「早めの相談がカギ!」静岡県立大学キャリア支援センターの就活サポート活用術

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記事公開日:2025年3月6日

「早めの相談がカギ!」静岡県立大学キャリア支援センターの就活サポート活用術
本記事は静岡県立大学キャリア支援センターの紹介記事になります。

静岡県立大学キャリア支援センターの職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。

こんな方にオススメ

・静岡県立大学に通っていてキャリア支援センターの取り組みを知りたい学生
・受験する大学を探している高校生や保護者の方

・静岡県立大学の就職支援の取り組み内容を知りたい企業の方

静岡県立大学キャリア支援センターとは

取材した方のプロフィール

水野さん 
静岡県立大学の学生部参事兼キャリア支援室長です。キャリア支援室の総括を担っています。

静岡県立大学とはどんな大学?

草薙キャンパスと小鹿キャンパスの2つのキャンパスを持つ大学です。1987年(昭和62年)に静岡薬科大学、静岡女子大学、静岡女子短期大学の3大学を改組・統合し、発足しました。

運営する静岡県公立大学法人は、5学部・大学院・短期大学部の総力を結集し、「県民の誇りとなる価値ある大学」の実現に向けた教育・研究活動を推進しています。

キャリア支援センターとは?

草薙キャンパスにあり、2007年(平成19年)に事務局内に設置されました。学生のキャリア形成を支援するため、就職活動サポートやキャリア教育に関する事業を行っています。

学生が自らの「キャリア」を主体的、自立的に選択・決定していく能力を身に付ける手助け

「働き方」を含めた「生き方」全体を「キャリア」と定義しサポート

  キャリア支援センターはどのようなことを目的としている部署ですか。

水野さん:「働き方」を含めた「生き方」全体を「キャリア」と捉え、学生が自らのキャリアを主体的・自立的に選択し、決定できる力を身につけられるよう支援しています。

私たちの役割は指導ではなく支援です。学生の希望を最優先に考え、納得のいく進路選択ができるようサポートしています。

  生き方そのものをキャリアと捉えたサポートは、とても温かみがありますね。学生と接する際に心がけていることはありますか?

​​水野さん:社会に向けた人生の選択肢は、人それぞれ異なります。私たちキャリア支援センターは、学生の皆さんがキャリアに関する悩みや不安を抱えたとき、一人で抱え込まず、安心して相談できる場を提供したいと考えています。

そして、一人ひとりが自分の持つ能力を最大限に発揮し、より良い人生を歩めるよう、全力で支援していきます。

時代や学生のニーズに沿って変わっていく「キャリア支援」とは

特徴的な就職支援の取り組み

  静岡県立大学の特徴的な就職支援の取り組みについて教えてください。

水野さん:本学の特徴的な取り組みの一つに、今年度からスタートした全学部共通科目「キャリアデザイン概論」があります。この授業は低学年から受講可能で、働き方や生き方を主体的に設計するための基礎を学ぶとともに、就職活動に向けて必要な知識やスキルを身につけることを目的としています。

具体的には、就職に必要な知識や、コミュニケーションの基本である「読み」「書き」「話す」「聞く」といったスキルを学ぶ講義です。

また、求人情報の正しい見方についても学ぶことができます。例えば、一見給与が高く見える求人でも、残業代が含まれているケースがあるなど、注意すべきポイントがあります。さらに、社会人になる前に知っておきたい労働法についても学ぶことで、より納得のいく就職先選びができるようになります。

  求人情報の正しい見方!!就活が始まる前にぜひ学んでおきたい内容ですよね。

水野さん:大事ですよね。また、本学は県立大学として、県内企業との連携を強化するため、「求人開拓員」による求人開拓、採用情報の収集のため企業訪問を行っています。現在、東部・西部・中部の各エリアにおいて、合わせて240社(各エリア80社)の企業様にご協力いただいています。

このように、地元企業との密接な取り組みを通じて、卒業生の県内定着促進及び地域経済の発展にも貢献しています。     

就活早期化に対する対応 

  就活が早期化していますが、対策として実施していることがあれば教えてください。

水野さん:毎年10月に開催していたSPI試験対策講座を、今年は8月~9月に前倒しして実施しました。また、普段の就職相談は予約が必要ですが、毎週水曜日は予約なしでも相談できるようにしました。これで、急に相談が必要になった学生や、低学年の学生も気軽に利用できるようになっています!

  就職支援も早めに進めているんですね!それに、予約なしで面談できるのは助かりますね。気軽に相談しやすくていいですね。

水野さん:個人はもちろん、友人同士など複数人でも利用できるので、気軽に相談しやすいです。名前も「ちょこっと相談会」として、親しみやすい雰囲気にしています。

絶対に利用してほしい、おすすめの取り組み

  取り組みの中で特におすすめの取り組みを教えてください。

水野さん:先ほど紹介した「ちょこっと相談会」に加え、求人開拓員(県内企業240社を訪問)が収集した県内企業の情報をまとめた資料の提供や、先輩の就職活動報告書の閲覧が挙げられます。

特に就職活動報告書は学部ごとに収集しており、最近では提出を必須としたことで、より多くの学生が閲覧できるようになりました。先輩のリアルな経験を知ることで、就職活動の参考になると思います。

  同じ学部の先輩の就職活動を知ることができるのは、立場が近い分、とても心強いですね。

水野さん:学生がいざ就職活動を始める際に、役に立つのではないかと思います。 また、先ほどご紹介した特徴的な取り組みの一つであるキャリアデザイン概論の受講もおすすめです!

就職支援取り組みの成果が、学生の感謝の声を生む

静岡県立大学キャリア支援センターHPより引用

就職実績について

  就職実績について教えてください。

​​水野さん:令和6年3月学部卒業者の就職内定率は、99.4%でした。

  すごいです!!とても高い実績ですね。

​​水野さん:さらに高い実績(100%)を目指していきたいと思っています。

参加学生からの声

実際に就職支援取り組みに参加した学生からの声です。

・いつも丁寧にアドバイスして、一つ一つ真剣に聞いてくださり大変感謝している。

・自分に足りない部分を的確に教えてくださり、やるべきことがはっきりした。

・いつも親身になって聞いてくれてとても感謝している。私の言いたいことを要点をしっかり示してまとめてくれるので、とても助かっている

・できるだけ学生自身に考えさせて整理させてくれるので、自分の考えた素直な言葉が引き出され自己分析に役立った。

・面接の練習ではフィードバックを通して応援してくださり、自信や勇気につながった。相談でも親身に話をきいてもらい、悩みを解決することができた。

「キャリア形成」の観点から学生が希望する進路の実現をサポート

来年度の支援取り組み予定について

  来年度の取り組み予定を教えてください。

水野さん:来年度も、今年度と同様の取り組みを実施する予定です。就職活動業界は常に変化しているため、もし来年度に変化があれば、それに柔軟に対応していく方針です。

今年度は、新たに「キャリアデザイン概論」、「ちょこっと相談会」、そして「インスタ開設」といった取り組みをスタートしましたが、これらも引き続き実施していきます。

静岡県立大学の学生に向けて最後に一言

  最後に、静岡県立大学の学生に向けて一言お願いします。

水野さん:学生の皆さんは、就職活動に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。厳しい関門だと感じている方も多いかもしれません。しかし実際には、「自分自身を知り、仕事とは何か、そして将来どのようになりたいかをよく考えること」が、就職活動を成功させるために大切な心掛けです。

  確かに、自分自身をしっかり理解することが大事ですね。

水野さん:はい。マニュアルに従ったり、周囲の状況に流されたりするのではなく、自分自身で考え、行動していくことが一番大切です。

迷ったり困ったりしたときには、遠慮せずにキャリア支援センターを利用してください。私たちは、皆さんが納得のいく選択をし、自信を持って未来を切り開けるよう、全力で応援しています。

高校生と保護者の方に知ってほしい静岡県立大学の魅力

高校生や保護者の方に向けて静岡県立大学のおすすめポイント

  高校生や保護者の方へ向けて伝えたい静岡県立大学の魅力を教えてください。

水野さん:令和6年3月卒業者の就職内定状況は、学部99.4%大学院99.0%大学全体で99.3%となり、昨年を0.3ポイント上回りました。これにより、県内の大学と比較しても高い内定率を維持することができました。

繰り返しになりますが、本学のキャリア支援センターは、卒業後の「働き方」を含めた、学生一人ひとりの「生き方」を含めた全体的な「キャリア」を支援しています。

学生が自らのキャリアを主体的・自律的に選択し、決定していくために必要な能力を身につけ、希望する進路に進めるよう、各学部・大学院の指導教員と連携して取り組んでいる点は、本学の大きな魅力だと思います。

高校生や保護者の方へメッセージ

  最後に高校生や保護者の方へ一言お願いします!

水野さん:就職活動中、どんな学生でも社会や自分自身と真剣に向き合う過程で、悩んだり、不安になったりすることがあると思います。そんな時こそ、周囲の理解や励ましが大きな支えになります。

大切なのは、学生本人の適性価値観を尊重しながら、進路選択に対して前向きに取り組めるようサポートすることです。家庭内での対話や助言が、学生にとって大きな力になるはずです。

  なるほど、やっぱり保護者の方のサポートが大事ですね。

水野さん:そうなんです。また、保護者の皆様には、現在の就職活動が過去とは大きく変わっていることを理解していただけるとありがたいです。SNSを活用した活動や、エントリーシートを通じた書類選考、採用選考の早期化など、就職活動を取り巻く状況が大きく変わっています。

なので、ぜひ一度「働くということ」について、親子で改めて話をしてみてください。そしてまずは受験大学を決めるうえでも温かく見守り、支えてあげてください。

  本当に大切なことですね。今のお話を伺って、キャリア支援センターの職員の皆さんが学生を大切に思う気持ちがしっかりと伝わってきました。

水野さん:ありがとうございます。また、企業の方々からの声をお伝えすると、静岡県立大学の卒業生は非常に能力が高く、会社で活躍しているとの評価をいただいています。

今後もぜひ継続して採用したいという企業も多く、「のどから手が出るほど欲しい」という声も聞かれます。ですので、本学を受験校として選ぶことも是非視野に入れてみてほしいです。

企業の方に知ってほしいキャリア支援センターの就職支援取り組み

企業の方に特に知ってほしい就職支援取り組み

  企業の方に特に知ってほしい静岡県立大学の取り組みがあれば教えてください。

水野さん:毎年6月と7月に実施している業界研究・インターンシップ説明会、そして3月に行う学内個別企業説明会があります。

これらのイベントは、県立大学の学生に直接企業様が説明できる機会を提供するため、特色のある学部(薬学部、食品栄養科学部、経営情報学部など)の県立大学の学生を採用したい企業にとって、非常に大きなメリットだと考えています。また、学内個別企業説明会では、企業のことをより深く知ることができるようインターンシップの紹介も行なっています。

  企業様にとって大きなメリットですね!

水野さん:さらに知ってほしい取り組みとして、本学の求人開拓員が県内企業240社を訪問して、企業の情報を収集し、それを学生に提供しています。県内企業を対象にした業界研究やインターンシップ説明会、個別企業説明会、さらには県内医療機関希望者向けの病院説明会などを開催して、学生に県内企業の情報を積極的に伝えています。

そして、先ほども紹介した令和6年度からスタートの「キャリアデザイン概論」では、県内企業への興味や関心を高めるための講義も実施しています。

企業の方へメッセージ

  最後に企業の方へ一言お願いします!

水野さん:企業・法人の皆さまには、毎年多くの求人をご案内いただき、学生の採用にご協力いただいておりますこと、心から感謝申し上げます。本学の特徴は、専門性の高い学部教育と、分野を超えた文理融合の連携体制にあります。

「地域をつくる、未来をつくる」をモットーに、幅広い教養と高度な専門性・実践力を養うカリキュラムを提供しています。

また、学部を超えた教員や学生の交流を促進し、地域社会はもちろん、国際社会でも活躍できる力を育成しています。これらの取り組みを通じて、「県民の誇りとなる価値ある大学」の実現を目指し、教育・研究・地域貢献・国際貢献を推進しています。

キャリア支援センターでは、学生が自主的に考えて行動し、自らの人生を切り拓く力を育成することを目指しています。就職活動だけでなく、学生が社会に出ていくために必要な力を支援しています。

  就職活動に対する支援だけでなく、将来を見据えた力を育む支援が大切ですよね。

水野さん:はい。これからの社会は大きな変革を迎え、柔軟で創造力を持った人材が求められています。本学の学生は、基礎力をしっかりと培い、応用力を高める教育と多様な体験を通じて、社会で幅広く通用する能力を身につけ、社会のニーズに応えられる人材として成長しています。

企業の皆さまには、本学の取り組みや支援についてご理解いただき、今後も強い絆を築いていけたらと思います。そして、引き続きあたたかいご指導を賜りますようお願い申し上げます。

取材後記

静岡県立大学のキャリア支援センターは、時代の変化に柔軟に対応し、学生のニーズに応える取り組みを行っています。そして「生き方」全体をキャリアとして捉え、その視点から学生のキャリアを支援しています。

あくまで「指導」ではなく、「支援」を提供し、セーフティネットとしての役割を果たしたい。学生への温かい想いはもちろん、温かい言葉の数々から地元企業や高校生への支援にも力を入れている姿勢が伝わってきます。

キャリア支援センターの利用を迷っている方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

静岡県立大学のキャリア支援センターについての詳細は以下のリンクからご確認ください。

 他大学の就職支援についての取材記事は以下のリンクからご確認ください。

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NTT対策の総まとめ。ーインターン攻略から内定まで主要10社を完全網羅ー NTT対策の総まとめ。ーインターン攻略から内定まで主要10社を完全網羅ー 最近ではこの日に限らず労働環境の是正に向けた取り組みが注目を集めています。そんないわゆる働き方改革の一環として、以下の記事が話題に挙がりました。参考:正社員の待遇下げ、格差是正日本郵政が異例の手当廃止(朝日新聞)元々は、非正規労働者の待遇改善を主な目的に提唱された、"同一労働同一賃金"。その状況を、非正規者の待遇を高めるのではなく、正規労働者の待遇を下げることで格差是正を図ったものとして、非難や反発の声が多く挙がりました。この話の良し悪しは別として、対比のような形でメーデーの翌日に取り上げられたのが以下の記事になります。参考:NTT、非正社員も同じ福利厚生健康診断項目も増える(朝日新聞)元々福利厚生関連の諸制度が充実していることで知られ、世間一般が思い描くホワイト企業として名高いNTTグループ。このようなトピックスの存在もあり、良好な労働環境・待遇が受けられるものとして、例年一定の注目を集める企業グループとなっています。特にこれから本格的にインターン期を迎える20卒の間では、来たる2020年東京オリンピックに関連してより注目度が増すことも想定されます。参考:TowardandBeyondNTT「ホワイト企業に何となく関心が高い」「国内外の通信インフラをより発展させたい」「東京オリンピックに何らかの事業活動で携わってみたい」以上より、今回はこのような考えを少しでも抱いている就活生へ向けて、ホワイト企業群"NTTグループ"から内定を獲得するためのストラテジーとして、各社のインターンから内定を獲得するためのストラテジーをご提案します。各社同一年度で複数種類のインターンを開催していますが、今回取り上げるのは、①選考がある②文系・事務系志望の学生が参加可能③複数日開催(1dayではない)以上3つの条件を満たすものとなっています。まずは"NTTグループ"とは何かを知るunistyleでは過去にNTTグループ各社の社員へOB訪問をした就活生が執筆した記事で、NTTグループの概要について説明しています。(この記事の主旨はNTTグループの業界・企業研究ではなく、「グループ他社企業の社員へOB訪問をする意義」になります)参考:要点をまとめると、・連結子会社900社超。近年では通信とは全く関係のない分野まで幅広く事業を展開・新卒就活では毎年一定の人気を集めるものの、最上位とまではいかないレベルまずはこの2点を認識しておけば十分です。次に、主要企業について個別に見ていきます。今回紹介するのは全て、各項目の筆者が実際にインターン選考に参加し合格・もしくは本選考で内定を獲得した企業として実体験も含めた記述になります。(記載内容は18卒・19卒の内容に基づくものであり、20卒以降にも必ずしもこれが当てはまるとは言えません。)なお、グループ内における主要企業は、一般に以下のように分類されます。[主要5社]東日本電信電話(NTT東日本)・西日本電信電話(NTT西日本)・NTTドコモ・NTTコミュニケーションズ・NTTデータ[主要8社](主要5社に加え、)日本電信電話(持株)・NTTコムウェア・NTTファシリティーズ[主要10社](主要8社に加え、)NTT都市開発・NTTファイナンスこのうち日本電信電話(持株)については、例年ほぼ理系学生のみの採用となっているため今回は割愛します。NTT東日本:内容も優遇もオーソドックス。GD慣れがインターン攻略のカギ固定電話やフレッツ光を始め世間的な知名度も高いNTT東日本。※NTT西日本志望者もこちらを参照してください。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GD→参加[本選考]ES+Webテスト→個人面接(3回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)ご自身の『強み』について、そう思う具体的な経験や取組みを踏まえて教えてください。※具体的な経験や取組みは、学業や課外活動等、どのような内容でも結構です。(300文字以下)(2)NTT東日本のインターンシップに応募する目的と、参加するにあたっての目標について教えてください。(300文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)大学時代において、「これだけは誰にも負けない」と自負できる取り組みは何ですか?(100字以内)(2)上記取り組みにおいて、ご自身の主体的な行動や、工夫・苦労などについて教えてください。※主体的に行動したものであればどのような内容、結果でも結構です。またその結果は、成功でも失敗でも構いません。(300字以内)(3)NTT東日本というフィールドで、何を実現したいですか?(200字以内)インターン選考では、書類選考通過後に実施されるGDが最大の関門になります。インターン情報解禁から半年近く経過した時期に実施されるため、既に選考慣れが出来ている学生も多く、ある程度質の高い議論が要求されていると言えるでしょう。他社の選考や以下の記事にあるような能力向上に向けた取り組みをすることが、インターン参加に向けても求められます。参考:◎インターン内容近年の事務系のインターンは、ウインターの時期に4日間のプログラムが設けられています。インターン当日には、通信業界に紐づいた新規事業立案という、インターンではよくあるテーマが組み込まれていました。なお、3月には"5日目"と称して同タームの参加学生と再び交流する機会が設定されています。ウインターの時期に連続では無くあえて本選考解禁後に接触することで、学生のロイヤリティ―を高める意図が感じられます。◎本選考への優遇NTT東日本では、例年広報活動解禁日(18・19卒は3月1日)にプレエントリーするとリクルーターがつくことで知られています。インターンに参加していると、本選考のマイページをそのまま引き継げるほか、自動的にリクルーターがつくため有利に働くことが推測されます。一方、基本的に内定出しは選考活動解禁日(18卒・19卒は6月1日)以降になるため、インターンに参加していても面接が開始するまでしばらく待つ必要が出てきます。ちなみに、19卒ではインターン中に個別に1対1で社員からフィードバックを受ける機会があり、インターン中の取り組みはかなりチェックされていることを感じました。本選考対策に関しては以下の記事も参考にしてください。参考:NTTデータ:インターンルートでもかなり差がつく。学歴重視?国内最大手SIerとして、NTTグループ内でも抜群の人気度を誇るNTTデータ。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES→Webテスト→参加[本選考]ES+Webテスト→GD→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)NTTデータのインターンシップに応募した理由を教えてください。(200字以内)(2)今までの経験の中で、一番やりがいを感じた経験を教えてください。(200字以内)(3)あなたがチームで最も高い成果を上げた経験、役割とチームへ及ぼした影響を教えてください。(200字以内)(4)日常でおかしいと感じていることは何ですか?その内容を理由とともに教えてください。(200文字以内)【本選考ES】(19卒)(1)-1NTTデータでは求める人財像として、次の3つを定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものを選択してください。(考導力・変革力・共創力)(1)-2上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)(2)選択いただいたコースで、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(全角200文字以内)(3)-1あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、選択してください。(3)-2上記で選択された経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的に記入してください。(全角300文字以内)(4)-1今までの人生の中で一番苦労したことについて、選択してください。(4)-2上記で選択された苦労したことに対して、どのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。(全角300文字以内)NTTデータのESではインターン・本選考共通して"経験"、すなわち学生時代頑張ったことが複数尋ねられる点が特徴です。インターン参加者を見ても、学生時代に自身を持って取り組んだ何かを持っている学生が多く揃っていた印象がありました。特にインターンではGD・面接なしで書類のみでの選考となるため、各設問短い字数の中で他の学生よりも一歩抜けた回答を創り上げないと通過は難しいと考えられます。また、WebテストはESと同時では無く、ES通過者のみが受験可能となる点に注意が必要です。ES通過者でもこのWebテストで落ちている人は周囲に多い印象でした。本選考では過半数が学校推薦で採用され、インターンでも全体的に上位校の学生が多く集まっていたことから、学歴のスクリーニング要素が高い企業という推測も出来るでしょう。◎インターン内容上記フローを選考で辿うサマーインターンでは、課題解決を軸とした事業立案系のワークということで、内容自体はこれと言って特徴は感じられませんでした。先ほどのNTT東日本では、通信が絡んでいれば基本的に何でもOKに近いテーマでしたが、NTTデータでは同社の事例やビジネスモデルとの関連が比較的重視されている印象がありました。とは言えSIerやNTTデータに関する業務については初日に説明があり、テクニカルな知識についても参加において全く無くても問題ありません。◎本選考への優遇今回紹介した書類選考のみのインターンでは、参加者の中から選抜されて後日限定のイベントに招待されることがあります。こちらに参加出来れば高く評価されていることが想定され、本選考でも優位に働く可能性が高いと考えられます。限定イベントに参加出来なかった場合でも、学生によって早期選考に呼ばれる場合もあれば一般学生と全く同じスケジュールを組まれる場合もあるなど、優遇にはかなり差がつく企業と言えます。タームを多数(19卒ではサマーだけで6つ)設け、インターン参加者自体は数多く存在することから、採用側からすれば出来るだけ多くの学生と接点を持ち、インターンの現場で優秀な学生を発見し囲い込もうという意図が感じられました。そのため、こちらも参加出来ればそれでよしでは無く、インターン=選考の場と考え、レベルの高い学生の中で目をつけてもらえるような取り組みが求められると言えるでしょう。NTTドコモ:インターンの選考フローが特徴的。求める人材が明確NTTグループの中でも圧倒的な収益力を誇り、携帯端末で国内No.1の契約者数を誇るNTTドコモ。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GDまたはプレゼン→参加[本選考]ES+Webテスト→(GD)→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)ドコモに限らず、インターンシップに参加しようと考えた理由を教えてください。(150文字以内)(2)あなたの個性・長所を「漢字1文字」で自由に表現してください。(400文字以内)【本選考ES】(19卒)(1)学生時代にチャレンジしたエピソードを語ってください(成功・失敗問わず)(400字以内)(2)ドコモで叶えたい夢を教えてください(300字以内)「」でも述べた通り、NTTドコモではインターン選考のプレゼンテーションが特徴的なフローになっています。詳細については同記事を参照してください。過去の関連記事でも再三触れていますが、同社では毎年「挑戦心」「行動力」という採用キーワードを掲げており、各選考におけるアピールポイントが明確になっている点でやりやすさを感じるという意見もあるようです。この2つのキーワードを深く解釈し、もう一つの採用キーワードである「個性」をいかに示せるかがポイントになるでしょう。また、エントリーシートについては、少し前までは「ドコモはまだまだつまらない。あなたならどう面白くしますか?」「桃太郎の家来に4匹目がいるとしたら(などといったテーマから一つ選択)」など奇抜な内容が同社の特徴でしたが、18卒以降は上記のような比較的オーソドックスな内容に落ち着いています。◎インターン内容NTTドコモが今後注力するべき新規事業立案をするという、これまたよくあるビジコン形式の内容です。"個性"が採用キーワードになっていたり、プレゼンテーション等で自分を売り込む力に長けた学生が多く集まることから、活発な議論のもと他の学生に埋もれることなく、社員からの評価を得ることが肝心になります。◎本選考への優遇インターンの選考フローにGDが組み込まれていることもあり、参加者は本選考でGDが免除されます。また、インターン中のメンターの評価は本選考の優遇度にも影響するようで、NTTデータと同様に選考時期や面接の雰囲気(深堀りの難易度)は参加者内でも差がついているようでした。NTTコミュニケーションズ:志望動機が勝敗を分ける。最もボリュームのあるインターン◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→個人面接→参加[本選考]ES→(GD)→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)本インターンシップに参加する理由(400文字以下)(2)そのフィールドを選択する理由、そのフィールドに関わりのある経験がある場合はその内容も伏せて(400文字以下)(3)あなたがもっとも自分らしいと思う内容で自己PR(400文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)学生時代に特に頑張った経験について、最も力を入れた内容をご記入ください。(200文字以下)(2)当グループで挑戦したいことや夢/目標をご記入ください。(400文字以下)(3)その夢/目標を自分が実現できると思う理由をご記入ください。(400文字以下)NTTコミュニケーションズのESの特徴として、全体的に志望動機に関する設問が多いことが挙げられます。国際・長距離通信事業が主軸と言われても総合的な事業内容を理解するのがやや難しい企業であり、企業研究を深く行っている志望度の高い学生に受験して欲しいという考えが、ES設問・インターン日程から感じ取ることが出来ます。◎インターン内容本選考解禁前に例年多くのセミナーを開催しているNTTコミュニケーションズですが、メインとなるのは2月に「職場体験型インターン」と称して2週間近くに渡って実施されるインターンです。2月はウインターインターンの最盛期として他社も多く開催している時期であるため、このインターンに参加するということはそれなりの志望度がある学生がほとんどだと思われます。(企業側にも長期間拘束することで他社との関わりを減らし、志望度を高めてもらおうという意図が少なからずあると考えます)これまで紹介した各企業ではグループワーク形式の事業立案がほとんどでしたが、NTTコミュニケーションズではミーティングへの参加・提案資料の作成といった実務に近いプログラムが組み込まれていました。"机上の空論"では無く、実際の仕事内容を知るという意味でインターンに目的意識を持っている方には最も推奨したいインターンになっています。◎本選考への優遇二週間という長期間のインターンになりますが、参加したら即内定ということは無いようです。参加者は基本的に本選考のGDが免除、学生によっては面接の回数もカットになることもありました。志望度を重視する企業であるため、本選考に関連したイベントや面談には二つ返事で参加した方がいいでしょう。NTTコムウェア:インターン満足度No.1。フローの割に本選考への優遇が大きいNTTグループ向けのシステム開発を主な生業とするNTTコムウェア。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→参加[本選考]ES+Webテスト+テストセンター→リク面→(GD)→個人面接(2回)→内定【インターンES】(19卒)(1)NTTコムウェアを知ったきっかけとインターンシップに応募した理由を、あなたがインターンシップを通して得たいことを含めて、400字以内で記述してください。【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社で挑戦したいと考えていることを教えてください(400文字以内)(2)学生時代に一番こだわりを持って取り組んだ経験を記述してください(200文字以内)(3)好きなテーマを以下から選択し、そのテーマについて記述してください(200文字以内)事業内容が重なることからNTTデータと比較して見られることが多いNTTコムウェアですが、インターンのフローはESと"同時に"Webテストが課されるというタイミングこそ異なるものの、書類選考のみで参加可否が決定されるという点では共通しています。ESの内容は志望動機ですが、インターンのESで志望動機のみを尋ねてくる企業は珍しい印象です。本選考では19卒から設問が大きく変更され、自己PRが問われなくなった一方志望動機の比重が高まりました。◎インターン内容上記フローによる5dayのインターンは、夏に3日間・秋に2日間という形で分割されています。NTTデータと同様、SIerの業務に関連した事業立案がメインのグループワークになっています。「また同じか」という声も聞こえてきそうですが、同社のインターンは17卒の楽天みん就「インターンシップ参加学生が支持したランキング」で1位を獲得するなど、コンテンツの満足度がかなり高いインターンになっています。その要因の一つが、PM(プロジェクトマネージャー)と呼ばれるメンター社員のサポートにあると感じました。単純にサポートが「手厚い」というだけでは無く、報告の形式やそもそもの立ち位置など、学生によって有意義なものにするための工夫が随所に散りばめられている、参加価値が高いインターンだと感じました。◎本選考への優遇このインターンに参加すると、全員一律で本選考のGDが免除になるというかなり大きな優遇を受けることが出来ます。選考時期も一般学生と比較して早いスケジュールが組まれます。インターン中の取り組みの評価はそこまで持ち越されること無く、他社と比較すると一律の優遇度に近い印象がありました。さらに、ウインターの時期に開催される1dayのインターンに選考無しで参加できる点もメリットと言えます。しかしこれは、インターンに参加すれば(本来の)GDのフローまで自動的に進めるという意味では無く、インターン生の中でもES落ちしたというケースも報告されてはいます。いずれにせよ、インターン選考でGD・面接が無いのにも関わらず、本選考でGDがカットになるというのは非常に優遇度が高い企業と言えるでしょう。NTTファシリティーズ:優遇なし?「イベント」という名の選考に注意。◎選考概要【選考フロー】[インターン]GD→参加[本選考]ES+Webテスト→GD→個人面接(2回程度)→内定【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社でやりたいことを具体的に記入ください。(400字以内)(2)あなたの性格を自己分析し、その特徴を学校生活(勉強)や課外活動での具体的経験に基づいて説明してください。(400字以内)NTTファシリティーズのインターンでは、「プレイベント」と称して説明選考会の形でGDが課されます。(具体的に「GDを行う」ことは予告されませんでしたが、ここ2年は両方GDが課されました。)唯一のフローであるGDでは、積極性が求められると考えます。この項目の筆者の場合は、議論をリードする力が認められインターン参加に繋がりました。また1次面接の前に採用担当の方と話した際に、本選考のGDでも同様の力を認められたことを伝えられました。また、インターン当日においても積極的に発言する人が少なかったことから、積極的に議論をリードする姿勢が高く評価されると想定できます。(例えばデータやドコモと比較すると発言力に長けた学生が少なかったため、グループの中心的な立ち位置を確保するのはそれほど難しくない印象です。)◎インターン内容3日間のインターンで、1日目はNTTファシリティーズに関する説明・アイスブレイクを兼ねたポスター作り・翌日からのグループワークのためのインプットで、2・3日目がグループワークでした。グループワークはまちづくりを軸とした事業立案系のワークで、実在する地域を舞台としてNTTファシリティーズが実際に持っている技術を使って提案をする点が特徴的でした。◎本選考への優遇インターンの選考フローがGDのみということもあってか、インターン参加者と一般組で選考時期・選考フローで差も付きにくく、優遇はほぼないと考えられます。19卒ではインターン参加者は広報活動解禁前に座談会に招待されました。しかし、1時間半で企業の説明+座談会という簡単なもので、これ以外に特に接触はなく、インターン後の接触機会の少なさからも本選考への優遇はほぼないと考えられます。NTT都市開発:インターン選考のフローの多さと実務との"近さ"が特徴。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES→GD→個人面接→参加[本選考]ES→個人面接(3回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)あなたがNTT都市開発のインターンシップに参加したいと思う理由をご記入ください。(300文字以下)(2)あなたがアピールしたいことを具体的な経験を交えてご記入ください。(300文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社で挑戦したいと考えていることを教えてください。(400文字以内)(2)学生時代に一番こだわりを持って取り組んだ経験を記述してください。(200文字以内)(3)好きなテーマを以下から選択し、そのテーマについて記述してください。(200文字以内)NTT都市開発のインターン選考ではGDと面接が両方課され、今回紹介する企業の中では最も突破すべきフローの数が多い企業となっています。特にGDが鬼門のようで、周囲の学生の多くがここで落とされていました。また、そもそもの実施時期が2月ということもあり、GDや面接経験を積んでいる学生の割合も増えてきているため、何となくのデベロッパー志望の学生が受験しても全く勝負できずに終わることになるでしょう。◎インターン内容インターン参加者は、事業テーマごとに5つ程度の配属部署に分けられます。この部署はエントリーの段階で希望を出し、面接でも「なぜその部署を志望したか」について問われることになります。内容自体はその部署のプロジェクトに関連したグループワークですが、大教室に多くの学生が詰め込まれる他社のインターンとは異なり、実際に社員が働いているフロアでワークを進めることになります。そのため、疑問点があればすぐに現場社員へ質問するなどして、常に実際の業務との繋がりを考えながら取り組める点が大きな特徴になっています。実際に部署で関わる学生も各6名程度と非常に少ない中で多くの社員と交流をはかれるため、企業説明会や採用HPで得られるような情報のインプットに終始することなく、「デベロッパー業界で働くとはどういうことか」について現場視点で理解を深めることが出来ます。この点、充実したコンテンツが組み込まれたインターンだと他社と比較しても感じました。◎本選考への優遇内定直結には至らないものの、人数が少ないこともありインターン参加者には早期選考スケジュールが組まれています。インターンの段階でかなり絞り込まれるとは言え、本選考の採用人数も毎年30名程度とグループ10社では最も少ないため、自己分析等の精度はもう一段階高めておくべきでしょう。NTTファイナンス:昨年度からGDが追加。基準不明の「招待枠」の存在ありNTTグループの金融事業従事者として、ビリング・リース・カードなど幅広い事業を展開するNTTファイナンス◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GD→参加※招待枠あり[本選考]ES+(テストセンター)→(GD)→集団面接→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)学生時代に注力したことをご記入ください。(300字以内)(2)今回のインターンシップで活かしたい自分の強みをご記入ください。(150字以内)【本選考ES】(19卒)(1)ご自身の長所をご記入下さい。(30字以内)(2)ご自身の短所をご記入下さい。(30字以内)(3)志望動機をご記入ください。(200字以内)(4)学生時代に注力したことをご記入ください。(400字以内)NTTファイナンスでは19卒からインターン・本選考共にGDのフローが追加されました。選考自体にこれと言った特徴はありませんが、上記フローに加え「招待」という形で実質的な選考が無いまま参加出来るというタームが一つ用意されていました。本項目の筆者は大学近くのカフェで開催されていた交流会に参加したことが招待に寄与したようですが、そうで無くても招待案内が来た同じ大学の友人はおり、選考基準は全くの不明です。企業と接点する機会を見つけたら参加してみると、選考なしでインターン参加の座を掴めるかもしれません。◎インターン内容3日間のインターンで、1日目がリース業界やNTTファイナンスの変遷に関するインプット中心、2・3日目がグループワークでした。グループワークの内容は「NTTファイナンスが取り組む海外新規事業を考える」という事業立案系のワークで、各班に1人メンターがつく以外は特に変わったことはありませんでした。ワークの途中にグループファイナンス部門とグローバル部門の方の講演があり、各部門の理解を深めることができます。総じて「グループワークでリースについて知ってもらい、その他のコンテンツでNTTファイナンスを知ってもらう」という内容のインターンとまとめられます。◎本選考への優遇インターンに参加していると、一般組と比べて選考時期が1か月程度早くなることに加えてGDが免除され、かなり有利に働きます。また、インターン選考の際に提出したWebテスティングサービスの結果をそのまま使い回せ、実質テストセンターを受験する必要が無くなることもメリットと言えるでしょう。インターン後の接触も多く、インターン中の取り組みについてフィードバックを受けるフィードバック面談や、現場で働く職員の方と1対1や1対2(学生2人)で会話することができる社員質問会に招待されます。また、説明会もインターン参加者限定のものに招待されます。おまけ:「ホワイト企業だから」を軸とした"NTTローラー"はアリか?ここまでの内容を総括すると、NTT主要10社では全体的にインターンに参加することで本選考で有利に働く企業が多いことがわかると思いますNTTグループを志望する学生には「ホワイト企業」という軸を設定している人も多く、「NTTグループ主要企業をひたすら受けてホワイト企業から内定を貰おう」という”NTTローラー”を実施する人も一定数いる気がしています。この姿勢には、良い面・悪い面両方があると考えています。NTTローラーのメリット:「チームNTT」の自覚と事業領域の共通性今回取り上げたようなグループ企業は、それぞれあくまで別の法人である以上、各企業はそれぞれにとっての利益を追求することになります。しかし一方で、社員の多くが自分の所属企業だけでなく、「NTTグループの」社員としての自覚を持ちながら業務に励んでいることも事実だと思っています。実際、NTTコムウェアからNTTファイナンスへ異動した社員は冒頭で触れた記事で以下のように述べています。この方曰く、グループへの貢献の仕方が変わっただけであり、他へ移ったとしても自分がグループの一員であることには変わりなく、逆に違った角度からに携わることができて働くうえでもプラスになったとのことでした。参考:例えばファイナンスの近年の代表的な取り組みであるおまとめ請求。ドコモの携帯・東西の固定電話・コミュニケーションズのインターネットなどの請求を一括化するビリングサービスですが、これはファイナンス自体の利益よりも、NTTグループ全体としての業務効率化・コスト削減に寄与した面が大きかったと言われています。出向先であるコムウェアが多くを請け負うグループ内の取引は、コムウェアの売上=東西を始めとした他社のコストとなり、連結会計的には資産の移動に過ぎません。それでも「意味がない」で片づけることなく、というグループを支えている自覚が多くの社員にはあると、これまで多くの方から話を伺い感じてきました。こういった中、グループ内で多くの企業に目を向けることはグループを包括的に捉えることに繋がり、選考にプラスに働くことも多いと思っています。また、近年グループでは多くの企業で””がキーワードになっており、事業内容も重なる点が多くなってきている印象があります。例えば同じ「働き方改革」というキーワードを取ってみても、各社さまざまな切り口から近しい事例を展開していることが読み取れるでしょう。参考:生産性向上で「働き方改革」(東日本)NTT高解像データを扱う建設、製造、医療業界などの働き方改革を支援(データ)NTTドコモと実現する「働き方改革」コムウェアの働き方改革NTT「働き方改革」のヒントはスマートビルディングにあった(ファシリティーズ)NTTこのように、東西=固定電話・ドコモ=携帯電話のような完全な住み分けはなされず共通性が高まった昨今において、複数のグループ他社の選考を受けることは一定の効果を発揮すると言えるでしょう。NTTローラーの注意点:「ホワイト企業」の定義とリスク回避思考の甘さ一方、「ホワイト企業」を軸に企業を選定する場合は、自分なりの”ホワイト”の定義についてしっかりと向き合っておくべきだと考えています。例えば、「若手の意見でも筋が通っていれば採用される風通しの良い社風」をホワイト企業の条件とみなした場合、典型的な大企業で一社時代のベテラン層も抱えるグループ各社においては、それが満たされない可能性は十分あると思われます。また、創業者樋口が取り上げていた記事の通り、「ホワイト企業に入りたい」という考え方の多くは「ブラック企業は嫌だ」というリスク回避的な思考に基づき、結果的にホワイト企業からの内定を勝ち取ることが出来ないケースに繋がりやすいという考え方も存在しています。これ非常に面白かった。ブラック企業に入社してしまう人の傾向として、①リスク回避型である、②自己肯定感が低い、③一方で自尊心は強いという傾向がありそうとのこと。リターンの最大化よりもリスクの最小化を志向した結果、皮肉なことにブラック企業に入ってしまう。https://t.co/VNQRvrOmoB—KotaroHiguchi(@happytarou0228)2018年5月10日また、そもそもホワイト云々の待遇の話は企業から「与えられるもの」に過ぎず、「自社の利益に貢献できる人材」を選定する採用側からすれば、ホワイトな環境目当てでエントリーしてくる学生は好ましくは思わないでしょう。ホワイトかどうかはあくまで自分の心の中の一つの軸として、採用側にも納得感を示せるような経験に紐づく筋の通った軸を設定しないと、結果として自らの満足のいく内定先を確保できない可能性が高まります。両者より、「NTTローラーは選考上プラスに働く面も大きいが、『ホワイトそうだから』という一辺倒の考え方は、内定獲得を遠ざける」とまとめることが出来ます。是非、今後インターンや本選考でエントリーをする際の一つの参考にしていただければと思います。「ローラーは選考上プラスに働く面も大きいが、『ホワイトそうだから』という一辺倒の考え方は、内定獲得を遠ざける」最後に「就活は情報戦」という言葉をしばしば耳にしますが、今回の「本選考へ優遇があるか」といった話は今後のインターン選びにおいても特に重要な情報となります。unistyleでは今後も就職活動生の皆さんに有益な情報を数多く提供していきますので、是非アンテナ高く活用してご自身の就職活動に役立てていただければと思います。 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【例文9選】ガクチカで研究をアピールする書き方のポイントは3つ! 【例文9選】ガクチカで研究をアピールする書き方のポイントは3つ! この記事でわかること研究経験をテーマにしたガクチカの書き方研究経験のガクチカの例文9選(場面・強み別)研究経験のガクチカに関するよくある質問この記事は「ガクチカ例文×研究」の"詳細"を解説しています。ガクチカ例文の全体像(エピソード別23選・文字数別12選)は、以下の「ガクチカ例文完全版」をご覧ください。▶︎▼目次クリックで展開本記事の構成企業がガクチカを聞く意図とは研究経験をテーマにするメリット研究経験をテーマにする際のポイント研究経験をテーマにしたガクチカの書き方研究経験(研究室・ゼミ)の場面・強み別ガクチカ例文9選(1)研究成果をアピールする例文(2)研究途中の例文(3)具体的な研究成果がない例文(4)理系院生が研究成果をアピールする例文(5)文系学生が研究成果をアピールする例(6)主体性をアピールする例文(7)計画性をアピールする例文(8)リーダーシップをアピールする例文(9)協調性をアピールする例文ガクチカを研究経験にする際によくある質問研究成果がない場合はどうするべきか専攻分野とは別の業界でもガクチカで研究内容についてアピールできるのか文系学生でも研究(ゼミ)の内容をガクチカとして使って良いのか理系学生・理系院生向け就活用LINEオープンチャットを紹介最後に企業がガクチカを聞く意図とは「なぜエントリーシート(ES)や面接では高頻度でガクチカを聞かれるのか?」と疑問を抱く就活生も多いのではないでしょうか。その理由は大きく分けて以下の3つです。モチベーションの源泉や価値観を知るため経験や経験から学んだことを知るため自社に合う・マッチする人材かどうか知るためガクチカの書き方を学ぶ前に、先に企業がガクチカを聞く意図を把握しておくことで、書き方の理解度を高めることができます。研究経験をテーマにするメリット次に、研究経験(研究室)をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介します。ガクチカにおける目標や目的を明確化しやすい面接官の興味・関心を惹きやすい業界・企業・職種の志望動機と直結するガクチカにおける目標や目的を明確化しやすい一つ目は活動における目標や目的が明確化しやすいことが挙げられます。一般的に、研究活動では卒業論文や学会発表などが課せられており、それを集大成とする就活生も多いのではないでしょうか。研究活動ならば、「目標(卒業論文の完成や学会での発表)を成し遂げるため、~のような困難を乗り越えた」などといったストーリーを立てやすいでしょう。面接官の興味・関心を惹きやすい二つ目は面接官の興味・関心を惹きやすいことが挙げられます。面接官が研究内容に関して専門的な知見を有しているケースはあまりありません。そのため、面接官にとってはその研究内容を新鮮に感じ、知的好奇心を刺激する可能性が高いと言えます。研究活動のエピソードを用いることで、学業に真面目に取り組んできたことを印象づけることができ、且つ研究内容も千差万別であるため、興味・関心を惹きやすい側面があります。業界・企業・職種の志望動機と直結する自身の研究内容を活かすことのできる「業界・企業・職種」を志望する方もいると思います。そういった方であれば、「研究での学びを活かして働きたい・●●職は専門分野です」などと志望動機に根拠を持たせることができます。"研究内容を仕事でも活かしたい"と考えている就活生であれば、ガクチカで研究活動をアピールすることは最適でしょう。研究経験をテーマにする際のポイント研究経験をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介しましたが、「用いる際の注意点とポイント」もあります。5W1Hを意識する企業が求める人物像を意識する企業での活かし方を述べる5W1Hを意識する一つ目は5W1Hを意識することです。研究内容をただ述べているだけでは大きなアピールにはなりません。特に"What(何を)・Why(なぜ)・How(どのように)"を意識して、「研究の何に興味を持ったのか」「何ををどのように頑張ったのか」を具体的に伝えることができれば充分なアピールになるでしょう。企業が求める人物像を意識する研究経験を考える際に必ず念頭に置いて欲しいのは"志望企業が求めている人物像を意識してアピールすること"です。仮に素晴らしい実績・エピソードを持っていたとしても、その経験や培ったものを企業が求めていなければ高い評価を得ることは難しいでしょう。企業が求める人物像は、企業の採用HPから把握することができます。もっとも単純且つオーソドックスな方法になりますが、各社の採用HPは必ずチェックしておきましょう。企業での活かし方を述べるここがガクチカでの最重要ポイントです。その企業の仕事内容をしっかりと理解した上で、研究経験が入社後にどのように活かされるのかを提示しましょう。ガクチカの最後に「その企業での仕事内容」と「これまでに培ってきた経験から得られた強み」が結びついていることを示し、あなたがその企業にとって「採用すべき人材」であることを証明しましょう。研究経験をテーマにしたガクチカの書き方ガクチカのフレームワークは以下の通りです。この6ステップに当てはめれば、誰でも論理的で伝わりやすいガクチカを書くことが出来ると思います。「学生時代に最も打ち込んだこと(ガクチカ)」の書き方(フレームワーク)1.結論(何に取り組んだのか?)2.動機(なぜ取り組んだのか?)3.目標と困難(どんな目標を掲げ、課題は何だったのか?)4.取組みと結果(どう取組み、結果はどうだったのか?)5.人柄(どのような性格が活かされたのか?)6.学び(何を学び、社会でどう活かすのか?)上記のフレームワークを用いるのが、基本的な書き方です。各ステップで記載する内容も重要なため、詳しいガクチカの書き方を確認しておきましょう。研究経験(研究室・ゼミ)の場面・強み別ガクチカ例文9選ここからは、unistyleに寄稿されたESの中から以下の9つを抜粋し、場面・強み別に紹介していきます。(1)研究成果をアピールする例文(2)研究途中の例文(3)具体的な研究成果がない例文(4)理系院生が研究成果をアピールする例文(5)文系学生が研究成果をアピールする例(6)主体性をアピールする例文(7)計画性をアピールする例文(8)リーダーシップをアピールする例文(9)協調性をアピールする例文(1)研究成果をアピールする例文貴方が過去、努力して達成したと思うことは何ですか?(研究についてでも、それ以外でも構いません。貴方の取った行動が判るようにお書きください。)(300文字)研究活動において実験設計に尽力し、学術雑誌論文の出版を達成した。私は○○を実装した○○の○○をトピックにした学術雑誌論文出版を目標とし、○○のスケールが○○に及ぼす影響を調査した。しかし、この結果は汎用性に欠けており、学術雑誌論文出版には不十分であった。そこで私は、万能な設計指針を示したいという思いから、これまでの結果を多元的に分析した。そして、○○が○○する際の○○を○○ことを狙いとして○○する設計を○○に組み込んだ。その結果、○○の○○の大幅な向上に成功し、学術雑誌論文の出版が叶った。選考通過者本選考ES:24卒富士フイルム(技術系総合職)富士フイルムの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(2)研究途中の例文学生生活において、もっとも力を入れて取り組んだ学問・研究テーマは何ですか。また、その内容について具体的に入力してください。(学問・研究テーマ:100文字以内内容:500文字以内)<学問・研究テーマ>〇〇の〇〇並びに〇〇に関する実験的研究という研究テーマで、〇〇との共同研究に最も力を入れて取り組みました。<内容>流体分野の航空機エンジンの性能向上、騒音低減を目的とした実験的研究を行っています。〇〇などの〇〇での運用時、〇〇がエンジン内に取り込まれることがあります。〇〇が取り込まれると〇〇の流れが乱れ、〇〇が大きくなるほか、〇〇性能を悪化させます。私はこの〇〇のメカニズムの解明を目的とした研究を進めており、これまで〇〇を使用した〇〇を作成し、〇〇によって生じる〇〇を可視化し、〇〇の挙動を画像により記録することに成功しました。また、〇〇を設置した場合と〇〇のない場合のそれぞれについて、〇〇の〇〇で生じる騒音を計測し、比較を行い騒音の増大を確認しました。今後は粒子画像流速測定法(PIV)という計測方法を用い、流れの中に混入した粒子にレーザー光を当ててカメラで時間的に連続撮影し、得られた粒子画像から〇〇の速度成分を得るという手法を試みます。これにより、より鮮明な〇〇の画像を捉えるとともに、〇〇の挙動をより詳しく調べることを目指します。私の研究は〇〇での乱れを最小限にし、軽量かつ燃費に優れたエンジンの開発に貢献できると考えております。その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか。(300文字以内)本研究では先行文献が少なく、前例の無い中で装置を1から製作しました。最初は〇〇を○○するといった簡単な実験から始めました。ところが〇〇により得たい結果が得られなかったため、私の意見を出した上で共同研究先の職員の方と話し合って孔の形を工夫したり、〇〇から〇〇に変えたりといった意見を引き出し、改良を重ねたことでようやく得たい結果を得ることが出来ました。このように何もない所から仮説を立てて検証する作業を繰り返すこと、他の方の知恵をお借りしながらアイデアを生み出し、形にしていくこと、諦めることなく常に得たい結果を追求し続ける姿勢を学びました。選考通過者本選考ES:23卒本田技研工業(技術系)本田技研工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(3)具体的な研究成果がない例文学生時代に力を入れたこと(400字)私は学生時代、3学部横断型ゼミナールの活動に最も注力しました。3学部横断型ゼミナールは研究分野や学年が異なる学生と共に担当企業様のCSR報告書を作成するものです。当初は、互いが「経済学部は数字に強いであろう」といった学部のイメージによって個人を見ていました。私は、先入観を抱いていると個々の力を最大限に発揮することができないと考え、先入観で分担した仕事を全く別のものに組み直すことを提案しました。この策は相手を理解するという意味で、相手の視点に立つということが有意義であること、そして仕事を別のものに組み直すことで、個性が見えると考えたからです。その後了承を得て実行すると、互いの先入観が打破され1人1人の長所を活かし、短所を補えるチームに変化しました。この経験は社会人になってからも、会社という組織に所属する一人一人が最大限の力を発揮できる環境を整える力として、活かすことが出来ると考えています。選考通過者本選考ES:21卒明治安田生命(営業事務職)明治安田生命の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(4)理系院生が研究成果をアピールする例文あなたが大学入学後、最も力を入れて取り組んだことについて教えてください。特に「取り組んだ理由」「難しかった点とその原因」「自分なりに創意工夫した点」を重点的に教えてください。(400文字以内)修士1年の9月に行った学会発表だ。私は学部4年の5月には教授と研究内容の話し合いをし、測定を始めていた。その結果、修士1年という早い時期に研究成果が認められ、自分の現状の実力を試すためにも学会に出た。しかし、測定や解析を中心に行っていたために、学会発表において物理的な理解の不足を感じた。その解決策として、論文を読み込み、教授と多くのコミュニケーションをとることにした。私の研究の先行研究の論文を何度も読み返した。そして疑問点を自分の考えを踏まえながら教授に相談した。色々な専門知識も教えてもらい、知見を深めることができた。また、教授に深堀してもらい、研究のモチベーションや意義の理解も深まったと感じている。教授との発表練習をたくさんこなしたかいもあり、ポスター発表当日は多くの人と議論でき、私の研究のモチベーションがさらに上がった。この経験から、私は素直に人に相談することの大切さを学んだ。選考通過者本選考ES:24卒野村総合研究所(テクニカルエンジニア)野村総合研究所の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(5)文系学生が研究成果をアピールする例文学生時代に力をいれたことを教えて下さい。ゼミ活動の中で【信頼関係を構築し、自分の役割を果たす】ことです。私の統率力が買われ、チーム5名を率いるリーダーに任命されました。学外研究発表会では、6ゼミナール12チーム中1位を獲得しました。上記(設問1)でお答え頂いた取り組みの中で、苦労したことや克服したこと、そこから得たものを教えて下さい。苦労したことは、チームメンバーと初対面ですぐに研究に取り掛かったので中々話し合いが進まなかったことです。そこで、腹を割った討論ができる信頼関係の構築が必要だと考えたため、①誰よりも熱心に研究に取り組む姿勢を示す②自分の弱さ(苦手なこと)をオープンにすることを実行しました。団結力を高める土台作りを行い、全員の目標に対する熱意が一致したことを実感しました。さらに、適性に応じて得意分野を役割分担しました。それぞれが自信を持って取り組み、お互いに尊敬して仕事を任せられた結果、効果的なチームマネジメントの実現ができました。発表会では、真剣に研究に向き合ったことが良く伝わったと他大学の教授から評価を頂きました。その際、分析成果だけではなく、努力してきた過程を見て評価して頂けたことにやりがいを覚えました。以上のことから、目標達成のためには、信頼関係を構築し、自分の役割を完遂することが大切だと学びました。選考通過者本選考ES:21卒三井住友銀行(SMBC)三井住友銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(6)主体性をアピールする例文あなたが学生時代に最も⼒を入れて取り組んだテーマを記述してください。(50文字以内)研究室で初の研究内容に挑戦し、研究目標を達成するために毎日の実験計画を立てて着実に研究を進めたこと。上記のテーマの中で、発生した問題や設定した課題について具体的に記述してください。(250文字以下)分析機器の故障により実験が進められなくなったことがある。研究室の分析機器を他の研究室の方が使用中に、測定不能の故障が生じてしまった。当研究室の教授や使用者本人と相談しながら原因特定を試みたものの、一向に解決しない状況だった。また、研究室にその機械を使う人は私以外におらず、説明書の解読を通して機器の詳細を理解することに努めたが、自分の力だけで理解することに限界を感じた。様々な方法を試してもなかなか解決できない状況と、実験計画が崩れ、研究が思うように進められなくなったことに焦りと歯痒さを感じた。その課題を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(500文字以下)故障の原因が特定できない要因に、自身の知識不足があると考えた。当初は、教授の指示に従い、理解をしないまま分析機器の分解や洗浄などを行なってしまっていた。そこで、少しでも早く解決に導くため自ら専門知識をつけて解決方法を考案する必要性を強く感じ、以下の2点に取り組んだ。1点目は、セミナーに参加したことだ。自身の力だけで原理を理解することに限界を感じ、インターネットで分析機器に関するセミナーを探し、参加した。セミナーを通して測定原理の理解を深め、故障の原因とその対策を特定することを試みた。2点目は、セミナーの講師の方に質問表を送付したことだ。講師の方に分析機器の詳細について質問し、頂いた回答の内容から複数の対処法を考え、リストアップした。その後、教授と使用者の方に自ら対処法を提案し、協力しながら実行した。その結果、装置の測定機能を回復させることができた。さらに、自身の使用機器に対する理解が深まり、研究において分析結果の解析から以前よりも深く考察できるようになった。この経験から、問題に対して常に当事者意識を持ち、解決に向けて主体的に取り組むことの大切さを学んだ。選考通過者本選考ES:23卒味の素(研究開発)味の素の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(7)計画性をアピールする例文学生時代に最も力を注がれた事について、その動機、過程などを含めて教えて下さい。(300文字以内)私は、学部4年次に2ケ月で研究成果をまとめ、学会発表を行った。通常、研究テーマ決定後は先行研究やプログラミングを学ぶ。しかし、飛躍的に成長したいという思いから外部の研究者との議論を通じて多角的な視点を養いたいと考えた。この挑戦には準備期間が2ヶ月しかなく、期末課題と時期が重なっているという課題があった。そこで、時間を効率的に使うために2つの施策を考え実行した。(1)2ヶ月間の長期と数日毎の短期に分けて実験計画を組み立てた。(2)移動時間や研究の待ち時間など、隙間時間を活用し,課題に取り組んだ。この経験から、課題解決に向けた的確な計画性と、困難にも果敢に挑戦する行動力を養うことができた。本選考ES:25卒農林中央金庫(総合職・IT)農林中央金庫の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(8)リーダーシップをアピールする例文あなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)昨年、所属するゼミのゼミ内研究発表会で、私のチームを優勝に導いたことだ。ゼミ内発表会とは、ゼミに所属する3回生が3つのグループに分かれてそれぞれが個別に決めたテーマに沿って分析し、その結果や考察を教授と上回生に発表する会である。私たちの班はすぐにテーマを決定し、分析を始めたが、昨年のゼミは全てオンラインだったこともあり、思うように研究を進めることが出来なかった。何より研究時間の確保に苦戦し、班内にはその研究へのこだわりを捨て、簡単に終わらせようという雰囲気が流れ始めたのを感じた。私は決めたことをやり遂げることに意味があると考え、班員の意識を変えたいと思った。私は班員の意識を研究に向け直すべく、研究時間の確保に取り組んだ。具体的には、班員全員にスケジュールの共有を促し、シフトを割り当てて研究を進めた。結果として、本来のテーマを簡素化することなくやり遂げることができ、また優勝することができた。選考通過者本選考ES:22卒アビームコンサルティング(経営コンサルタント)アビームコンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら(9)協調性をアピールする例文あなたが学生時代に最も力を注いだことは何ですか?また、その経験の中で一番苦労したことと、それをどう乗り越えたかについて教えてください。800文字以下勉学です。私は高校時代から○○と○○に興味がありました。そこで、○○を扱う○○を学ぶことが出来る「○○研究室」を志望し、現在所属しています。入学当初は○○学科では必須科目の○○や○○が得意ではなく、成績でも平均以下を取ってしまったことでそれらの科目に苦手意識を持ちました。そこで克服するため大学に設置されている【○○】を放課後毎日利用しました。○○は学科や学年、教授や生徒など様々な垣根を越えて自由に人が集まり、各々が持った疑問や課題について話し合うことで解決していく場です。私はここで教授や先輩、一緒に参加した友人と共に勉学に勤しみました。自分の課題や相談だけでは無く、時には理解した内容を用いて友人や後輩の課題解決を手伝うことで、より知識が定着しました。また、自ら研究室に伺い教授に疑問点を積極的に質問し意欲的に学びました。当初は成果がすぐに出ず、何時間もかけて勉強した試験で不合格を取った際には心が折れかけましたが、共に勉強している友人、先輩、教授の存在に支えられ再発起することができました。そしてこの日を境に○○での勉強に加え、必ず毎日一問は問題を解く、間違った問題は放置せず理解できるまで挑戦する、帰り道の隙間時間にも復習する、など地道に続けました。結果徐々に順位が上がり、専門性が求められる3年生の成績で上位の成績を収めることができ、物理や数学への苦手意識を克服することが出来ました。さらに、友人も上位の成績を収め、周囲と切磋琢磨しながら結果を出すことができました。この経験から、周囲と共に支え合うこと、そして諦めずひたむきに努力し続けることの大切さを学びました。貴社でも周囲を巻き込みながら結果を出し、何か壁にぶつかったとしても諦めずに乗り越えていきたいと考えています。選考通過者本選考ES:22卒森永乳業(生産技術)森永乳業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらガクチカを研究経験にする際によくある質問理系学生・理系院生向け就活用LINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に理系学生・理系院生向けグループでは、選考や企業に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。最後に本記事では、多くの就活生(理系学生)がガクチカのエピソードとして用いる"研究経験(研究室・ゼミ)のアピール方法"を解説しました。研究経験(研究室・ゼミ)をガクチカのエピソードとして用いる就活生は他の就活生と差別化を図るのが難しく、それゆえに適切なアピール方法を理解しておく必要性があります。本記事の内容を参考にし、自身の研究活動(研究室・ゼミ)のエピソードを魅力的にアピールしていただければと思います。また、研究と似た経験であるゼミ活動のガクチカについて是非確認してみてください。ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選 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unistyle監修者 有馬恵里子さん unistyle監修者 有馬恵里子さん このページではunistyle記事の監修者のプロフィールをお一人ずつ掲載しております。unistyleの記事は、人事採用やキャリアコンサルティングなど、就活関連の幅広い経験を持つ方々に監修をしていただいております。監修記事や監修者からのメッセージを、ぜひ就職活動の参考にしてみてください。有馬恵里子さん・名前:有馬恵里子さん・資格:国家資格キャリアコンサルタント2016年登録特定非営利活動法人日本キャリア開発協会認定CDA2013年取得プロティアン認定ファシリテーターサンゴクエスト認定ファシリテーター認定ストレングスカウンセラー®メンタルヘルスマネジメント検定2種・所属:NCHarmony・SNS/HP:└instagram:https://www.instagram.com/eli_career/└note:https://note.com/eli_career/└HP:https://ncharmony.studio.site/・プロフィール新卒で某大手人材紹介会社に入社し、キャリアアドバイザーとして個人の転職支援を行う。その後、通信会社の購買事務職、IT企業での新卒・中途採用責任者を経て1社目へ再入社。キャリアアドバイザーとして主に若者と女性の就労支援・キャリア支援に従事。人材系ベンチャー企業の第二創業期メンバーとして営業等に従事した後、2022年からキャリアコンサルタントとして独立し、個人向けのキャリア支援と企業の採用支援の2軸で活動中。・就活生のみなさんへ一言変化が激しく、選択肢も多い現代においては、自分で自分のキャリアのオーナーシップをとることが大切です。自分自身を良く知り、外部環境との接点を見つけていくことで変化を楽しみ、自分のものにしていくことができます。キャリアの主人公は他の誰でもなくあなた自身です。内定をゴールに見据えた就職活動ではなく、これから長く続く社会人人生のスタートを切るための助走期間として、就職活動をぜひ有意義に進めてください。有馬恵里子さんが監修した記事一覧他のunistyle監修者は以下から確認できます。 2,005 views
面接|内定者が語る!深掘りに対応できる「正直」な面接とは 面接|内定者が語る!深掘りに対応できる「正直」な面接とは こんにちは、16卒の慶應生です。先日、「入社難度が比較的高い素材メーカー」の面接を受けてきました。そこでの面接は、40分間就職活動の軸や志望動機のみを深堀りしてくるスタイルでした。私は事前に、先輩や就職サイトから面接の内容をざっくり知ることができ、自分なりに準備をしていったのですが、あまりの深堀りに、面接中に答えられない時間や少し考えさせて頂く時間をとってもらう程でした。しかし、自分なりに考えて答え、わからない質問などには正直に答えることで通過することが出来ました。本日はそのことについて書きたいと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・質問1:「就職活動の軸は?」・質問2:「志望企業は?」・最後に質問1:「就職活動の軸は?」通常の面接だとアイスブレイクのようなものがあると思うのですが、時間がないという理由で自己紹介もないままいきなりこの質問がきました。自分は学生時代の経験にやりがいがあり、その経験に繋がる軸を用意していました。学生「1点目は若手から大きな仕事を任される企業です。2点目は様々な人々と関われる企業です。3点目はグローバルな環境の企業です。」というように答えたところ、1点目の軸に対して面接官からは面接官「若手って何年目までのこと?」「大きな仕事って具体的には何?」「若手の時に1人で中くらいの仕事をするのか、中堅の時に大きな仕事をするのかでも前者が良いの?」「大きな仕事が任されないと嫌なの?」というような質問が返ってきました。他の軸に対しても同様な質問をされました。答えを準備しており、容易に答えられた質問もあったのですが、質問の多くは準備していないものばかりでした。自分の発言の一語一語には責任を持って、発言をしないといけないと痛感しました。就職活動の軸が学生時代の経験に繋がっているものなので、ある程度の質問や突っ込みにも対応できると思っていたのですが甘かったです。仕事においての具体的なイメージがわかず、「学生時代に◯◯な経験をしたので、仕事でも△△のように働きたいです」と繋げて逃げようとしたのですが、学生時代の経験は言わなくて良いから、質問に対して端的に答えてと言われました。就活生は「若手のうちから裁量がある仕事がいい」などイメージしないままに雰囲気やこう答えておけば評価されるだろうと深く考えずに答えてしまっており、そういった不誠実な態度を見透かされて面接官に聞かれてしまうのだと思います。自分が発した言葉の一つ一つに責任を持ち、定義を考えておくことは仕事においても求められることなのではないかと感じました。こういった質問の場合は、5年目までに1人でも海外に出て仕事が出来るようになるや、OB訪問させて頂いた貴社の◯◯さんのようになっていたいといった形で答える必要があるように感じました。働くイメージや具体的にどのように働くかは、私たち就活生にとってわかりにくいですが、本当に志望している企業だと深く考えていく必要があると思いました。質問2:「志望企業は?」次に上記の就職活動の軸を踏まえて、第1志望から第5志望までを教えてと聞かれました。私は、「第一志望は御社と◯◯会社で優劣がつけられません。」というように答えました。本来は、御社が第一志望です!!と答えるべきだったのですが、上記の軸の質問で面接官からの深堀に対して、あいまいな答えの部分があり、自信をもって御社が1位で他の企業だとダメなのです!!と言える自信がなく上記の回答をしました。私は2つの軸に関しては、きちんと私なりに説明出来たのですが、1つの軸があいまいな回答しかできませんでした。1つの軸があいまいであった為に受けた企業と◯◯会社で、差別化が出来ませんでした。面接をした後日、電話で面接官の方からフィードバックを頂いたのですが、その時に、「君は質問に対して正直だったのが良かったよ。けっこう正直に答えられない就活生はたくさんいて、上記の質問だとほとんどの学生はうちを第一志望ですと言ってくれる。本当に働く会社が他の企業ではなくうちの会社でないとダメだと、きちんと説明出来たり、面接官を納得させることが出来る学生は当然通すけど、ほとんどの学生はうちが1位である理由も言えていないのに第一志望ですと言ってくるから、落とす。君はうちを第一志望ではなく第一志望群という表現だったけど、それを正直に言ってくれたから評価したよ。これからさらに深く自己分析をして、本当にうちの会社が第一志望だと思えるようになったら、是非一緒に働きたいね」と言っていただきました。最後にこの面接を通して、自分の発言一語一語には責任を持たなければならない。質問に対しては正直に答えなければならないということを学びました。自分の想いを熱意や気持ちで伝えるのは重要ですが、それだけではダメなのだと思いました。本当に行きたい企業なら、徹底的に準備し臨まなければならないと感じました。外部サイト面接練習は必要?具体的な方法や意識するべきポイントを解説 75,236 views

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