日本/JR東海/JR西日本/東急/東武鉄道/小田急電鉄/東京メトロ/近鉄グループホールディングス/阪急阪神ホールディングス/名古屋鉄道/西武鉄道/京王電鉄/JR九州/その他【海運業界・アンケート調査の選択肢】日本郵船/商船三井/川崎汽船/NSユナイテッド海運/飯野海運/その他鉄道業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「運輸業界(鉄道・航空・海運・陸運)志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:26人)海運業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「運輸業界(鉄道・航空・海運・陸運)志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:25人)業界別志望企業ランキング|食品・飲料業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【食品業界・アンケート調査の選択肢】日清食品/味の素/キッコーマン/森永製菓/江崎グリコ/明治/日本ハム/ハウス食品/ネスレ日本/ロッテ/JT(日本たばこ産業)/カゴメ/キユーピー/マルハニチロ/カルビー/その他【飲料業界・アンケート調査の選択肢】キリンHD/アサヒビール/サントリーHD/コカ・コーラ/サッポロビール/アサヒ飲料/ヤクルト本社/その他食品業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「食品・飲料業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:39人)飲料業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「食品・飲料業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:31人)業界別志望企業ランキング|消費財・化粧品・日用品業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【化粧品業界・アンケート調査の選択肢】資生堂/花王/コーセー(KOSE)/ポーラ(POLA)/日本ロレアル/ホーユー/カネボウ化粧品/ファンケル/その他【消費財メーカー業界・アンケート調査の選択肢】P&G/ユニリーバ/ユニ・チャーム/花王/ライオン/その他化粧品業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「消費財・化粧品・日用品業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:77人)消費財メーカー業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「消費財・化粧品・日用品業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:62人)業界別志望企業ランキング|製薬業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【製薬業界・アンケート調査の選択肢】武田薬品工業/大塚製薬/アステラス製薬/第一三共/エーザイ/中外製薬/大日本住友製薬/ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)/ファイザー/アストラゼネカ/協和キリン/ロート製薬/塩野義製薬/小野薬品工業/その他製薬業界の志望企業ランキング※上の表は、オープンチャット「製薬・CRO・医療業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:119人)業界別志望企業ランキング|化学・素材・繊維業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【化学・素材・繊維業界・アンケート調査の選択肢】富士フイルム/三菱ケミカル/旭化成/東レ/AGC/帝人/住友化学/三井化学/積水化学工業/信越化学工業/三菱マテリアル/王子HD/日本製紙/昭和電工/その他業界別志望企業ランキング|化学・素材・繊維業界※上の表は、オープンチャット「化学・素材・繊維業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:119人)業界別志望企業ランキング|人材業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【人材業界・アンケート調査の選択肢】リクルート/パーソルキャリア/パソナ/マイナビ/Visional(ビズリーチ)/レバレジーズ/その他業界別志望企業ランキング|人材※上の表は、オープンチャット「人材・教育業界志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:18人)業界別志望企業ランキング|石油業界志望企業に関するアンケート調査の選択肢は以下の通りです。【石油業界・アンケート調査の選択肢】ENEOS/出光興産/コスモエネルギー/JERA/JAPEX/INPEX/JX石油開発/その他業界別志望企業ランキング|石油業界※上の表は、オープンチャット「インフラ業界(電力・ガス・石油・エネルギー)志望者向けグループ」を利用している23卒就活生を対象にunistyleが独自で調査したものです。1票以上獲得している企業のみを掲載しています。(集計期間:2021/10/5〜10/11、有効回答数:24人)志望業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介いかがだったでしょうか?本記事のランキング結果から秋冬インターン直前(9・10月時点)の23卒就活生の動向が少し見えたと思います。1回目の調査結果はこちらの記事から今回のアンケート調査のようにunistyleが運営する就活用LINEオープンチャットでは、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に各業界のグループでは選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 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総合商社志望者必見|読むべき書物5選 総合商社志望者必見|読むべき書物5選 業界研究には様々な方法があると思います。例えば、インターネットや就活情報誌、先輩やOB訪問など、実に多くの手段があると思います。今回の記事では、多様な事業を行っており、業界研究が非常に難しいと言われる総合商社について楽しくわかりやすく理解できる5冊の本をご紹介したいと思います。本記事の目次◆何故本を読むべきなのか◆総合商社志望者が読むべき本・5選└1.現代総合商社論└2.総合商社プロフェッショナルー15人の三菱商事マン、ビジネス最前線からのレポート└3.山崎豊子『不毛地帯』└4.高任和夫『商社審査部25時』└5.城山三郎『毎日が日曜日』◆最後に◆総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介何故本を読むのか何故就活生は本を読むべきなのでしょうか。過去のunistyleのコラム「【厳選】すべての就活生が読んでおくべき4冊の必読書」では、①キャリアを深く考えるための土台ができることと、②思考法や伝え方の原則を学ぶことで選考で評価されやすくなることの2点を本を読む効果としてご紹介しました。今回の記事では、総合商社志望者の方に特におすすめの書籍を以下でご紹介し、上記に加えて選考に向けて実につけたい知識や考え方を事前に身につけてもらえたらと思います。総合商社志望者が読むべき本・5選1.現代総合商社論現代総合商社論早稲田大学政治経済学部にて実際に行われた講義を書籍化したもの。講義については現役の三菱商事社員が担当。講義における学生との質疑応答が各講義ごとに書かれており、学生目線での理解もできる良著。各ビジネス分野について詳しく解説しており、この本があればその他の業界研究本は必要ないと言えるでしょう。2.総合商社プロフェッショナルー15人の三菱商事マン、ビジネス最前線からのレポート総合商社プロフェッショナル。―15人の三菱商事マン、ビジネス最前線からのレポート。15人の三菱商事で実際に働く人のインタビュー録。OB訪問をする代わりにこの一冊を読み通すことで商社のビジネス、商社で働く人がわかる良著。業界研究ではなく、商社で働くとはどういうことなのかという実態を知りたい人向けの本。3.山崎豊子『不毛地帯』不毛地帯(第1巻)(新潮文庫(や-5-40))ドラマ化もされた不朽の名作『不毛地帯』。実在の伊藤忠商事元会長の瀬島龍三氏の半生を元に書いた大作小説。大阪発の繊維商社として出発した伊藤忠商事が如何にして総合商社として変化を遂げてきたのか、商社の泥臭さ、人間関係とともにスリリングに描かれている。総合商社の歴史とDNAを理解する上でも絶対に読んでおきたい一冊。4.高任和夫『商社審査部25時』商社審査部25時(講談社文庫)著者は三井物産出身の作家、高任和夫氏。取引先の不渡りや債権回収など、華やかな商社の世界の裏で行われている泥臭い仕事の一部始終を小説として描き出した良著。会社説明会で語られるような華やかな世界とはほど遠い商社の裏の顔を知るのに最適の一冊。5.城山三郎『毎日が日曜日』毎日が日曜日(新潮文庫)左遷された商社マンの日常という上記で紹介した本とは一線を画した一冊。商社マンの理解にもつながるが、「働くとは何か」、「家族とは何か」、「サラリーマンにとっての幸せとは何か」というより深い部分での考察を迫られる。サラリーマンの陰を存分に描いた一冊、サラリーマンという世界に足を踏み入れる覚悟を持つためにも読んでおきたい。最後にいかがでしたでしょうか。上記の書籍たちはそれぞれ業界・企業研究の一助となってくれると思います。うまく時間を作って、就職活動中に読んでみましょう。また、以下の動画では総合商社の歴史や事業内容を解説していますので、こちらも業界研究の一つとして参考にしてみてください。総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。加えて、以下のリンク先では総合商社内定者のESを掲載しています。併せてご参考いただき、参考に臨んでいただければと思います。↓総合商社内定者たちのESはこちら↓【内定】三菱商事エントリーシート【内定】三菱商事エントリーシート【内定】丸紅エントリーシート【内定】丸紅エントリーシート【内定】双日インタビュー【内定】豊田通商インタビュー 86,580 views
伊藤忠商事、先決め採用のススメ 伊藤忠商事、先決め採用のススメ こんにちは。今回は総合商社の中でも唯一の部門別採用を行っている伊藤忠商事の配属先決め採用に関して実態を探っていきたいと思います。私自身も総合商社を志望しており、伊藤忠商事に関しては配属先決め採用で受けました。しかしその思いは叶わず、友人が見事に採用されたので友人やその他の内定者の話に基づいて執筆致します。配属先決め採用とは?《配属先決め採用》1997年4月「ディビジョンカンパニー制」の導入に伴い、伊藤忠商事が独自に行っている採用方式です。応募の段階で配属先として希望するカンパニー/総本社職能部署を特定することができ、内定と同時に入社時の配属カンパニー/総本社職能部署が決定します。特定のカンパニーや事業に強い興味・希望をお持ちの方や得意分野・専門知識をお持ちの方は、是非ご活用下さい。引用:伊藤忠商事採用情報2017「採用方式」にもあるように、内定とともに配属されるカンパニー(営業)もしくは総本社職能部署(コーポレート)が決定するというシステムです。これにより総合商社に入社する時の懸念点の一つである配属リスクを軽減することができます。他の商社は内定後に配属面談を行ってから配属部署を決めていくので、非常に特殊な採用システムであると言えます。ただ配属するカンパニーは決まりますが、その中での配属部署は再び面談をして決めていくようです。選考フローは?選考フローに関しては基本的に一般採用と同じです。しかし、1次面接から志望しているカンパニーに所属する社員が担当します。2次面接ではそのカンパニーの人事課長、最終面接ではそのカンパニーのプレジデントおよび人事課長と面接を行います。このようにそのカンパニーを志望している以上はそのカンパニーの社員が面接を行い、最後はカンパニー長がOKサインを出せば内定というような選考フローになっています。つまり配属先決め採用に関しては厳密には倍率というものは存在せず、社員達がその学生を欲しいか否かで決まるということになります。実際にどれくらいの人が配属先決め採用で内定をもらえるの?内定者にヒアリングを行ったところ、総合職の内定者が140人程度、そのうち配属先決め採用が10人強ということだったので一割程度といったところです。実際に配属先決め採用にて内定をもらっている人は弁護士や公認会計士などの難関資格の突破者や理系の院生が多いようですが、稀に文系の私立大生もいるようです。専門知識といってもたかが知れていて、本当に大事なのは人柄などのソフトスキルの部分であるというのは一般採用と同じなようです。最後にキャリアを考える上で総合商社の配属リスクは非常に大きなもののように感じます。これを軽減できるのであれば伊藤忠商事の配属先決め採用は革新的な採用方式です。ただもちろん、憧れだけで内定がもらえるような甘い世界ではなので、しっかりと自己分析をした上でどちらが良いのか考えると良いでしょう。参考:総合商社内定者が持つ内定後の不安photobyBillieGraceWard 22,272 views
ビジネスマンの3段階のレベルから考える自己PRで伝えるべきこと ビジネスマンの3段階のレベルから考える自己PRで伝えるべきこと ビジネスマンには3段階のレベルが存在するという話を聞いたことがあるでしょうか。社会人でも意識している人はあまり多くないかもしれませんが、このことを理解しておくと就職活動に直接プラスになるだけでなく入社後にもプラスになると思いますのでご紹介します。本記事のコンテンツ・レベル1:言われたこと・守るべきことをこなす・レベル2:与えられた枠組みの中で成果を出す・レベル3:既存の枠組みを超えて組織や会社のための提案を実現する・学生の所属する組織でも同様に3つのレベルが存在している・ビジネスマンと学生時代の経験の共通点から自己PRで話すべきことを考える・最後にレベル1:言われたこと・守るべきことをこなすレベル1の段階は言われたことや守るべきことをしっかりとこなすというレベルです。例えば、コピーをして書類をまとめる、遅刻をしない、会社のルールを覚えて守るといったことが当てはまります。時期としては新入社員のうち、遅くとも2年目には脱しておきたいレベルではあるが、実際にはこのレベルを突破することができずに足切りされてしまう人も少なくありません。日本の雇用環境ではこのレベルで脱落してしまう人でもクビにすることはできないので、3年目以後はできない人として放置されてしまうことも少なくありません。レベル2:与えられた枠組みの中で成果を出すレベル2の段階は与えられた枠組みの中で実績を出すというレベルです。例えば、営業成績で上位の成績を取る、参加したプロジェクトの中で周囲に評価されるような仕事をして認められるなどがあげられます。与えられた枠組みの中で高いレベルで成果を上げる段階です。証券会社、銀行、不動産営業など営業色の強い会社では1年目からこのレベルが求められる傾向にあります。時期としては遅くとも10年目までにこのレベルで実績を残しておこないと大企業の部長、役員などの上のポジションにつくのは難しいかもしれません。一方で実績を残すことができず、このレベルから脱することができない人も多いのが現実で、多くのビジネスマンは与えられた枠組み、ルールの中でどう成果を出すか悩んでいるというのが実態でしょう。レベル3:既存の枠組みを超えて組織や会社のための提案を実現するレベル3の段階は、与えられた枠組みを超えて組織や会社のために提案するだけでなく、実際に自らの手で実現するところまで担うレベルです。例えば、新規事業の部署を自ら提案し立ち上げる、これまで取引のなかった企業と新規提携を行う、業務改善の提案を行い実際に導入するなどがあたります。このレベルに到達するにはレベル2での実績が不可欠です。与えられた枠組みの中で成果を出した人間でなければ、いくら会社のためになる提案だとしても残念ながら受け入れられることは少ないでしょう。それは会社の融通が利かないからという話ではなく、単純に与えられた枠組みで成果が出せない人が既存の枠組みを超えた提案を実現するのは難しいと考えられているからだと思われます。何の実績もない人に重要な仕事は残念ながら回ってこないのです。実際にはレベル2の段階で四苦八苦している人が多いため、レベル3の段階に到達できるビジネスマンは少なく、意識すらしたことがない人が少なくありません。一方で大企業の中で役員になっている人はレベル2の実績だけでなくレベル3段階での実績を伴う人が多いでしょう。学生の所属する組織でも同様に3つのレベルが存在しているさてここまでビジネスマンの3段階のレベルについて見てきましたが、これは学生が所属する組織でも同様に当てはまります。例えば体育会系の部活であれば、レベル1の段階は新人として言われたことを守る・役割をこなす段階で、レベル2はレギュラーや選手として成果をあげる段階、レベル3は幹部として部活全体のための提案を実現する段階だといえます。同様にゼミ活動でも、レベル1の段階はゼミ生として言われたことを守り、課題をこなす、レベル2の段階は課題や共同論文の執筆において高い評価を得る、レベル3はゼミ全体のためになる提案を実現する段階だといえます。体育会でもゼミでも、レベル3の段階に到達するためにはレベル2の段階での評価や実績は重要で、レベル2の段階で組織に貢献できていないとレベル3に到達するのは難しいかもしれません。実績が1番ではなくても誰よりも組織のことを考えて、レベル2の段階でも努力し周囲に認められている必要があります。ビジネスマンと学生時代の経験の共通点から自己PRで話すべきことを考えるここまで見てきたようにビジネスマンの3段階のレベルは学生時代の経験にも当てはまります。この共通点を理解しておくと自己PRで話すべきことは明確に見えてくるのではないでしょうか。レベル1の段階のことを必死にアピールしようとしてなかなか評価されないと落ち込む学生がいる一方で、人気企業内定者の多くがレベル2での実績だけでなく、レベル3の実績も準備した上で、面接の中では両方の強みを伝えています。このことを理解しておくと、学生時代頑張ったことで、他者との関わりがないTOEICや受験勉強を頑張った話があまり評価されない理由も理解できるでしょう。下記の動画においても、評価される自己PRのポイントを解説しているので参考にしてください。最後に実際には社会人には3つの求められるレベルがあるということを理解している社会人はそこまで多くないかもしれません。一方でこのことを学生時代の経験からも体感的に理解できている人は社会人になってからも応用しやすくレベル3のことを早い段階から意識することができます。これを読んでまだ学生時代の経験でレベル3のことができていないと感じるのであれば今からでも遅くないので、所属する組織のために自分自身は何ができるのか考えて行動に移してほしいと思います。photobypeturr 20,538 views

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