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どのレベルの企業に就職できるか知るために見ておきたい二つの指標

どのレベルの企業に就職できるか知るために見ておきたい二つの指標

掲載開始日:2015年03月10日
最終更新日:2018年09月21日

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今回は大手企業を志望する学生向けに、自分自身がどの程度のレベルの企業に行くことができるのかについて、目安になるであろう二つの指標をご紹介します。

今回の指標はあくまで大手企業を志望する学生がどのレベルの企業に入ることができるのか悩みすぎないためにご紹介するものです。仕事と幸福度の関係や学歴と仕事の出来不出来についてはまた大きな議論になるので、考慮していないことを予めご了承ください。

一つ目の指標:大学ごとの就職実績

一つ目の指標は大学ごとの就職実績です。いい悪いは別として、「学歴」と「仕事の出来」については正の相関性があるというのが、多くの企業が長年事業を続けてきた結論としてあるようです。あくまで正の相関性があるだけなので、学歴が高くて仕事が出来ない人もいれば、学歴が低くても仕事が出来る人はいるけれど、全体としては学歴があがるほど仕事ができる人が増えると多くの企業が考えていることが大学別の就職実績などを見るとわかります。

(参考:正相関の図 ※あくまでイメージです)

個人的には受験において必要とされる「目標に向けて必要な事項を整理し着実にこなす力」や「大量の情報をインプットし、適切なタイミングでアウトプットする力」が仕事においても役立つため正の相関が生まれるのではと考えています。一方で、仕事において多くの場面で必要とされる「自分の思いを周囲に理解してもらい協力しながら進める力」や「組織のメンバーとして組織の目標達成に貢献する力」については受験ではほとんど考慮されることがないために、学歴が高くても仕事ができないという評価を受けてしまう人が出てしまうのかもしれません。

昨今では少子化および大学間競争の激化により、「就職実績」を気にする受験生が増えており、需要に応える形で多くの大学が就職実績を発表していますので、おおまかに自分の大学からどのレベルの企業に就職しているのかを把握することができます。

参考:慶應義塾大学就職実績
参考:早稲田大学就職実績
 

この就職実績に掲載されておらず、人気企業といわれいてる会社に入社するためにはかなりハードルが上がることが予想されます。人気企業ランキング上位の常連である三井物産の内定者は、東早慶一工・旧帝大クラスで80%弱、GMARCH・関関同立クラスが10%強とかなり差があり、東早慶一工・旧帝大以外から入社するのは同じ大学内でも抜けた存在である必要がありそうです。

二つ目の指標:所属するコミュニティ

さて学歴だけではまだ正確にはどのレベルの企業に行けるのか漠然としすぎていると感じるでしょう。下記のコラムでデータを紹介していますが、東大・早慶の総合商社志望者で実際に内定出来るのは20人に1人ぐらいというのが実際の数字になります。

東大・早慶の総合商社志望者で入社できるのは20人に1人ぐらい

同じ大学内でも就職先にはかなりばらつきがあるので、大学の就職実績に加えて所属しているゼミ、サークル、部活動などの就職実績を見てみるとはっきりと就職先のレベル感が掴めると思います。

同じ大学でも就職に強いゼミやサークルがある一方で就職先があまりパッとしないゼミやサークルがあり、コミュニティにより就職先に差があるのを感じている人は多いのではないでしょうか。就職に強いコミュニティとして最もイメージしやすいのが体育会かと思います。

慶應義塾大学野球部就職先

就職に強い理由としてイメージしやすいのは「コネ」だと思いますが、コネだけで企業が非合理的な採用方法を長年継続するとは思えません。大手企業であれば一人の生涯年収は3億円程度あり、解雇も難しいため、コネで採用した人材が使えなければ二度とその組織から採用しようとはしないでしょう。営利を追求する企業は基本的に合理的な判断しかしないため、コネが生まれるのはそれなりの理由が存在していると考えるのが妥当でしょう。

それでは就職に強いコミュニティに共通する特徴は何かと考えると、「組織の一人一人と目標を共有し、成果をあげることを目指す」ことだと思われます。体育会は正にチームとして優勝などの目標を共有し、達成のためにレギュラーだけでなくマネージャー・監督・裏方の人それぞれが努力をし、目標達成を目指す組織です。また就職に強いゼミの多くも課題が多かったり、共同論文の課題が多いなど、ゼミとして成果をあげているところが多いのではないでしょうか。強い組織というものは一人一人に役割および成果を求めて、組織としての目標達成を高いレベルで求められます。

仕事も抽象化して考えてみると、会社に所属する一人一人が売上や利益などの目標を共有しどうすれば達成できるか試行錯誤するものです。そのため学生時代に組織のメンバーとしての役割を高いレベルで求められた人が評価されるのではないかと考えています。

最後に

ここまで、二つの指標を紹介しましたが、これらはあくまで目安に過ぎず、学歴も良く所属コミュニティの実績も高いからといって志望企業への就職が保証されるものではありません。企業が求める人材を理解して、自分が求める人材に合致していることを伝えることを怠ればいくら学歴・所属コミュニティがよくても評価されないことは忘れないでほしいと思います。

就職という偏差値のような明確な指標のない世界で悩みすぎることなく、自分に何が必要か冷静に考えるきっかけの一つになれば幸いです。

 

photo by Owen Byrne

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