上場企業本部長が語る、エリートの中で唯一英語もできない牛丼屋のアルバイトを採用した理由

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最終更新日:2023年10月27日

上場企業本部長が語る、エリートの中で唯一英語もできない牛丼屋のアルバイトを採用した理由

こんにちは、16卒の慶應生です。

先日、ゼミのOBの方で日系重電メーカーで営業本部長として活躍され、新卒採用の面接にも携わっている方にお話を聞く機会がありました。

その方は文系のエースを採用する面接官で、人事と社員二人、学生一人の面接を行い、20名を約半分にして最終面接まで上げているそうです。日本を代表する企業ということもあって、その20名は全員が早慶以上、TOEICスコアは平均880点、トリリンガルや留学生も3割程度いたみたいです。

ただ、その中でも、某大学のTOEIC660点、学生時代頑張ったことは牛丼屋のアルバイト、という学生を上に通したことが自分でも印象に残っている、という話をして頂いたため、本日はそのことについて書きたいと思います。

企業研究

本選考とインターンの締め切り情報

採りたい学生とは?

「こいつなら自分自身の元で働かせて育てたい。」

その方が面接で見ていることはこういう学生であるかどうかということだそうです。

そのための要素として、素直か、ガッツがあるか、言ったことをしっかりと自分で考えながらやれるか、仕事をやめないかの4点を上げていました。

実際に新卒2年目の社員で「思っていた仕事と違った、俺がやりたいことはここではできない」と言ってつい最近やめたことがあるそうです。能力が高いことは間違い無いけれども、若い頃は下積みなのだからな…と思ったとのことです。

特に重電系メーカーの製品は文系だと勉強することが多く、若手の下積み時代に言われたことをしっかりとやる、という姿勢ができていない社員が増えてきていると嘆いていました。

絶対にする質問「いつも何してるの?」

「例えば国際交流のイベントって期間が決まってるわけでしょ?多分準備もやって3ヶ月〜半年くらいな気がするんだけど、その他のいつもの時間って何してたの?

こういった質問をその方は必ず投げかけていたそうです。

この質問を投げかけると多くの学生は、「他大学との交流だとか…」とお茶を濁したような回答をしていたようです。そうなると、「こいつは、普段はあんまなんも考えずに生活してきたのかな?」だとか、「就活のために用意してきたエピソードなのかな?」という風な印象を持ってしまうようです。

就活生と社会人、意識の違い

「実際大学生って基本的な生活は授業出てサークルやってバイトして飲み会して…って感じでしょ?それだったらその生活の中でその人がどんなこと考えて、どんな風に他の人と関わってるかを聞きたいんだよね。」

ここまで来た学生が能力が高いことは間違いない。つまり、イベントがあってそれを何が必要で、と実行できる力があることはわかっている、だからこそそういうイベントが無い時こそ、その人がどんなことを考えてどんな人間関係を築いて、どんな問題意識を持っているか、ある意味本来のその人自身が出てくるということです。

実際体育会系の学生が就職活動で強いと言われてるのは、下積みの1年生の時から、最高学年の4年生まで、どんな状況立場でも日々勝利のために試行錯誤して、自身の役割を認識し泥臭く頑張ってきている、それが特に仕事を始めたばかりの新入社員には必要なマインドだからだよ、とおっしゃっていました。

現場の目線・人事の目線

「牛丼チェーン店の子は、与えられたことをしっかりやりながらも、どうやったらもっといい店になるだろうかというようなことを考えていた。普段の生活、例えばゼミの話とかを聞いていてもそれが伝わってきたよ。少し抜けてる部分はあるけど、こいつなら俺が面倒みてやるから通してあげようよ、って言ったんだよね。」

これが、所謂ハイスペックと言われるような学生たちがひしめく中で、先に題名でも述べた通り、英語も全くできない、吉野家のアルバイトのアピールをしてきた学生を通した理由です。

ただし、人事の方とは最後までもめたともおっしゃっていました。二人の意見が一致して間違いなく通そう、となった学生は20人中2人、それ以外の学生は誰を通すかで意見が割れ、吉野家の学生についても人事は△を出していたとのことです。

どうやら現場と人事が見ている視点は異なっているようで、現場の人は「こいつが自分の部下なら面倒を見たい」と思う学生を、人事は「将来的に経営層として能力を発揮できるのか」という学生を評価しているようです。

多角的に自身を表現する

上記はあくまでも一例です。

ただ特に最終面接近くにになると、その人が一貫した価値観を持っているか、ということが問われていることは私自身も感じます。

今まで受けた面接でも、「君の強みとそれを生かしたエピソード何個か教えてもらえるかな?」であるとか、「さっき君ってこういう風な人間ですって言ってたけど、それって今話してたエピソードと矛盾してない?どういうこと??」というように、一貫した人物像をよく問われます。

単発のイベントだけでなく、普段の日々の行動を振り返りながら一貫した自分自身を様々な角度から表現することが大切なように思います。

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外資系戦略コンサルファーム筆記通過者が書くテストセンター攻略法 外資系戦略コンサルファーム筆記通過者が書くテストセンター攻略法 16卒就活生です。3月から就活を始めたという人もそろそろ本選考に挑む頃なのではないでしょうか。今日はエントリーシートを提出したらほとんどの企業で課される筆記試験の特にテストセンターにスポットを当てて執筆したいと思います。ちなみに筆者はテストセンターの基準点が最難関と言われる外資系コンサルファームを通過しましたのでみなさんのお力になれればと思います。本記事の構成テストセンターってなんだろう?どうやって対策するの?どこがテストセンターを使っているの?最後にテストセンターってなんだろう?テストセンターは会場に赴いて試験を行うタイプの筆記試験です。現在の新卒採用における65%を占めています。(SPIノートの会調べ)ちなみに新卒採用に使われる試験は・SPI3・玉手箱・GAB/CAB・TG-WEBこれら四つに分類されます。SPI3にはテストセンターとWebテストがありますが、今回は会場にて行うテストセンターに議題を絞ります。テストセンターには能力検査(言語、非言語)、英語検査、構造把握力検査、性格検査があります。性格検査に関してのみ自宅にて受ける事ができます。企業によって課される検査が異なるので志望企業がどの検査を用いているのかは事前にリサーチしましょう。テストセンターの特徴は以下の二つです。①使い回しが可能一度受けてしまえばその結果を他の企業にも提出する事ができます。のちに説明しますが、基準点の高い企業を通過した場合、自分の中で自信があった場合には使い回しができます。そうなったらテストセンターはもう引退です。面接の準備に時間を割く事ができますね。②正誤率に応じて問題の難易度が変わるこれはテストセンターが他のテストセンターと違う大きな特徴です。正答を続ければステージが変わり、問題の難易度が上がります。まるでスーパーマリオですね。ちなみに「おっ今日のテストセンター、随分と簡単な問題ばかりだったな」と思ったら実は誤答を連発していたなんてことはざらにあります。どうやって対策するの?①対策本購入世の中には非常にたくさんの対策本が出回っています。昨今ではwebテスト解答集という名前でexcelのファイルが出回っていたりもしますね。ただテストセンターに関してはパソコンとのタイマン勝負なのでそのような解答集を使用することはできません。必ず自分で対策を行って下さい。きちんと準備すれば志望企業の基準点には達するはずです。さて対策本ですが、解くのは一冊で良いです。自分が気に入ったものを何周も解くのが一番良いです。なぜなら何冊も解いたところで掲載されている問題は大して変わらないので時間とお金のムダになるだけです。ちなみにまだ対策本を購入していない人にはナツメ社もしくは成美堂出版のものをオススメします。理由としては問題数が豊富で一周解くだけでもかなり実力がつくからです。ちなみに筆者はナツメ社の対策本で対策を行いました。一周目は全ての問題を解き、間違えた問題に関しては印を付けました。二周目は印を付けた問題のみを解きました。そうした結果、自分がどういった問題を間違えやすいかの傾向が見えてきます。2016最新版史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集②テスト終了後5分の勝負「テスト5分後の行動が今後の命運を分ける」。聞いたことがあるでしょうか。筆者はテスト終了後にそのままカフェへ直行していました。テストで出題された問題を書き出す作業を行うのです。ただし、この時に書き出すのは間違えた問題のみで構いません。間違えた問題のリストを作って、次は必ず間違えないという意気込みを固めましょう。ちなみにテストセンターの問題はレパートリーが少ないので友達とLINEのグループなどで難問を共有するのも一つの手でしょう。③構造把握力検査の対策これが厄介です。取り入れている企業は少ないものの総合商社はじめ難関企業は意外と用いています。こちらに関しては前述のSPI対策本とは別の対策本を購入しましょう。どんなに対策を行ってもなんだか不安になるタイプの問題ですが、ほとんどの人が対策を行わないので大きく差を付けることができます。以下構造把握力検査の例題です。【例題】次のア~オを、指示に従ってP(2つ)とQ(3つ)に分けるとき、Pに分類されるものはどれか。アこの提案を受け入れてくれたら、ぼくと君は必ずウィンウィンの関係になるよ。イもし彼女が男だったら、横綱白鳳と対峙できたに違いない。ウあと10年経てば、このブログは世界中に広まっていくに違いない。エ明治維新がなかったとしたら、ちょんまげのままだっただろう。オ約束の時刻に遅れたら、彼女はきっとぼくを刺すに違いない。いかがですか。この問題の場合はイとエが非現実的な仮定をしているので、イとエがPグループになります。SPI3「構造的把握力検査」攻略ハンドブック2016年版どこがテストセンターを使っているの?リクルート系(ホールディングス、住まいカンパニー、キャリア、ジョブズetc...)三井不動産Yahoo!三井住友海上清水建設東京メトロ野村総合研究所この他にもたくさんありますし、年度によっても変わります。もともとテストセンターはリクルートキャリアが作ったものなのでリクルートグループが行うテストは必然的にテストセンターになります。こちらのような企業別ボーダーラインを予想しているサイトもありましたので参考にして下さい。最後にテストセンターは採用試験の本番である面接に向かう為の最初の壁にすぎません。テストセンターで足を切られようものなら志望企業のオフィスに足を踏み入れることすらできません。早めに志望企業の基準点を悠々と越えて、面接への準備に励みましょう。この記事がこれからテストセンターを受ける就活生の役に立てばなによりです。下記記事も参考にして下さい。参考:企業の採用テストとは何かを知る参考:P&G2016卒夏採用Webテストレビュー参考:モルガン・スタンレー2016卒本選考WebテストレビューphotobyAlbertoG. 60,378 views
23卒最速公開!3/21~3/31締切の大手企業本選考一覧 -約30社掲載- 23卒最速公開!3/21~3/31締切の大手企業本選考一覧 -約30社掲載- 23卒向け本選考エントリー締切情報【第1弾】3月上旬・中旬(3/1~3/20)【第2弾】3月下旬(3/21~3/31)2022年も3月に入り、23卒就活生の就職活動が解禁されるとともに、多くの企業が23卒向け本選考のエントリー情報を開示しています。そこでこれから忙しさが増していく23卒就活生に向け、unistyle編集部が総力を挙げ「各社の本選考エントリー締切情報」を収集して本記事にまとめました。第2弾の本記事は"3月下旬(3/21~3/31)にエントリー締切を迎える本選考情報"になります。本記事の注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。新型コロナウイルス等の影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。3月下旬(3/21~3/31)に本選考のエントリー締切を迎える企業一覧3月21日(月)日揮ホールディングス三菱UFJ信託銀行日本航空(JAL)3月22日(火)商船三井※海上職<商船系>日清食品ハウス食品※研究職日本郵船※陸上職技術系ヤクルト本社野村證券※総合職オープンコース、総合職インベストメント・バンキングコーストヨタ自動車(TOYOTA)※事務職3月23日(水)森永乳業※事務系N社員/営業管理コース3月24日(木)リクルート電源開発(J-POWER)3月25日(金)ADKホールディングス(ADK)3月27日(日)大日本印刷(DNP)3月28日(月)日本郵船※海上職(自社養成コース)、陸上職事務系三井住友信託銀行サントリーホールディングス読売広告社オリエンタルランドJR東日本企画3月29日(火)アクセンチュア時事通信社※写真・映像記者職住友商事電通3月30日(水)ハウス食品※営業・業務職伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)三菱商事3月31日(木)時事通信社※システム職LINE※デザイン職大和証券※総合職【エントリーはこちらから】3月下旬の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。日揮ホールディングス2023年新卒採用選考(文系)◆エントリー締切2022年3月21日(祝・月)23:59まで◆本選考へのエントリーはこちら日揮ホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJ信託銀行本選考(一般採用・全国コース)※第1回締切◆エントリー締切第1回締切2022年3月21日(月)第2回締切2022年4月10日(日)第3回締切2022年5月8日(日)◆本選考へのエントリーはこちら三菱UFJ信託銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱UFJ信託銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本航空(JAL)運航乗務職(自社養成パイロット)◆エントリー締切エントリーシート提出期間:3月1日(火)~21日(月)23:59まで◆本選考へのエントリーはこちら日本航空(JAL)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本航空(JAL)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら商船三井海上職<商船系>◆エントリー締切3月22日(火)9:00◆本選考へのエントリーはこちら商船三井志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら商船三井の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日清食品2023年4月入社新卒採用事務系エントリー【ビジネスイノベーションコース・セールス職】【ブランドクリエーションコース】◆エントリー締切2022年3月22日(火)23:59◆本選考へのエントリーはこちら日清食品志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日清食品の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらハウス食品職種別採用(研究職)◆エントリー締切第1ターム:3月22日(火)※第1タームのみの予定◆本選考へのエントリーはこちら職種別採用(営業・業務職)第1ターム◆エントリー締切※営業・業務職第1ターム:3月30日(水)第2ターム:5月31日(火)◆本選考へのエントリーはこちらハウス食品の企業別LINEオープンチャットはこちらハウス食品の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵船本選考(陸上職技術系)◆エントリー締切2022年3月22日(火)23:59まで◆本選考へのエントリーはこちら本選考(海上職(自社養成コース))◆エントリー締切3月28日(月)12:00まで◆本選考へのエントリーはこちら本選考(陸上職事務系)◆エントリー締切2022年3月28日23:59まで◆本選考へのエントリーはこちら日本郵船志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本郵船の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらヤクルト本社本選考(総合職)◆エントリー締切第1回:3/22(火)23:59第2回:5/23(月)23:59◆本選考へのエントリーはこちらヤクルト本社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらヤクルト本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら野村證券本選考(総合職オープンコース)◆エントリー締切一次締切:3月22日(火)午前11時◆本選考へのエントリーはこちら本選考(総合職インベストメント・バンキングコース)◆エントリー締切一次締切:3月22日(火)午前11時◆本選考へのエントリーはこちら野村證券志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら野村證券の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらトヨタ自動車(TOYOTA)本選考(事務職)◆エントリー締切3月22日(火)23:59まで◆本選考へのエントリーはこちらトヨタ自動車(TOYOTA)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらトヨタ自動車(TOYOTA)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら森永乳業本選考事務系(N社員/営業管理コース)◆エントリー締切2022年3月23日(水)13:00(1次締切)◆本選考へのエントリーはこちら森永乳業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら森永乳業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらリクルート本選考(ビジネス総合コース)◆エントリー締切2022年3月24日13:00まで◆本選考へのエントリーはこちらリクルート志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらリクルートの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら電源開発(J-POWER)本選考(自由応募:事務系グローバル社員)<第1回締切>◆エントリー締切(1)3月24日(木)(2)6月2日(木)(3)7月31日(日)(4)8月31日(水)※(2)、(3)、(4)の〆切に関しては、エントリーシート提出順から書類審査を実施。〆切を待たず、早めの提出を推奨。◆本選考へのエントリーはこちら電源開発(J-POWER)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらADKホールディングス(ADK)ADKポテンシャル採用(通常コース/初配属確定型コース(クリエイティブ/データ/デザイナー/経理・財務全般))◆エントリー締切2022年3月25日(金)10:00AM◆本選考へのエントリーはこちらADKホールディングス(ADK)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらADKホールディングス(ADK)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大日本印刷(DNP)2023年度大卒定期採用(事務系総合職)第二期◆エントリー締切第一期:2022年1月23日(日)23:59締切受付終了第二期:2022年3月27日(日)23:59締切◆本選考へのエントリーはこちら大日本印刷(DNP)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大日本印刷(DNP)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友信託銀行本選考(第1期)◆エントリー締切≪第1期≫:2月25日(金)15:00~3月28日(月)18:00≪第2期≫:3月28日(月)18:01~4月11日(月)18:00◆本選考へのエントリーはこちら三井住友信託銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井住友信託銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらサントリーホールディングスビジネス部門<B日程>◆エントリー締切3月28日(月)(12:00)◆本選考へのエントリーはこちらサントリーホールディングス志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらサントリーホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売広告社2023新卒採用総合職◆エントリー締切2022年3月28日(月)16:00◆本選考へのエントリーはこちら読売広告社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらオリエンタルランド本選考(総合職)◆エントリー締切OLCチャレンジシート:3/28(月)AM10:00◆本選考へのエントリーはこちらオリエンタルランド志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらオリエンタルランドの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJR東日本企画本選考(総合職)◆エントリー締切【総合職・通常採用】2022年3月31日(木)14:00送信完了まで【総合職・ファーストキャリア採用】2022年3月28日(月)14:00送信完了まで◆本選考へのエントリーはこちらJR東日本企画志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJR東日本企画の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらアクセンチュア2023年新卒採用◆エントリー締切2022/3/29(火)午前10:00締切◆本選考へのエントリーはこちらアクセンチュア志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらアクセンチュアの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら時事通信社2023年度定期採用(写真・映像記者職)◆エントリー締切写真・映像記者職:3月29日(火)◆本選考へのエントリーはこちら2023年度定期採用(システム職)◆エントリー締切システム職:3月31日(木)◆本選考へのエントリーはこちら時事通信社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友商事本選考(6月選考)プロフェッショナル職◆エントリー締切※①~③は全て3月1日(火)~3月31日(木)23:59迄、④は3月1日(火)~3月29日(火)18:00迄に対応。①顔写真アップロード(必須)②学業成績提出(必須)③筆記試験受験及び結果送信(必須)④デザイン思考テスト受験(任意)⑤面接(複数回)◆本選考へのエントリーはこちら住友商事志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら住友商事の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら電通本選考(総合職)◆エントリー締切総合職エントリー受付:3月29日(火)12:00(正午)適性検査受検:3月31日(木)12:00(正午)◆本選考へのエントリーはこちら電通志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら電通の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)本選考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シンクタンクとコンサルの違いとは?特徴・ビジネスモデルを解説 シンクタンクとコンサルの違いとは?特徴・ビジネスモデルを解説 シンクタンク完全攻略記事一覧皆さん経験があると思いますが、コンサルについて調べていると「コンサル・シンクタンク」でまとめられていたり、「シンクタンク系コンサルティングファーム」という分類があったりします。シンクタンクはリサーチをしていて、コンサルティングは経営相談にのることをしている、というような大まかなイメージはあると思います。ただ具体的にどのような違いがあるのかと聞かれると、明確に答えられる就活生は少ないと思います。そこで本記事では、シンクタンクとコンサルの違いについて、それぞれの特徴・ビジネスモデルの違いをもとに解説していきたいと思います。本記事の構成コンサルティングとシンクタンクの違いとは?「意味・定義」コンサルティングとシンクタンクの違いとは?「ビジネスモデル」なぜシンクタンクがコンサルティングをしているのか?シンクタンク系コンサルティングファームの特徴コンサル業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介シンクタンクの関連記事一覧コンサルティングとシンクタンクの違いとは?「意味・定義」コンサルティング(consulting)ある特定分野において専門的知識と経験を有し,顧客の持込む問題に対して相談に応じたり,助言を提供したりすることを職業とする人をいう。大別して経営コンサルタントと技術コンサルタントがあり,経営全般の問題あるいは技術に関しての相談,助言を行なっている。出典:コトバンクシンクタンク(thinktank)さまざまな領域の専門家を集めた研究機関。社会開発や政策決定などの問題や経営戦略などについて,調査・分析を行い,問題解決や将来予測などの提言をする。出典:コトバンク定義によると、コンサルティングとシンクタンクはどちらも専門家集団であるようです。しかし、コンサルティングはその専門性を活かし企業の相談に乗り、シンクタンクはその専門性を活かし研究を行う、という違いはあるようです。どちらも専門家のビジネスですが、どうビジネスモデルが違うのか見ていきましょう。コンサルティングとシンクタンクの違いとは?「ビジネスモデル」それでは、コンサルティングファームとシンクタンクのビジネスモデルを解説していきます。コンサルティングファームのビジネスモデル下記に、コンサルティングファームのビジネスモデルの一例を図示していますので、ご確認ください。コンサルティングファームは、企業課題の解決策を提供することで収益を得ているというイメージがあります。ですが、コンサルティングファームの商品は「人」です。コンサルタントを提供することによるコンサルティングフィーで収益を得ています。フィーとは、ビジネスの世界で用いられる手数料を意味する言葉のことで、コンサルティングファームにおけるフィーは「人数×期間」で決まり、コンサルティングファームは人月商売であると言えます。少し話は変わりますが、近年は実行(システム開発)フェーズまで支援するファームが増えてきました。そこには2つの背景があります。まず1つ目に、人月商売とシステム開発の相性が良いということがあります。システム開発には人手と時間が必要です。そのため先ほどの式の人数と期間のどちらも増やすことができるため、収益を大幅に増やすことができます。次に、顧客の需要が変化したということがあります。「戦略を書くだけじゃなくて、その書いた戦略を実現して欲しい」というクライアントからの要望が強くなっていると聞きます。そのため従来の戦略立案だけでなく、実際にクライアント先にコンサルタントを動員し、施策を実現するファームが増えています。このような動向によって、人材が必要となり採用が増加しているようです。そちらに関しては、下記の記事に詳しく記述してありますので、ご参考にしてください。参考:実際にコンサルタントがクライアントのもとで提供している価値に関しては、unistyle上でも現役コンサルタントの記事がありますので、ご参考にしてください。参考:では続いて、シンクタンクのビジネスモデルを解説していきます。シンクタンクのビジネスモデルシンクタンクでは公官庁が主なクライアントとなっています。受注した案件のレポートを提出し、契約金を頂くというのがビジネスモデルです。案件受注までの流れを解説すると、まず公官庁から案件の公示があります。それに対して入札をし、一番安い金額を提示した企業が案件を受注するという​流れになっています。参考:経済産業省入札結果・落札結果こちらは、経済産業省の委託業務の落札結果です。表にまとめてあるのは一部ですので、気になる方はURLからご確認ください。※こちらの入札結果をご覧いただければ分かりますが、コンサルティングファームも公官庁の案件を受注しています。本記事では単純化するためにこの場合を除かせて頂きましたが、実際はファームも公官庁の案件を受注するケースがあることをご了承ください。下記の表にコンサルティングファームとシンクタンクについて特徴をまとめたので、ご参考にしてください。このようなビジネスモデルの違いがある中で、なぜシンクタンクがコンサルティングをするようになったのでしょうか?なぜシンクタンクがコンサルティングをしているのか?シンクタンク系コンサルティングファームという分類があるように、なぜシンクタンクがコンサルティングをするようになったのか、歴史を遡っていきましょう。1970年頃、行政以外にも政策提言を行える機関が必要という社会需要があり、野村総研(1965年)や三菱総研(1970年)などのシンクタンクが発足しました。当時は今とは異なり民間企業をメインクライアントとしたシンクタンクでした。しかし、石油危機やバブル崩壊を通じて、民間企業をクライアントとしたシンクタンクが低迷、公官庁への依存を強めました。このようにシンクタンク業務が経済状況などの外部環境に大きく左右されるという問題があり、経営を安定化させるという狙いからシンクタンクのリサーチ力を活かしたコンサルティング業務にも手を入れるようになりました。シンクタンク系コンサルティングファームが誕生するまでにはこのような経緯があったのです。シンクタンク系コンサルティングファームの特徴上記のような歴史を踏まえた上で、シンクタンク系のファームにはどのような特徴があるのか考えていきましょう。先ほどの歴史から、シンクタンク業務のクライアントだった公官庁と強い繋がりがあること、シンクタンク業務で培った、リサーチ力を活かしたコンサルティングを行っていると考えることができるのではないでしょうか。また現在シンクタンク系のファームは、金融・証券系のグループ会社がほとんど、かつIT部門に力を入れています。そのため金融系のシステム開発に強みがあると言えます。つまりシンクタンク系コンサルティングファームには、公官庁が主なクライアントリサーチ力を活かしたコンサルティング金融系のシステム開発に強みがあるという3つの特徴があるとまとめられます。シンクタンク系ファームに求められる素養それでは、シンクタンク系ファームに求められる素養を考えてみましょう。まず一般的なコンサルティングファームに求められる素質として、課題解決力・コミュニケーション能力、プロフェッショナリズム、リーダーシップなどが挙げられます。基本的に、シンクタンク系ファームも同じ素質を求められると考えていいでしょう。ただ先ほどの「リサーチ力を活かしたコンサルティング」という特徴から課題発見力が、コンサルティングからシステム開発まで行っているという特徴から人数の多いプロジェクトを統括するリーダーシップが、それぞれ特に求められていると言えるのではないでしょうか。シンクタンク系コンサルティングファームに求められる素質を以下にまとめます。コンサルティングファームと共通する点・課題解決力・コミュニケーション能力・プロフェッショナリズム・リーダーシップシンクタンク系で特に求められる点・課題発見力・大規模プロジェクトを統括するリーダーシップここでは、上記の資質をうまくアピールできているESを紹介したいと思います。乗り越えた困難、挑戦したこと、大学での勉強(その1)(400文字以内)【挑戦し成し遂げたこと】ダスキンのミスタードーナツ事業の再建プラン作成です。所属する学生団体の活動で3チーム対抗のビジネスコンペがあり、初めて自身がチームリーダーとして2ヶ月間プラン作成に取り組みました。作成期間中は、メンバーのマネジメントに苦戦し不満を蓄積させたため、飲みに誘って本音を聞き出し改善策を練るなどメンバーとのコミュニケーションを密にとることで不満の解消に努めました。また論理的思考力や運営の仕方など自身の能力不足を痛感したため、書籍を読んでスキルを補い、経験者である団体のOBや上回生に助言を積極的に求めてPDCAを早く回すことを心がけました。結果、最終発表では1位を獲得でき、招聘していたダスキンの商品開発部長にも「企画会議に持っていきたい」と話して頂きました。この経験で私はマネジメントとフィードバックを活かすことの重要性を学び、以後意識しています。参考:野村総合研究所【合格】エントリーシート(経営コンサルティング部門)こちらは、野村総合研究所(NRI)に内定した就活生のエントリーシートです。コミュニケーション能力やリーダシップの素質があるということを少し見るだけで読み取ることができるのではないでしょうか。書かれているビジネスコンテストは再建プランの作成がテーマのようですので、課題を発見・解決する手段を考えるという実際のコンサルに近い内容だと考えられます。その内容で高い評価を頂いているため、課題発見力・課題解決力の素質もあるということを読み取ることができます。このように、シンクタンク系コンサルティングファームに求められる資質を、ESでアピールできると良いでしょう。今回は、シンクタンク系コンサルティングファームで一括りにしましたが、その中のファームによってどのような人材を求めているかは異なります。ですので業界分析だけでなく、一つひとつの企業分析もしっかりするようにしましょう。参考:参考:コンサル業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際にコンサル業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。シンクタンクの関連記事一覧本記事では、コンサルティングファームとシンクタンクの違いを紐解いていきました。コンサルティングファームでは民間企業をメインクライアントとし、解決策を提示する「人」を商材としています。また、シンクタンクでは官公庁をメインクライアントとし、受注した案件を調査した際の「情報」を商材としています。それゆえ、コンサルティング業界においては課題解決力やコミュニケーション能力、リーダーシップが求められ、特にシンクタンク系では課題発見力等も求められることと思います。最初にも述べましたが、コンサルティングファームとシンクタンクの違いや、コンサルティング業界内での分類ごとの特徴を、明確に述べることができる就活生は少ないように感じます。もし、コンサルティング業界を志望するなら、分類ごとの違いや特徴は理解した上で、どのファームが向いているか考えていく必要があります。本記事がコンサル・シンクタンク業界の理解の一助となれば幸いです。【シンクタンク・コンサルに関するunistyleの参考記事】シンクタンク完全攻略記事一覧外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!本記事ではシンクタンクとコンサルの違いについて紹介してきました。こちらの動画ではコンサル業界の全体像について解説しています。 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