営業は、最前線のマーケティングだ。ファイントゥデイの、市場を動かす「ICHIGAN」の流儀
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最終更新日:2026年5月28日
記事公開日:2026年5月29日
unistyleが就活生の代わりに、株式会社ファイントゥデイ新卒入社3年目のセールスマーケティング(営業職)の社員に”OB・OG訪問”を行いました。
OB・OG訪問で直接社員に聞かないとわからない「働き方」についてのお話をお伺いすることができました。
・株式会社ファイントゥデイの選考に興味がある方
・美容や日用品を通じて、人々の日常を豊かにすることに興味がある方
・若いうちから、周囲を巻き込み主体的に挑戦したい方
・「分析」や「企画」を武器に、ビジネスの最前線で自分を試したい方
・自発的に動き、変化や改善を前向きに進められる方
- 本記事の構成
- 取材した方のプロフィール
- ファイントゥデイとは
- エリアのリアルがブランドを育てる。現場の情報を武器にした提案スタイル
- 親身な伴走が、失敗を恐れない「ICHIGAN」の原動力に
- ファイントゥデイの気になる噂について聞いてみた!
- 自分のアクションが「店頭の形」になる達成感 裁量権を持って挑む、理想通りのセールスライフ
- 取材後記
取材した方のプロフィール
堅川(かたかわ)さん
立命館大学政策科学部卒業後、2023年に株式会社ファイントゥデイへ新卒入社。
政策科学で培った多角的な分析視点を武器に、1年目から中四国支店にて地場ドラッグストアや大手ディスカウントストアの本部商談を担い、初年度から計350店舗の店頭実現を牽引。2年目には上長推薦によりエリア横断プロジェクトの戦略立案メンバーに抜擢され、主力商品の地域特性に応じた販売戦略で支店全体の成果をリードしている。現在は後輩のKPI管理や提案の壁打ちなど、支店内外の営業力向上にも貢献する若手の旗振り役として活躍中。
ファイントゥデイとは

ファイントゥデイ概要
株式会社ファイントゥデイ
✔沿革
2021年設立。資生堂よりパーソナルケア事業を継承し、アジア発のグローカル企業として誕生。「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」をパーパスに掲げる。現在は自社工場やR&Dセンターを本格稼働させ、マーケティングから製造までを一貫して行う垂直統合型のビジネスモデルで、「日用美品」という新たな市場を切り拓いている。
✔企業規模
従業員数:約2,300名(連結・2025年度時点)
拠点数:東京本社を中心に、上海、香港、台湾、バンコクなどアジア主要都市に展開。国内では地域に根ざした支店ネットワークを有し、日本の美意識と現地のニーズを融合させた「グローカル」なプラットフォームを構築。
✔事業内容
「日用美品」の展開:「fino」「TSUBAKI」「SENKA」「uno」など、長年愛されてきた強力なブランド群を軸に、日々の暮らしを豊かにする製品を展開。単なる消費財ではなく、使う人の心まで満たす価値を提供している。
セールスマーケティング:小売店とのパートナーシップを重視し、データ分析に基づいた棚割り提案やプロモーションを企画。消費者の購買心理を科学し、現場からブランド価値を最大化させる「最前線のマーケティング」を体現。
グローバル・バリューチェーンの構築:生産・物流・販売の各プロセスを最適化。若手から領域を超えてプロジェクトに参画し、国境や部署の壁を越えて一つのチームで動く「ICHIGAN(イチガン)」のキャリアを推奨している。
✔特徴① 「個」の自律を尊重し、若手からブランドやエリアの戦略を任せる実力主義。
✔特徴② 変化をフロンティア精神で楽しみ、互いの成果を全力で称賛しあう「ICHIGAN」文化。
✔特徴③ 現場の手触り感を大切にし、消費者の「すばらしい今日」を追求する徹底したユーザー第一主義。
エリアのリアルがブランドを育てる。現場の情報を武器にした提案スタイル
フルフレックスでプライベートも大切に
__まずは、働き方の特徴について教えてください。
堅川さん:全社的な特徴は、コアタイムのない「フレックスタイム制度」ですね。その日の業務量や得意先の状況に合わせてスケジュールを自分でコントロールできるので、例えば「今日は早めに退勤してプライベートに充てる」といった柔軟な働き方が可能です。私も2年目以降、仕事の進め方に慣れてきてからは積極的に活用しています。
__セールスマーケティング社員の「ある1日の流れ」を教えてください。
堅川さん:毎日決まったスケジュールではありませんが、内勤の日は朝9時に出社して、午前中は実績の確認や社内報告物の作成を行います。ランチは支店のメンバーと外食に行くのが日課で、午後からは商談資料の作成に集中し、18時過ぎに退社、という流れが多いですね。
もちろん、新商品発売に向けて6月や12月は商談のボリュームも増える繁忙期ですが、逆にある程度、商談結果が固まった3月や9月などは比較的落ち着いているので、休暇も取りやすくメリハリをつけて働けています。
エリア配属は孤独?広島でのリアルな生活と繋がり
__入社後の配属について伺います。広島での勤務と決まった際、不安はありましたか?
堅川さん:正直、初めて住む土地だったので不安はありましたね。でも、実際には年の近い先輩が引越しをスムーズにサポートしてくれましたし、ファイントゥデイの支店は基本的に地方であってもその街の中心部にあるので、生活は非常に快適です。
休日は大好きな旅行を楽しんでいます。車で山口や鳥取、愛媛など、中四国エリアの絶景スポットを巡れるのは地方勤務ならではの贅沢ですね。

広島グルメを楽しむ堅川さん
広島は街がコンパクトにまとまっているので中心街に行けばすぐに楽しめますし、何より「メーカー同士の横の繋がり」が強いんです。展示会などを通じて、他メーカーの同期とも友人になれる機会が多く、配属直後の不安はすぐに「広島って楽しい!」という感覚に変わりました。
__支店ならではのメリットはどう感じていますか?
堅川さん:支店は人数が少ないからこそ、先輩方が常に気にかけてくれ、個々の成長に寄り添った指導が行われています。
また、最大のメリットは「若手でも1つの小売企業を1人で担当し、自社の全カテゴリ・全ブランドを提案できる」ことです。会社の注力商品をすべて扱うことになるため、1年目からビジネス全体の動きを肌で感じることができます。
「お願い営業」ではない。提案型の営業スタイル
__学生が抱きがちな「お願い営業」と、貴社の営業は何が違うのでしょうか。
堅川さん:決定的な違いは、生活者の動きを捉えながら、小売店様の強みを引き出す「提案型」であることです。例えば、広島市内の中心部にはスポーツ観戦ができるスタジアムがあり、試合の日にはユニフォーム姿の人々が街に溢れます。その光景を見て、「試合前の暑さ対策に、首にかけるだけでひんやりする当社のアイスタオルが最適では?」と気づきました。
__生活の中での気づきを提案に活かしたのですね。
堅川さん:はい。小売店様においても集客の好機は認識されていたものの、具体策の検討はこれからという段階でした。そこで、観戦スタイルに合わせた売り場展開を提案したところ、合意をいただき、店舗の最も目立つ位置に商品を並べることができました。
このように、「エリアにいるからこそわかる情報」を持ち寄り、ブランドマーケティング部とも連携して戦略を立てる。これが当社の営業であり、まさにマーケティング活動そのものなんです。
データと購買心理を武器に、20代社員で「売り上げ1.4倍」を実現
__若手社員が中心となってプロジェクトを動かすこともあるのでしょうか。
堅川さん:はい。西日本エリアで同じ大手ディスカウント企業を担当する20代社員4名で、「お客様が店頭でどのような体験をすれば、商品を手に取ってくれるか」を議論し、オリジナルの陳列什器を提案・製作しました。
その結果、前年比37%アップ、什器を設置した店舗では非設置店に比べて1.4倍の売り上げを達成することができました。
__「数億円単位」のプロジェクトに自分のアイデアが反映される。その「手触り感」はいつごろ感じましたか?
堅川さん:2年目の春から秋にかけてですね。他エリアの成功事例をアレンジして、自分のエリアで「店舗ごとの売り上げ競争施策」を提案したところ、全7エリアで最高のシェアを獲得できました。
バイヤー様と「どうすれば売れるか」という共通の目的に向かって走り、想定以上の結果が出た時に「ありがとう」と言っていただける。自分のアイデアが、確実に世の中の「棚」を変え、誰かを喜ばせていると実感できる瞬間が、この仕事の醍醐味です!
親身な伴走が、失敗を恐れない「ICHIGAN」の原動力に
キャリアプランを個々のペースで実現
__社風についても詳しく伺いたいのですが、ファイントゥデイは「年功序列」と「成果主義」、どちらの側面が強いと感じますか?
堅川さん:どちらかと言えば「成果主義」だと思います。何年目までにこの役職、といった決められたレールがあるわけではなく、半期ごとのキャリア面談で「いつまでにどうなりたいか」を上司と話し合い、個々のペースで実現していく主体性が重んじられています。
営業現場でも、ベテランの先輩の判断に救われることはもちろんありますが、逆にターゲット層に近い若手ならではのアイデアが積極的に採用される場面も多いですね。ベテランの経験値と若手の新しい発想、その両方の相乗効果でビジネスが動いている実感があります。
全員がひとつのチームに。役員たちからも賞賛が届く「ICHIGAN」の文化
__貴社を象徴する言葉として「ICHIGAN(イチガン)」がありますが、実際に浸透を感じるエピソードはありますか?
堅川さん:セールスマーケティング(営業職)とブランドマーケティングが文字通り「イチガン」となって取り組む姿勢は、日々の至るところで感じます。象徴的なのが、国内の営業・ブランドマーケ担当約200名がオンラインで一堂に会する「ICHIGAN会議」という会議体です。
若手を中心に好事例の紹介や称賛が行われるのですが、Teamsのチャット欄がすごいことになるんです!参加者から「すごい!」「その視点は真似したい!」といったコメントが活発に飛び交います。
また、「Microsoft Viva Engage」という社内SNSのような掲示板もあり、そこでは社長を含む役員たちが自らリアクションや賞賛の言葉をくださることも。部署や拠点が違っても、お互いの成功を「全社的な喜び」として分かち合う文化が根付いていますね。
「2〜3時間の1on1」が救ってくれた。失敗を恐れないための確かな絆
__挑戦を歓迎する一方で、失敗してしまったり、壁にぶつかったりした時の周囲の反応はいかがでしたか。
堅川さん:1年目のころ、思うように仕事が進まず深く悩んでいた時期がありました。その時、10歳上の先輩やマネージャーが本当に親身になって私を支えてくれたんです。
特にマネージャーは、私のために2〜3時間もの時間を割いて1on1を設定してくれました。ただ励ますだけでなく、「どこに悩みの根源があるのか」を一緒に分析し、改善策を具体的にフォローしてくれたことで、なんとか乗り越えることができました。
__そんなに長時間も!とてもよく見てくれているのですね。
堅川さん:実はもっと長い時もありました!(笑)親身になってくれて本当にありがたかったです。「失敗しても、必ず誰かが手を差し伸べてくれる」という絶対的な安心感があるからこそ、今の恐れずに挑戦する姿勢があると思っています。
そして、自分が先輩方にしてもらった恩返しとして、今は私自身も後輩へのフォローを何より大切にするようになりました。会社としてもいい流れができているのかなと感じます。
本社とエリアを繋ぐ「商談戦略会議」。現場の声がブランドを育てる
__地方支店にいると、本社のブランドマーケティング部門との距離を感じることはありませんか?
堅川さん:物理的な距離はありますが、コミュニケーションの密度は非常に高いです。年に2回(4月・10月)、全国のセールスマーケティング社員が東京に集まる「商談戦略会議」という場があります。
会場にはブランドごとのブースが設けられていて、私たちセールスマーケがそこを回りながら「店頭のお客様からはこんな意見が出ている」「この販促物はもっとこうしてほしい」と、ブランドマーケティング担当へ直接フィードバックを伝えます。
__まさに現場の声が製品戦略に反映される瞬間ですね。
堅川さん:そうですね。自分の意見がブランドの打ち出し方に反映されるのを実感できると、「セールスマーケもブランドを育てる一翼を担っているんだ」と誇らしくなります。
また、この会議は有志での飲み会なども盛んで、普段オンラインでやり取りしているブランドマーケティング部門の同期や他エリアの仲間と親睦を深める貴重な機会にもなっています。「本社とエリアが切り離されている」というイメージは、良い意味で裏切られるはずです。
__最後に、どのような人柄の方がファイントゥデイに合うと思いますか?
堅川さん:「自らの意思を持ち、行動に移せる方」、そして「周囲を巻き込むリーダーシップを持っている方」ですね。リーダーシップと言っても、先頭で引っ張るだけでなく、相手の協力を上手に仰ぐ「相手目線」のリーダーシップも大切です。こうしたマインドを持つ方なら、当社のフラットで熱いICHIGAN文化を最高に楽しめると思います!
ファイントゥデイの気になる噂について聞いてみた!
営業職は頭を下げてお願いする?足で稼ぐ?
__ネット上では、営業職に対して「とにかく頭を下げてお願いする」「足で稼ぐ物売り」というイメージを持つ学生も多いようです。実際の現場を知る堅川さんから見て、その実態はいかがでしょうか?
堅川さん:実はそのイメージとは正反対です。私たちのスタンスは小売店様と「Win-Win」の共通ゴールを追うこと。
「商品を置いていただく」のは、あくまでスタート地点。その先の「どうすれば売場が活気づき、お客様に喜んでいただけるか」をともに描くため、お願いではなく「戦略をともに考え実行するパートナー」でありたいという感覚が非常に強いですね。
__なぜ、そのような対等な関係性が築けるのでしょうか?
堅川さん:ありがたいことに、長年愛されているシェアの高いブランド群が私たちの背中を押してくれます。「fino」や「SENKA」など、お客様が信頼を寄せてくださっている商品は、店舗様にとっても「集客の要」になっていると言っていただけています。
だからこそ、一方的な売り込みではなく、先方から「どうすればもっとお客様に届くか」とご相談をいただく機会も多いです。強いブランドを背負う責任感をを持ちつつ、対等な立場で「店舗をより良くする提案」に集中できる。これは当社ならではの醍醐味だと感じます。
自分のアクションが「店頭の形」になる達成感 裁量権を持って挑む、理想通りのセールスライフ
店舗ごとの物売りではなく本部への提案。裁量権をもって挑戦できる環境
__堅川さんの就職活動について伺いたいのですが、当時大切にしていた「軸」はありましたか?
堅川さん:私の就職活動の軸は、第一に「化粧品メーカー」であること。そして若手のうちから裁量権を持って「挑戦できる環境」があることでした。
もともと姉の影響で化粧品が身近にあり、自分自身も、化粧品を使うことで心が前向きになれた経験があります。そんな「好きなこと」を仕事にしたい、そしてやるからにはトップシェアのブランドを背負い、自分の手で市場へ提案したいと考え、業界を絞って活動していました。
事前にいくつかのインターンシップに参加していたため、メーカーの営業が単なる「店舗ごとの物売り」ではなく、何百店舗を動かす「本部」への提案であること、そしてマーケティングの要素を多分に含む仕事であることは理解していました。そのため、入社後の業務内容にギャップを感じることはありませんでした。
また、アルバイトでの経験から「自分のアクションが店頭の結果として現れる達成感」にやりがいを感じるタイプだと自覚していたこともあり、入社後もイメージ通りの確かな手応えを感じながら、日々走り続けることができています。
就活生へメッセージ
__最後に、選考を考えている学生へメッセージをお願いします。
堅川さん:「本社から遠いエリア配属は取り残されるのでは?」という不安があるかもしれませんが、決してそんなことはありません。毎月のICHIGAN会議や年2回の「商談戦略会議」をはじめ、本社と現場が密に連携してブランドを育てるICHIGANの文化がここにはあります。
化粧品や日用品が好きで、人と関わりながら自らチャンスを広げていきたい方。何より、自分の仕掛けが「店頭の形」になる楽しさを味わいたい方なら、これ以上ない環境です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!
取材後記
こちらのスペースでは飲食も可能。職種を越えてオンオフ問わずコミュニケーションができる場
政策科学というバックグラウンドを持ち、常に「なぜ売れるのか」を多角的に分析する堅川さん。彼のスタジアムでの気づきは、まさに現場からブランドを育てる「セールスマーケティング」の本質を物語っていました。
悩める1年目に2〜3時間をかけて向き合ってくれた上長のエピソード、そしてそれを今、後輩へ還元しているというお話を聞き、ファイントゥデイに根付く「ICHIGAN」の温かさと強さを感じました。
自分の仕掛けが、誰かの毎日を彩る1本の商品として店頭に並ぶ。その手触り感に胸を熱くできる仲間を、彼らは待っています。あなたの情熱が、世界中の「すばらしい今日」を紡ぎ出す。その第一歩を、ここから踏み出してみませんか。
株式会社ファイントゥデイ新卒採用の詳細は以下のリンクからご確認ください。
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